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まーさん

物語作りの基礎としても、ショートショートで腕を磨くべく登録させていただきました。 読んだ作品にはなるべくコメントするようにしているので、ウザいかもしれませんがあしからず(笑)。 よろしくお願いします。

出没地 いろんな山に出没
趣味 ヨガ、登山、アニメ鑑賞、クラシック鑑賞
職業 在宅事業
性別 男性
将来の夢 ラノベ作家、書籍アニメ化
座右の銘 なせば大抵なんとかなる

投稿済みの記事一覧

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何もしなくていい日

17/05/08 コメント:1件 まー 閲覧数:154

 その国の戒律はとても簡単で楽なものだった。
 ただ次の三つを守りさえすればよかったのだから。
  1.休息日は神が天地創造の際に設けたものなり。あなたはこれを忘れてはならない。
  2.休息日は夜明けから日没まで何もしてはいけない。
  3.休息日を軽んじてはならない。
 だがこの三つの戒律を基にして、この国ではいつからか休息日原理主義を掲げる武装勢力が台頭するよう・・・

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概念のたまり場

17/04/24 コメント:4件 まー 閲覧数:177

 上も下もなく、光も闇もなく、速さも遅さもない、そんな異空の領域があります。
そこは肉体を備えた生物が辿り着ける場所ではありませんが、無数の“概念”は立ち入ることを許されており、概念同士の交流の場のようになっています。ちなみに私はそこで概念観察記録官という職についている者です。
 ではどういった概念がやってくるかといいますと、
  動物や食べ物の概念、
  数や時の概念、<・・・

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救世の断ち物

17/04/10 コメント:9件 まー 閲覧数:260

〔以上で最後の放送とさせていただきます。それでは皆様、あと一時間ほどで巨大隕石が地球に到来するものと思われますが、是非とも悔いのない過ごし方をされますように〕

 天上院家に仕える執事の神代は巨大テレビの電源を切り、深く溜息をついた。
「やはりもう駄目なのか……」
 そんな神代と対照的なのは、隣で瞳を爛々と輝かせている金髪の少女だった。天上院家の次期当主、天上院アサヒ。彼女・・・

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時の流れに身をまかせ……るべきか否か

17/03/27 コメント:4件 まー 閲覧数:220

「まさか老人になってしまうとはな……」
 浦島太郎はそんな愚痴を呟きながら町に戻った。しかし町に昔の面影はなく、自分が住んでいた場所さえ跡形も無くなっていた。
 どうしたものかと混乱する中、町の広場では何やら民衆がガヤガヤと騒いでいる。太郎は引き寄せられるようにそちらへ行ってみた。
 人だかりの中心では白髪の美しい少女がわら敷きの上で正座していた。盲目なのか少女の両目は膜がかかっ・・・

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永遠の青いレール

17/03/15 コメント:2件 まー 閲覧数:236

 別れ際、ソラはお父さんとお母さんから数えきれないほどの青いレールを渡されました。それはもう、海の砂粒や夜空に浮かぶ星の海と同じくらいの数の沢山のレールでした。
「いいかい、これを全部まっすぐに繋げることができたらまた会えるからね」
 お父さんが言いましたが、ソラは不思議に思って尋ねました。
「電車はないの」
「電車はないよ。電車があったらレールの上を走らなければならなくな・・・

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破滅的失敗

17/03/10 コメント:0件 まー 閲覧数:182

「いいんですよ。気にしないでください」
 何度も頭を下げながら謝罪する店員に、青年は朗らかな笑顔で応じた。
 つまずいた拍子に、注文されたコーヒーを青年のズボンにかけてしまった店員はどこかあたふたしている。一見、青年の風貌に柄の悪さを感じるからだろう。
「い、いえ。本当に申し訳ありません。火傷とかなさってないですか」
「大丈夫大丈夫。なんともないですよ」
 実際はコー・・・

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社会的成功者の転落

17/03/10 コメント:0件 まー 閲覧数:168

 名門私立K大学を首席で卒業し、大手証券会社に勤めて三年になる高峰望は、上昇志向が強い性格の持ち主だ。
 そう言えば聞こえはいいのかもしれないが、その実、望は他者と自分を比べ優越感に浸る傾向が極端に高かった。毎日書店に行っては自己啓発本を片っ端から読破し、それを実践していく。そうすることで自尊心は更に肥大し病的レベルにまでなっていた。
 そんなある日、仕事帰りにいつものように書店に立ち・・・

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ナカジーマイッチャッテル

17/03/05 コメント:0件 まー 閲覧数:213

 俺の友人の中島は少々変わり者だ。
 身長は180pもある。その上スポーツ万能でこのあいだの全国統一中学模試では一位を取った。だが女子にモテるということはない。いかんせん頭のねじが外れているような奇行に走ることが多いからだ。 まあ、ぶっ飛んだ天才とかみんなどこか風変わりな性質を持っているものだし、中島もその類なのだろう。
 それでもこの日は唖然とせざるをえなかった。夏休み前、ほとんどの・・・

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新聞配達の少年

17/02/22 コメント:0件 まー 閲覧数:240

 夜中、冬の寒さで目を覚ますも、時刻は午前四時半だった。当然いつもなら寝ている時間帯だ。
 だが何を思ったか、洋服を着こむと私は散歩へ出かけることにした。少し歩けば足元は温かくなる。そうなったら早々に引き上げて再び布団の中に入ろうという算段だったのである。エアコンやストーブをつければよさそうなものだが、あまりの寒さに苛立っていたのだろう。なぜか気温に対抗するような気になっていた。

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iPhone New World

17/02/16 コメント:2件 まー 閲覧数:253

「それにしても不思議だよ。どういうカラクリなんだろう」
 青年はソファーの上で心地良さそうな表情を浮かべながら、スマートフォンの匂いをしきりに嗅いでいた。
「フフ。マイク、それを手に入れてからずっとその調子ね」
「だって信じられるかい、メアリー。アップル社はついにこんなテクノロジーまで開発してしまったんだよ。まさか新製品のiPhone NWはロゴマークのアップルからほのかにアップ・・・

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メル

17/02/16 コメント:0件 まー 閲覧数:190

「わき見運転とかマジでねーわ。事故ったらどう責任とってくれんの?」
「うっさい! っていうか見通しのいい一本道なんだから事故るわけなくない!?」
 ムッときた私は、思わずハンドルの辺りをグーでゴツンと殴った。......さすが鉄、こっちの方がダメージ半端ない。
「はぁー? 逆切れした挙句暴力? もはや人として有り得ねー。あ、もしかして近々俺をどぶにでも遺棄するつもり? やべぇこえ・・・

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