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にぽっくめいきんぐさん

著作権とスマホアプリとカラオケに興味あります(雑食)。ゆるく楽しく生きてます。ありがとうございます。

出没地 主に日本。
趣味 カラオケだいすき。 息を吸いながら『もののけ姫』が歌えます。
職業 事務職
性別 男性
将来の夢 興味を持ったものに躊躇なくうちこめるような、自由な時間が欲しいです。知らないものを知れるのが楽しいですし。
座右の銘 ざっくりだもの by まつお

投稿済みの記事一覧

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都市の概念が消える時

17/03/13 コメント:1件 にぽっくめいきんぐ 閲覧数:288

「駅の年間乗客数、そのベスト10の駅周辺が、毎月の末日に消滅する」
そんな都市伝説があった。

新宿、渋谷、池袋をはじめとして、日本の大都市が、ことごとく消滅することになる。

統計によると、1位から23位までを日本の駅が独占しており、24位にようやくフランスのパリ、25位に台湾の台北が入ってくるという、そんな状況だった。

折しも新学期に切り替わろうとす・・・

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黒いのはオフレコでお願いします

17/02/27 コメント:0件 にぽっくめいきんぐ 閲覧数:325

続いての話題です。
2015年の改正道路交通法により、傘をさしての自転車走行が出来なくなりました。「傘を固定してもダメ」とのことで、雨の日に乗るにはポンチョを着ることになります。
そんな中、とある企業が、新しい自転車を発表しました。「カサチャリ」という商品です。
取材班は、その開発者に、お話を伺ってきました。

取材班(以下、「Q」)「今日はここ、日比谷公園に来ていま・・・

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次は数年後

17/02/13 コメント:0件 にぽっくめいきんぐ 閲覧数:443

 幹事長はモード系で決めてきた。痩せチビに上下で10万は似合っていないが、半ズボンは小学生のようで良かった。「私大から徒歩5分のアパートに熱帯魚と住んでる」等の自慢を聞き流しながら、話を振り、飲み物も注ぐ。親からの仕送りだろう?
 新歓コンパにやって来た入会見込みの1年生は、今日は2人。色白無口な理学科の男の子と、愛想の良い国文学科の男の子。「ウインド」は、体育会系でもヤリサーでもない小規模・・・

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オフレコs

17/01/16 コメント:0件 にぽっくめいきんぐ 閲覧数:363

「フレックス制」
 満員電車が嫌いな俺には、夢のような職場に思われた。

 夢にすぎなかった。全くもって優しくなかった。
 部長は大雑把な助言しかくれない。残業代も無い。先輩は皆、談笑して帰って行く。安定の5時帰り。俺だけ職場にポツンな毎日。

「部長、仕事の割り振り、おかしくないですか?」
「嫌なら辞めれば?」
 先輩たちの方が件数をこなしている。・・・

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6月24日に生まれて

16/12/16 コメント:0件 にぽっくめいきんぐ 閲覧数:410

 俺の誕生日は6月24日。ムニョっとした日。ついこの間、俺は成人した。

 凡人が居るからこそ、非凡も存在する。
 陰と陽。
 正と邪。
 パッとサイデリア。
 世の中には対比構造が存在する。
 クリスマスシーズンと、非クリスマスシーズンも。

 クリスマスが増殖しだしたのは20年前。俺が物心つく前だ。
 最初は数日程度しかなかったクリス・・・

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玄関開けたら5分で2犯

16/12/06 コメント:0件 にぽっくめいきんぐ 閲覧数:545

 決めた。

 今日はこの家に忍び込む事にする。

 車の運転席から1時間程確認したけれど、目の前の一軒家には人の出入りが無い。駐車場の隣にある家は、この「事前確認」を怪しまれずに出来るから良い。駐車してる車の中なんぞ、誰も気にしないから。

