1. トップページ
  2. 鎌太郎さんのページ

鎌太郎さん

28歳になりつつ、ぬるぬる駄文を散らしている者です どうかよろしくお願いたします 別サイトでも小説を書いているので、良ければどうぞ https://mypage.syosetu.com/915062/

出没地
趣味
職業
性別 男性
将来の夢
座右の銘

投稿済みの記事一覧

0

地獄は浮遊する

18/05/10 コメント:0件 鎌太郎 閲覧数:94




 知っているかい? 死んだ人間は死ぬ瞬間で静止してしまうんだって。なんて話をどこかで聞いた事があるだろうか。
 死とは、人という存在の時間を静止させる現象だ。人が死ぬと、その死という静止の中で、死に揺蕩い続けるんだそうだ。
 初めて聞いた時は、ずいぶん荒唐無稽で風変わりな話だと思った。
 天国地獄理論というのはどこの宗教でもあるものだが、しかしそのような・・・

0

浮いてる彼が羨ましい

18/05/01 コメント:0件 鎌太郎 閲覧数:140



「あいつ、ちょっと浮いているよな」

 初夏が始まろうとしている、少々蒸し暑い昼休みの教室でそう言ったのは、このクラスで1番人気の男子だった。
 いつも明るく誰とでも仲良く接しようとする彼は、女子人気が高いという訳ではなく、単純に平均値が高いというだけの話。
 それでも、彼の言葉に返事をしようという人間は多かった。

「ああ、確かにそうだよね」<・・・

0

ゴミ箱に入りたい

18/04/23 コメント:0件 鎌太郎 閲覧数:150




 ――夏の日差しの中で、ワタシは呆然と座り込んでいる。
 近所の公園。夏休みも始まったという事もあってか、学生服を着た同年代の人達や、家族連れだって目にとまる。
 そんな中、ワタシは1人でベンチに座り込んでいる。
 ……そんな虚しさを忘れる為に、横に置いてあった、温くなったスポーツ飲料を煽る。軽くなっていく手の中の重みが、その分だけ自分の体に溶け込んでいく・・・

0

捨てられたゴミは、化け物に拾われる

18/04/23 コメント:0件 鎌太郎 閲覧数:146



「このゴミ野郎が!!」
 薄暗い路地裏の中、その怒声と共にオレの額に銃口が押し付けられる。
 冷たいとは思わなかった。茹だるような夏の中では、人を殺す道具だってその冷徹さを失うというものだ。
 しかし、その硬さだけは、容赦がないくらいそれが本物だと証明している。

 ――ああ、そしてその言葉は紛れもない事実。

 オレはゴミ野郎だ。社会のク・・・

1

天の塵から地の塵へ

18/04/23 コメント:0件 鎌太郎 閲覧数:128



 ――それに天蓋が掛かるようになったのは、ボクが生まれた頃辺りからだったそうだ。
 地球に『未踏の地』というものが存在しなくなった時、人類の興味の矛先は、そらも向こう側、つまりは『宇宙』に向かっていった。
 それもまぁ、しょうがない話だろう。
 人類全体の特徴は『進歩し続ける事』だ。何万年という時間をかけて進歩し続けてきた人類は、何万年と続けてきたが故に、歩みを止・・・

  1. 1
ログイン