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早川さん

大学院生です。

出没地
趣味 音楽鑑賞、読書。
職業
性別 男性
将来の夢
座右の銘

投稿済みの記事一覧

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芸術って何?

18/07/15 コメント:0件 早川 閲覧数:25

 僕はふと頭の中で芸術家になろうと考えた。何がいいだろう。小説家、映画監督、音楽家、画家。
 頭に浮かぶのはそれくらいで、なんとなく映画監督になろうと思った。なにより、映画が一番面白いと思ったからだ。

「ねえ、映画作ってみない?」
 僕は大学の友達に話しかけた。
「映画? 俺達で? そんなの無理だよ」
 彼はそう言った。
 彼は僕と話している時もゲームに・・・

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作家になりたかった

18/07/13 コメント:0件 早川 閲覧数:64

 僕がこれを書いているのは、作家になりたかった自分のためだ。様々なことを考えた。
 僕の母親は専業主婦で週に五日パートを飲食店でしている。僕の父親は製薬会社で管理職をやっている。
 どことなく居心地が悪い家庭だった。父親は怖く、母親は僕に無関心だった。それで小さい頃から僕は人並に地味に生きてきた。
 大学在学中に僕は友達が一人もできず、ひどいうつ病になってしまい、自殺未遂をした僕・・・

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彼の死んだ世界

18/07/10 コメント:0件 早川 閲覧数:70

 夕暮れの中を彼と歩いていた。電柱や家々の窓がある。やけに街灯の明かりは明るい。
 二人で酒を飲んだ帰りだった。
「俺の家泊って行けよ。明日は休みだろ?」
 大学生の彼はそう言って、僕らは彼の住むマンションに向かった。すごく見た目が立派なマンションだった。とても一人暮らしの若者が住むようなところじゃない。
「ずいぶん立派なところだな」
「だろ? うちの親は医者だから。・・・

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彼が微笑したあとがき

18/07/06 コメント:0件 早川 閲覧数:66

 僕は教室の隅でじっと本を読んでいた。最近有名になった本だった。僕の好きな作家がそれを書いた。午後の教室で講義が終わった後、こうして過ごしていることが多くなった。
 僕がそうしていると後ろから一人の男が話しかけてきた。僕は彼のことを知っていた。この学科で一番できるやつ、文学部の中で唯一大手の出版社に内定が決まったやつだ。彼は自分で小説を書いたこともあり、どこかの県の文学賞を受賞したことがある・・・

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病室の夜の涙

18/07/03 コメント:0件 早川 閲覧数:68

 妻と夜にキャンプに行った。空には綺麗な星が瞬いていて、月が見える。テントを張って二人で横になった。
「明日はどこへ行く?」
 疲れたように妻が言った。
「川に釣りに行こう」と僕は言った。
 二人で並んで眠る。ごうごうと風が吹く音が聞こえる。テントは風に揺れていた。
 翌日、目が覚める。妻はテントの外にいる。妻は火を焚いて料理をしていた。パンを焼いて目玉焼きを作ってい・・・

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18/06/09 コメント:0件 早川 閲覧数:107

 俺は周りの景色から断絶された。光は見えない。暗闇の中をさまよっているわけでもない。ただ理性的にしかも強靭な理性によって生きている。それは過剰な自意識とも言える。
「ねえ、この間さ、同僚と話をしたんだけど、凄く冷たくされたの」
 女友達が俺にそう問いかけてきて、俺は、内心これはコメディかと思いながら目の前の女を眺めていた。俺の心はただ固く閉ざされていた。そしてその後に女が何かを言っても・・・

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ヴァンパイア

18/06/05 コメント:0件 早川 閲覧数:136

 僕の側にいるのは一人の恋人だ。彼女は吸血鬼だった。人の血を吸う事でしか生きることができない。そして僕は彼女の秘密を抱えながらそっと生きている。
「ねえ」
 彼女の名前は玲奈と言った。見た目は至って普通の人間。しかし、彼女の八重歯は人の血を吸うことができる。
「ねえ、聞いてる?」
 彼女は僕に問いかける。
「聞いてるよ」
 僕はその美しさに魅了されていた。なぜだ・・・

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コメディアン

18/06/03 コメント:0件 早川 閲覧数:120

 俺と圭は二人で教室の隅に座っていた。この高校の落ちこぼれでお互いに友達がいない。クラスの連中を見上げては陰口を言い合う。
「さゆりの化粧みてみろよ」と俺は言った。
「あいつ高校生にもなってまだ反抗してるよな。正直時代遅れ」
「そうそう。ああやって派手な化粧して仲間に入ろうとしてる」
「馬鹿みたいだよな」
「ほんと笑える」
 俺と圭はそんな風にクラスの目立つグル・・・

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星の上の女

18/05/17 コメント:0件 早川 閲覧数:190

 俺はただ一人で夢想していた。あらゆることを考えた。この世界がどんな法則に支配されているのかとか、人間はどういった法則によって動いているのかとか、答えは出ない。全ては謎めいている。そして俺はきっとこうやって誰かより優れた存在でいたいと切望しているのだ。
 いったい他人がどうやって生きているのか俺は知らない。ただ俺は特殊な性格のせいか物事の詳細まで気にする。
 テーブルの上に置かれている・・・

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死んだ彼女

18/05/14 コメント:0件 早川 閲覧数:175

 彼女と夢で出会う。黒髪でほっそりとしていて、高身長で僕は一目見て彼女に惹かれた。そんな彼女は夢の中で王女となっていた。身にそぐわないドレスを着てどこかぎこちない彼女の姿を僕は大衆の中の一人として見ていた。
 目が覚めて、今日は休日だと気づく。いつものようにコーヒーとトーストを用意して朝食を食べる。
 普段の日課だったが、僕の気持ちは憂鬱だった。気分が晴れることはない。これは恋なのか愛・・・

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太陽の光のように

18/05/06 コメント:0件 早川 閲覧数:153

 俺は空から雨を降らせたことがある。俺は地球を自転させている。俺は大地の草木を自由に操っている。俺はそう思っていた。
 俺は病室のベッドに括り付けられていて、自由に動くことができない。
 こうなったのは二度目だった。それでも俺が考えたことは全てが妄想だったのだろうかと自分で疑ってしまう。
「早川さん。調子はどうですか?」
 看護師の村上さんが無様な俺の元へとやってくる。彼女・・・

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