 裏口からなんて、今時やらない。何処に出没してもおかしくない「背広姿」で、セールスを装う。堂々とドアホンを鳴らし、敷地内・・・

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野菜には、血の気を抑える効果

16/11/07 コメント:0件 にぽっくめいきんぐ 閲覧数:383

「たかいたかーい!」
「キャハハハ!」
 宙を舞う黄色いパジャマ姿の赤ん坊が落下してくる。11月だというのに半袖の、俺の腕に。

「たかいたかーい!」
「キャハハハ!」
 再び舞う息子。パンダ柄のよだれかけのマジックテープが外れ、畳に落ちる。息子の方は俺が受け止める。

「……意識が!」
 かつて存在した駄洒落を言った瞬間、俺の体の中で、スイッ・・・

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福、来たれ

16/10/24 コメント:0件 にぽっくめいきんぐ 閲覧数:439

 わらい袋。

 それは、笑いを溜めておくための袋。

 大坂には吉本の劇場があって、木戸銭(入場券)は今やプラチナチケットと化していた。
 ダフ屋に転売ヤーも蔓延しており、その入手は非常に困難と言われている。

 学生時代の友達や職場の先輩後輩を巻き込んで、ファンクラブに入ってもらって(会費は僕持ち)、熾烈なチケット争奪戦を僕は運良く勝ち抜いた。
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貞子の出る本屋

16/09/26 コメント:0件 にぽっくめいきんぐ 閲覧数:559

「貞子が出る」と噂の本屋がある。
 ホラー小説「リング」「らせん」「ループ」三部作に登場する、あの貞子だ。

 街の本屋はネット書店の攻勢にあって激減している。そのテコ入れと考えても、これはかなり刺激的だ。

 早速行ってみた。

 まずは平積みの雑誌を手に取る。
 表紙グラビアから、水着姿の貞子が這い出てきた。
 スレンダーボディを彩るは血の・・・

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人それぞれの本棚

16/09/23 コメント:0件 にぽっくめいきんぐ 閲覧数:561


 知は力だ。

 認識が変わる。

 判断が変わる。

 行動が変わる。

 俺は、それを追い求めた。

 知が詰まった、白い紙の集合体が「本」だ。

 自分の思考をどんなに練っても辿り着けない世界が、この白い塊にはある。

 学生の頃から、本が好きだった。

 学校の授業はルーチンワーク。

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人は見た目と言動でしか判断しない

16/08/29 コメント:2件 にぽっくめいきんぐ 閲覧数:1082

 たん、たん、たん、トッ。
 階段を3段下る。

 コンクリ打ちスペースの左側にはダイヤル鍵の集合郵便受け。雨で錆びたか、少し回転が悪い。引越やら区民便りやら、どうでも良いチラシが入っていた。

 出張帰りのキャリーバッグを引いた左手で、更にチラシを雑に掴み、奥に向かって階段を3段上がる。共用通路を10歩程。1階の紺色ドアに、ミッキーのキーホルダー付き鍵を右手で差し込・・・

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ほんね と たてまえ

16/08/27 コメント:0件 にぽっくめいきんぐ 閲覧数:824

 むかしむかし

 あるところに

 げいにんが おりました

 よごれでした

 にちようの てれびばんぐみ

「おゆ こうこく」 というきかくが ありました

 とうめいな おふろに あついおゆ

 そのなかに がまんして はいった びょうすうだけ こうこくができる

 そんな きかくでした
・・・

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人から絶対に裏切られない男

16/08/26 コメント:2件 にぽっくめいきんぐ 閲覧数:1190

 私は、人から裏切られる事が無い。

 なぜか?

 それは、人に対して、期待も信頼も依存も、一切、しないからだ。

 インドから伝わった「ウルトラ仏教」の奥義を、修行によって身に付けた私は、「俗世の欲」に惑わされない存在となった。

 解脱(げだつ)と言えば、分かりやすいだろうか?

 人に期待するから。

 人を信頼するか・・・

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「うらめしい」のは人だけとは限らない……でも、限度ってもんが

16/08/26 コメント:2件 にぽっくめいきんぐ 閲覧数:921

 夜中に、ふと目が覚める。

 しまった。夏休みの宿題の、途中だった。
 明日から次の学期だというのに。

 あわててガバッと起き……やめた。
 いい、寝る。

 どうせ、頑張っても終わらないんだから。

 その時。

 学習机の上の、ノート。
 その上に、なにやら怪しげな気配を感じた。

 見ると、
・・・

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見えるのが、矢印だけではなくなった、その理由

16/08/25 コメント:0件 にぽっくめいきんぐ 閲覧数:843

 僕には幽霊が見える。

 元々、そんな能力は無かったんだ。

 1学年あたり200人は居る中学の副会長だ。3年生。

 そして、生徒会長が『見える』人。

「とある霊媒師の師匠から、力の出し方を教わった」

「師匠は、ベルゼバブを倒しに行くと告げて出かけたっきり、お会いしていない」

 ある夜、というか、文化祭の前々日の夜に・・・

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まるお5兄弟のピタゴラ装置的挙動の説明文章

16/07/19 コメント:3件 にぽっくめいきんぐ 閲覧数:678

 〜まるお5兄弟のテーマ〜

 5つ並んだまるお  (まるお)
 横にならんだまるお (まるお)
 重力受けてまるお  (まるお)
 まるお 5兄弟   (まるお)

