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空 佳吹さん

そら かぶき…です。 ちょっと奇妙な小説を書きます。どうぞ宜しく!

出没地 山科駅付近
趣味 ビジュアル系/創作
職業
性別 男性
将来の夢 作家
座右の銘 ふしぎ大好き

投稿済みの記事一覧

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遥かな世界からの石板

17/05/25 コメント:1件 空 佳吹 閲覧数:38

 夏のある夜……
 国立公共施設内の一階にあるの特別会議室では、四人の男が、椅子から立ったり座ったり……。
 コーヒーを飲みながら……タバコを吸いながら……
 その部屋の中央に置かれた大きな石板を前にして、思案を重ねていた。

 その石板とは……
 昨夜、某機関から運び込まれた物で、ある国の山奥で見付かった――としか分からなかった。

 その石板を見・・・

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休日は妄想天国…?

17/05/09 コメント:0件 空 佳吹 閲覧数:70

 GWの初日……
「さーて、始めるか……」
 田中は夕食を済ませると二階の寝室に向かった。
 彼の休日の楽しみは、妄想だった。
 ベッドに座って目を閉じ……妄想にふけるのだ。

 まず、モーツァルトの「フィガロの結婚」を聴いてから……彼は目を閉じた。

 田中は牧場が見えるペンションで、くつろいでいた。
 オーナーの男が、
「近くに面白い・・・

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Nの正義という名の鬼行(きこう)

17/04/24 コメント:2件 空 佳吹 閲覧数:108

ある雷雨の夜のこと……
X病院の産婦人科で、友瀬一郎・和子夫婦に、とても元気な男児が誕生した。
一郎は、さっそく我子に「一也」という名前をつけた。
翌日は休日ということで、一郎は和子の病室で夜を明かすことにした。
実に可愛い寝顔でスヤスヤ眠っている生まれたての一也を、一郎は何度も見ては、
「やっぱり俺に似てるな……」
それを見て和子は、あきれたように笑いながら、・・・

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十数年前の不思議な光景

17/04/13 コメント:2件 空 佳吹 閲覧数:121

 ある夕方のこと……。

 パンポーン……。
(おっ、来たな)
 私はインターホンの前にいき、
「はい。どーぞー」
『りょうかーい』
 それは、二十歳になる妹のカズ実だった。彼女は入りながら、
「お邪魔しまーす」
 手には予定の物が入った手さげ袋をさげている。カズ実は、それをテーブルに置きながら、
「はいこれー。我が家の定番スイーツの、プ・・・

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もう一人の浦島太郎 〜悪行の果て〜

17/03/29 コメント:0件 空 佳吹 閲覧数:108

 むかし……むかし……の×月×日……

 村の浜辺で、悪ガキたちにいじめられていた海亀を助けた、十八歳の浦島太郎は、そのお礼として、はるか沖の、はるかな海底にある龍宮城へ招待された。
 毎日たっぷり楽しんでいた浦島太郎に、乙姫様は、
「奥の間には、絶対に入ってはなりませんよ」
 と強く言い聞かせた。
 しかし、気になって仕方がない浦島太郎は、夜中にソーッと起きだ・・・

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ある最終電車でのハプニング

17/03/14 コメント:2件 空 佳吹 閲覧数:174

その日、僕は残業の後で仮眠をしてしまったために、終電で帰るハメになってしまった……。
二十三歳の独身で、中古マンションに一人暮しだから、どうというコトもないのだけれど……。

会社から十分のK駅は始発駅で、僕が乗った電車は、進行方向に向いて二人用の座席が並ぶタイプだった。
僕は末端の窓際に座り、スマホでゲームをしていた。

すると近くから乗った人が、僕の隣に座っ・・・

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落書きの向こう側 〜無限地獄〜

17/02/27 コメント:1件 空 佳吹 閲覧数:186

 ボクは、朝の地下道を駅へ向かっていた。求職中のため、普段ならハローワークに行くところだが、きょうは映画の日だったので映画を見るためだった。途中、壁の落書きが目に入り足を止めた。
『仕事ある』
 とあったからだ。ボクは、どこの事かな……? と考えながらトイレに入った。そしてまた壁の前を通ったが、また足を止めてしまった。
『ココに仕事ある』
 に変わっていたからだ。ボクはコン・・・

