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路地裏さん

カクヨムにて短編を書いています。 少し不器用で、時に残酷で、愛しい人達の物語を綴っていきたいです。

出没地
趣味
職業
性別 女性
将来の夢 小説家
座右の銘

投稿済みの記事一覧

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博士が愛した罪

18/07/13 コメント:2件 路地裏 閲覧数:169

青の街、アメリア・カルセドニ。建物の高さは厳しく規制され、屋根の色はアトランティコ・ブルーで統一されている。街を囲む同色の海も、より一層輝きを放つ。この地を初めて訪れた者は「まるで海の中に居るようだ」と口を揃えて言う。私もその中の1人だった。まさか10年もこの地に留まることになるとは。アトランティコ・ブルーの魅力は、私の心を掴んで離さない。

私の職業は小説家である。「だった」という・・・

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ソフィア

18/05/31 コメント:0件 路地裏 閲覧数:209

眠そうに開かれたサファイアブルーの瞳は今なおその美しさを維持している。小さな手がこちらへ伸びてきて、不慣れな様子で私の体を撫でる。酷く下手くそな撫で方だ。こんな風に撫でられるのは私の人生においてこれが2度目である。

少女は私と同じサファイアブルーの瞳をしていた。少し癖っ毛だが美しいブロンドヘアを持つその少女の名前はソフィアと言う。フランス人の父と日本人の母の元に生まれた美しい娘だ・・・

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10年後の俺

18/05/02 コメント:0件 路地裏 閲覧数:217

「俺?俺はお前だよ」

午前0時。動揺を隠しきれない俺を置いてけぼりにするかのように、時計の針は規則正しく時間を刻む。

大学受験を控えた俺はいつも通り分厚い参考書と戦っていた。数学は大の苦手科目。ペンはなかなか進まない。机に置いてある時計に目をやると丁度日付けが変わった。

ズドーンッ!!

落雷のような音が真後ろで聞こえ、思わず「ひっ」と・・・

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オアシス

18/04/24 コメント:0件 路地裏 閲覧数:176

真面目な人間ほど馬鹿を見るというが、正しく今の俺に相応しい言葉だ。

10年前、俺は黒づくめの男達にこのゴミ溜めへ連れて来られた。

「君にしか出来ないんだ」
「君に期待している」
「君が必要なんだ」

そんな言葉を並べられ、若かった俺はすっかり気持ち良くなってしまった。俺は何でもやった。周囲が嫌がる事も進んでやった。目の前に積まれたゴミ・・・

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