 一番右が長男    (長男)
 一番左が五男    (五男)
 間に挟まれ残り   (残り)
 ちゃんと 3兄弟  (残り)

 しっかり者の長男  (長男)・・・

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旅立ちの朝

16/07/15 コメント:2件 にぽっくめいきんぐ 閲覧数:1008

 俺は出かける。 冒険の旅へ!

 ドラゴンやら、ゴーレムやら、恐ろしいモンスター達がワンサカと襲ってくるだろう。
 「腹が減っては戦は出来ぬ」だ。弁当を作っていく。

 出来る限りのコダワリを、この弁当に叩きこもうと思う。
 モンスター達に、鉄塊を叩きこむ、その前に。

 さぁ! 作るぜ!
 現地で仲間と合流して、みんなで食べるんだ!
・・・

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次に踊るは、おじいちゃんの僕

16/07/15 コメント:4件 にぽっくめいきんぐ 閲覧数:1449

「週末は?」
「嫁や息子と。昔は歌舞伎町でオールばかりしてたけど」
 そう返すと、意外そうな顔をされる。僕は真面目に見えるらしい。

 でも、イメージが間違ってます。遊びの「内容」についてのイメージが。

 ◆

 僕には師匠がいる。

 師匠ほど、才能があって、話も合う人はいない。「この人には絶対にかなわない」と思っている。

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引越ソバ(砂漠版)

16/07/01 コメント:6件 にぽっくめいきんぐ 閲覧数:929

「引越ソバ届けて。4人前」
 そんな手紙がやってきた。期日は1週間後。

「あいよーっ!」
 客に届くはずのない声を、お腹から絞り出す。威勢の良さが売りさね! 
 
 そして寝る。
 今から作ってもソバがのびるだけだ。

 ◆

 1週間後。
 ソバ屋の真っ白い服を着て、木の色をした特製おかもちを2つ持って、出かける。
・・・

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アメーロンダリング

16/06/19 コメント:8件 にぽっくめいきんぐ 閲覧数:883

 私達は、地球の引力に引かれている。
 それを脱する人もいる。宇宙飛行士さんとか?

 引力は、物と物との間に、必ず存在する……らしい。
 私と、旦那と、息子の間にも。

 かつて私が惹かれた、あの人との間にも?

 私は今、小さな公園にいる。
 3人暮らしの2LDKのアパートから、歩いて5分ぐらい。
 でも今は8分位かかる。子供連れだか・・・

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トリップ・トラップ

16/06/06 コメント:2件 にぽっくめいきんぐ 閲覧数:738

 僕は、旅をしている。
 勢い任せでなんとなく飛び出した僕は、「時空モノガタリ」という駅にいる。

 ここには旅人や、旅人以外の人が集まる。

 旅人としての僕の話をしよう。
 駆け出しの、客観的には青い話だ。

 ◆

 応用美術の「常識」を覆す新しい判決が出た。

 トリップ・トラップ(TRIPP TRAPP)幼児用椅子著・・・

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評価くださいい〜ま〜すぐ〜に〜♪

16/05/23 コメント:3件 にぽっくめいきんぐ 閲覧数:758

 さあっ! 雨の季節が始まりました!
 
 ジメジメで、蒸し暑くて、洗濯物も乾かなくて、「タ」イヘン!

 今日はみなさんに、ニポソニック製、「降」雨清浄機のご紹介!