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色の無いスーパーカー

17/02/16 コメント:0件 空 佳吹 閲覧数:167

 その奇妙な車を見たのは、川上が仕事のために徹夜をした真夜中の2時頃だった。
 シナリオライターをしている彼がアイディアに困り、近くの公園で気分転換していた時、その車が走りぬけて行ったのだ。しかも、まったくの無音で――。
「そういえば、そういう都市伝説――聞いたことがあったな……。まったくの伝説だと思っていたが……」
 色は黒っぽかったが、普通の乗用車というより、いわゆるスーパー・・・

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過去に残った者たち 〜無限小説〜

17/01/31 コメント:0件 空 佳吹 閲覧数:201

 フリーライターの小島は、その夕方もA雑誌社から帰宅ると、パソコンを立ち上げてから焼そばを作り始めた。冷蔵庫から缶ビールを取り出し、焼そばと一緒にパソコンの横に置いた。
 すぐネットにつなぐと、いつものように、
「ユニークなネタはないかなー……」
お気に入りファイルから――
『不思議サイト』
 にアクセスすると――
『新着情報コーナー』
 を開いた。すると・・・

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過去を見た少年

17/01/30 コメント:1件 空 佳吹 閲覧数:199

 その日、田舎の高校生の僕は、いつものように放課後、野球の部活が終わると自転車で帰路についた。
 これまた、いつものように練習が長引いて、陽は完全に隠れていた。
 僕が通っている学校は、大きな森の向こうに在り、その間の道には街灯は皆無だった。
 僕は校門を後にすると、森に添って続くガタガタ道を、ひたすら自宅に向ってペダルをこぎつづけた。
 ライトは壊れているが、通い慣れた道・・・

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不思議なガラス玉

17/01/20 コメント:0件 空 佳吹 閲覧数:201

 朝の通勤電車で痴漢にあったために、私はヘコんでいた。
 昼休み、会社の近くの公園に行くと、恋人ヒロシがいた。
「キヨコ、そんな事でヘコムなよ。それだけオマエに魅力があったってコトだろ。それより、いいもの見せてやるよ」
 彼は、私を会社の屋上に連れていくと、左手を太陽の方に向けた。指先に光る物があった。ガラスの玉だった。
「それって何?」
「ガラス玉――とは言っても、・・・

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新宿・裏通り奇談

17/01/17 コメント:0件 空 佳吹 閲覧数:237

 森本和夫が、その奇妙な店と出合ったのは、梅雨のような、どんより曇った夜だった。
 へこんだ心を元に戻そうと、付近をぶらぶらしていた時だった。彼は、ちょっと特殊な仕事をしているのだが、昨日のイヤな思いが、まだ解消できてなかったのだ。
 そんな時、新宿1丁目の裏で、妙に暗い通りを見付けた。入り口には、特に何も書いてなかった。彼は「ま、いいか……」と歩いていった。
「店っぽいのは何軒・・・

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それは500円玉から始まった

17/01/12 コメント:0件 空 佳吹 閲覧数:247

 少し曇り気味のある日――
 Rビル付近にある飲料水の自販機の前を、何人もの男女が通っていた。
 やがて、バス停からやってきたマサシ(25)は、立ち止まると財布から500円玉を取り出し、コイン投入口に入れようとした。その時、後ろを通ったエリカ(23)の体がマサシの背中に当たり、手から500円玉が落ちた。
「あっ」
「えっ?」
 落ちた500円玉は転がって、自販機の下に・・・

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街角での怪奇 〜それは突然に〜

17/01/10 コメント:0件 空 佳吹 閲覧数:210

 ある快晴の土曜日――の白昼のこと……。
「もー、あたし、やっぱりヤダ……」
 ミカコの声が、僕の背中の向こうから聞こえた。
「もー、分かったよ……」
 僕は、つぶやきながら立ち止まった。すると、それまで歩いていた何人かの靴音も――止まり、
「あら?」
「えっ」
「なんだー?」
「ウソだろう……?」
 何人かの声が聞こえた。僕は、変な空気を感じ・・・

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17/01/08 コメント:0件 空 佳吹 閲覧数:253

 僕が暮らすマンションでの、夕方のこと――
『ただいまー』
『おかえりー』
 今日も聞こえてきた上の階――3階の304号室からの楽しそうな会話……。
「新婚なのかな……?」 
 2週間ほど前、僕が引っ越してきた時からだった。独身で恋人もいない僕としては、少々、耳ざわりな会話ではあった。とは言え、こっちでグチっても仕方ないが……。その後は、お決まりの夕食などの雑談になっ・・・

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