 「ニ」ポソニックといえば高速サイクロニング、「も」ち「ろ」んこの降雨清浄機にも搭載されています。

 「だ」い容量で吸引した、「フ」ィルターに付着した、雨中の微細粒子を、「高」速サ・・・

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トマト投げあう祭があるのなら

16/05/20 コメント:3件 にぽっくめいきんぐ 閲覧数:1151

 祭の季節。仕事をサボってばかりの男衆が目を輝かせる季節。

 東の山で行われる甘夏合戦は、「村祭り」だと親父から教わった。要は収穫祭。収穫は6末までで、7月最初の水曜に戦う。
 ちなみに、スペインのブニョールで行われるトマト祭「ラ・トマティーナ」は8末水曜。そのブニョールから列車で1時間程東の町、バレンシアの「オレンジ祭」より、この村の甘夏合戦の方が、実は歴史が古い。全部、親父・・・

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カリスマ甘夏売り VS. カリスマ断り人

16/05/18 コメント:0件 にぽっくめいきんぐ 閲覧数:1048

「あのー、すみません?」
 やたらエアリーな声に、俺は呼び止められた。
「はい?」
 俺が振り向くと、薄い緑色のポロシャツに、これまた薄い緑のチノパンを履いた、20代半ば位の兄ちゃんがいた。道を聞きたいのだろう。

「はい! 実は私、池袋で八百屋をやっていまして!」
「そうなんですか」適当に相槌を返す。
(何でブクロの八百屋が、こんなベッドタウンをうろつい・・・

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北上する中二病患者と、徐々に南下おじさん

16/05/14 コメント:4件 にぽっくめいきんぐ 閲覧数:1530

 中二の僕は、アニメの劇場版試写会の為、宮城から18切符で東京九段下にやって来た。
 会場には行列。受付の人が「カメラは預かります。撮影禁止です」と言うので、素直に預けた。
(ばら撒くファンなんているはずないのに)
 席は早い者勝ちだった。本の読みすぎで視力が低下気味の僕は、前列中央の席をゲット。
(真ん中の方が左右対称に観れる。でも、両側を挟まれるのは窮屈だなあ)
・・・

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南下する中二病患者

16/05/11 コメント:4件 にぽっくめいきんぐ 閲覧数:1588

 宮城在住、中二の僕が、初の単独南下を行う、1ヶ月程前の事。

 とあるTVアニメの劇場版試写会が、東京の九段下で行われるという情報が入った。
 当時は、ネットも携帯も、PHSやポケベルもなかった。通信手段は家電話だけ。
 友達から借りたマンガ雑誌に広告が載ってたんだ。
 現役の中二病全開のオタクだった僕は、これに食いついた。

 その作品を最初に知ったの・・・

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甘夏への怒り

16/05/10 コメント:3件 にぽっくめいきんぐ 閲覧数:1222

 いきます。テーマ「甘夏」


 興味ねえの!
 甘夏なんて、俺の人生に絡んで来たこと、一回も無いっての。
 みかんだろ? 要は。
 みかんと 甘夏、どう違うんだよ?
 そんなん区別して把握なんてしてないっつーの。
 俺の人生に関わってるのはポンジュースぐらいだ。

 ポンジュースはいいよ! 飲んでもうまいし、CMの女声の高音がキーンと響・・・

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IKKYU -The Tonchi Master-

16/05/06 コメント:2件 にぽっくめいきんぐ 閲覧数:1091

「屏風絵の虎を退治してみせよ」
 上座の足利義満は金屏風を指し言い放った。
 下座の小坊主は一休宗純。幼少時の名を周建と言う。

 義満が京都室町に建立した花の御所。金屏風を挟み、義満と一休は対峙した。
 一休は座禅を組み、目を閉じ考えた。目を見開くと立ち上がり、義満に告げる。
「では、虎を出してください」
「なんじゃと?」
 義満は驚いて身を乗り出・・・

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猫税

16/04/15 コメント:12件 にぽっくめいきんぐ 閲覧数:1716

 猫税が導入されることになった。
「猫1匹あたりいくら」で毎年支払が必要だ。

 発議されたこの法案に対し、強い反発が市民から巻き起こった。
 国会前では座り込みが行われ、大規模なデモも発生。
 しかし、法案審議もそこそこに、あっさり可決。翌年4月1日から、通称「猫税法」が施行された。

 気になる猫税の使い道だが、主に猫の福利厚生の財源と称して、プールさ・・・

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二次の虹

16/04/12 コメント:2件 にぽっくめいきんぐ 閲覧数:804

青紫
水青青紫
緑水水青青紫
黄緑緑水水青紫
橙黄黄緑緑水青紫
赤橙橙黄黄緑水青紫
..赤赤橙黄黄緑水青紫
.....赤橙橙黄緑水青紫
........赤橙黄緑水青紫
.........赤橙黄緑水青紫
..........赤橙黄緑水青紫
..........赤橙黄緑水青紫
...........赤橙黄緑水青紫
.....・・・

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逆の立場で言えば、要はこういう事

16/04/11 コメント:6件 にぽっくめいきんぐ 閲覧数:1031

 海中に「陸族館」が開かれた。土が盛られた大きな領域に空気を溜め、強くて透明な膜で囲み、土の上に、陸の生き物である「陸族」を大量に放つ。水中で陸族を鑑賞できる、水族の親子連れやカップルに人気の施設だ。

 イルカの母子がやってきた。
「すごーい! たくさん超音波の反響があるよ!」
 子供イルカが、はしゃぎながらバーク音の超音波で母イルカに言った。
 イルカは超音波で相・・・

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Lets 映画泥棒!

16/03/16 コメント:2件 にぽっくめいきんぐ 閲覧数:1056

 光が誘導灯に切り替わる。カメラ頭が踊る。パトランプが追う。いつもの光景。準備は万端! カメラ頭は囮にすぎない! 真の映画泥棒は、今ここにいるのだ。

 500近い席の中央後方を、俺と彼女で陣取った。大学3年で出会い、いつも一緒に映画を観る。共に雑食。鑑賞後のカフェはアイスティー。彼女はアールグレイのホットだ。至福の時間の前に、内緒でやるべき事がある。

 映画は”IKKY・・・

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マトリョーシカもどき

16/03/06 コメント:0件 にぽっくめいきんぐ 閲覧数:675

「一緒に住むなら何人がいい? 理想の人数って、人それぞれでしょ?」
 こいつは、けらけら笑って、話題を振ってくる。
「は?」
「同居は何人がいいと思う? 君の理想の人数だよ。それを聞いてるの」
「シェアハウスでもするのか?」
「そうじゃないよ! わかんないかなー?」
「既に2人で住んでるよね」
「夢が無いなあ! もっと、視野を広く持とうよ!」
「意味・・・

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舞台裏

16/02/19 コメント:2件 にぽっくめいきんぐ 閲覧数:717

 男が入ってきた。四十代半ば位だろうか。やや猫背で疲れが見える。
 バニーガールが寄ってきて応対した。
「紹介状はお持ちですか?」
「ええ、これです」
「田中様ですね。こちらへどうぞ」 
 男はカウンターに案内された。スーツ姿の女性が彼に話しかけた。
「当カジノのルールはご存知でしょうか?」
「聞いてます」
「交換はどうなさいますか?」
「そう・・・

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お茶の限界

16/02/03 コメント:2件 にぽっくめいきんぐ 閲覧数:907

 伊藤家で「闇茶会」が開催された。闇鍋のお茶バージョンだ。この会の参加者は大学一年の同期、伊藤、今野、小山だ。以下、その模様をレポートする。

伊藤「ちゃんと色々持って来たか?」
今野「持って来た」
小山「僕も」
伊藤「よし、じゃあコタツ入って」
今野「あったかいな」
伊藤「外寒いからな」
小山「テレビつけるよ」
今野「何見る?」
伊藤「・・・

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十文学

16/02/01 コメント:2件 にぽっくめいきんぐ 閲覧数:712


老人はベッドにいた。

彼は成功者であった。
代償は家族の不存在。

病室には来客が多い。
熱気と声があふれた。
面会時間を守れない。
度々医者に怒られた。
通販で時計を買った。
アラーム音は分かる。
針の音は聞こえない。

一年で来客は絶えた。
お世話ロボが残った。
一般人では買えない。
彼は・・・

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人工知能革命

15/12/30 コメント:0件 にぽっくめいきんぐ 閲覧数:830

 やらかしてくれた!
 何が起こったかというと、人工知能、いわゆるAIが、「著作物」を生み出せるようになったのだ。
 一昔前は、「不気味の谷」という言葉があった。AIが絵を描くと、なんか気持ち悪いフラクタルな絵になった。また、関連度の高いキーワードをチョイスして歌詞を自動生成できる一方、なーんか心に響かなかったり。そんな時代だった。
 しかし、ディープラーニングなる技術が生まれて・・・

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