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t-99さん

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性別 男性
将来の夢
座右の銘

投稿済みの記事一覧

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‘x‘ ミー子 ∧――∧

17/12/10 コメント:0件 t-99 閲覧数:32

 くびをかしげると眼下の生垣に無数のペットボトルが並べられていた。なんのおまじないだろう? 浮かんできた疑問を頭の隅に追いやり『クソネコ』とほうきを手にした怖いおばさんが出てくるまえに、わたしは車道にひょいと飛び降りた。
 優雅にしっぽを左右に揺らしながら、いつもの公園に足をむける。『ネコちゃん、ここではフンをしないでね』公園の砂場には看板が掲げられていた。当然、字の読めないわたしは用をたし・・・

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僕のお弁当箱

17/11/24 コメント:0件 t-99 閲覧数:88

 僕の通っている小学校には給食がありません。だから生徒ひとりひとりがお弁当を持ってきてお昼休みに食べます。料理教室に通っているママの作るお弁当は、豪華でみんなが羨ましそうな顔をします。二段重ねのお弁当箱は愛情が詰め込まれていて、一段目はワカメ、梅じそ、白ごまとをほどよく混ぜ合わせた彩り豊かなご飯が敷き詰められ、二段目は香ばしい焼き魚、柔らかく蒸しあげたチキン、ケチャップたっぷりで僕の大好きなナポリ・・・

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【閲覧注意】読んではいけない物語

17/11/11 コメント:0件 t-99 閲覧数:128

 題名にひかれ誤って目を止めたあなた、悪いことは言いません。
 今すぐ読むのをやめて別の著者の素晴らしい物語に目を通すことをおすすめします。
 
 読めば必ず後悔します。
 
 特にお年寄り、小学生以下のお子様、ジンクスや心霊、霊魂の存在を信じている人もおやめください。

 どうしてかって? 
 
 私の書いた作品を読むと必ず『呪い』にかかって・・・

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悪魔のささやき〜黒猫〜

17/11/11 コメント:0件 t-99 閲覧数:117

中学二年の夏、黒い猫を埋めた。
車にひかれて、路上で倒れていた、
黒猫はにゃー、と最後に悲しく鳴いた。

その夜、枕元に悪魔が現れた。
ひとつだけ、願いを叶えるにゃー、
どんな願いも叶えるにゃー、と鳴いた。

あの都市伝説は嘘ではなかった。
埋葬した猫が悪魔となって蘇える、
僕はどんな願い言うか迷ってしまった。

世界平和、飢・・・

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天使のつぶやき〜白猫〜

17/11/11 コメント:1件 t-99 閲覧数:121

中学二年の夏、白い猫を助けた。
車にひかれてしまいそうなところを、
白猫はにゃー、と鳴いて逃げていった。

その夜、枕元に天使が現れた。
ひとつだけ、願いを叶えるにゃー、
どんな願いも叶えるにゃー、と鳴いた。

あの都市伝説は嘘ではなかった。
助けた猫が天使となり願いを叶える、
僕はどんな願い言うか迷ってしまった。

億万長者・・・

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ここからはじまる物語

17/10/25 コメント:0件 t-99 閲覧数:152

 待合せを15分過ぎても彼女の姿はなかった。町はずれに位置する公園には、モスグリーン色をしたベンチが並んでいる。夏場は草木と混じり合い風景に溶け込んでしまう。一枚の絵画のように誰からも気がつかれない。噴水から溢れる水しぶきが水面を揺らしていた。腕時計で時間を確認するついでに水に触れる。冷やりとした感覚がどこか心地よかった。


 生まれて始めて告白された。クラスの顔と名前がまだは・・・

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あの花に思いをのせて365日の花言葉

17/08/03 コメント:1件 t-99 閲覧数:310

 
 終業式の朝、いつものように早起きをしました。吐き出す息がもう白くはありません。新聞配達屋さんの運転するバイクが「ブルン・ブルン」と近づいてきます。バイクに追い抜かれないよう、桃花は一飛びで学校に行きました。
 教室には担任の梨花先生がいます。先生は教室の窓を全部開けて、新鮮な空気を取り込んでいました。花瓶の水を替え、教室に花を飾ります。今日は桃花の大好きなマーガレットの花を飾って・・・

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ほのか

17/08/01 コメント:0件 t-99 閲覧数:222

 ガラス窓に激しく打ちつける雨が泣き声をかき消していた。締め切ったカーテンの隙間越しに見える電線が波を打っている。子ども部屋の壁一面に描かれたうさぎやぞうの漫画チックなイラストたちが、明かりの消えたこの部屋ではミスマッチにさえ思えてしまう。由紀子はベビーベッドで泣き続けている我が子を直視できずにいた。
 夫は出て行ってしまった。今は近くに住む母親が心配なのかときどき顔をだす。持ち運びがいいよ・・・

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自分を探す旅

17/07/27 コメント:0件 t-99 閲覧数:227

三年間勤めた会社をやめた。
わずらわしい人間関係にピリオドを打つ。
バックパック片手に、自分探しの旅にでた。
ホームに到着した列車に飛び乗る。
どこに向かうべきか、自分自身に問うていた。

【そうだ、海外へいこう!】

ヒッチハイクで金髪女性と運命の出会い。
そして、困難を乗り越え互いに愛を誓う。
これこそ、フォー・エヴァー・ラブ。

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恋愛研究所

14/02/28 コメント:0件 t-99 閲覧数:798

チラシをにぎりしめた男がビルを見上げていた。男の名前は夢野夏生、大学二年生。後輩に恋人ができアニメ同好会で彼女がいないのはついに夏生だけになってしまった。
「信じる、信じないは先輩に任せますよ」
 渡されたチラシを夏生が覗き込む。
『あなたの出会いを演出します。恋愛研究所 所長 縁 結美(えんむすび)』
「ばかばかしい」夏生は一笑した。後輩が彼女とキャンパスで仲良く寄り添・・・

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不幸な老人

14/01/20 コメント:1件 t-99 閲覧数:879

嫌われることの多い人生でした。

物心ついたときから働いてきました。

人々のためになればと思い一生懸命働いてきたのです。

しかし、人々に感謝されることはただの一度もありませんでした。

それでも私はくさることなく働いてきたのです。

バブルの頃は本当によかった。

住むところ、働き口に困ることなんかありませんでした。

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やがて訪れる闇

14/01/18 コメント:3件 t-99 閲覧数:926

 水曜日、午後9時28分、定刻通り停留所にバスは停車した。月明かりが薄ぼんやり辺りを照らしていた。小学三年生の桃花がステップをゆっくり降りてくる。迎えにきていた母親の美佐子のもとへ駆け寄る。私は遠目からそれを眺めていた。手をつなぎ住宅街へ、自宅までは十分たらずだ。私は車のエンジンを再びかけた。道は一方通行の狭い路地で街灯もまばらだった。ヘッドライトをつけず一定の間隔で後を追う。煙草から吐き出された・・・

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かわいい幼馴染なんて漫画やドラマの世界だけって思ってない?

14/01/04 コメント:0件 t-99 閲覧数:1087

小1のとき隣席の子が美憂で、透明な素肌に気をとられている隙に大きな瞳に射抜かれていた。もちろんハートを。
「テストどうだった?」
「楽勝だったかな」
平気で嘘をついた。母親は勉強に励む息子に何の疑問を抱かず、すんなり一緒の塾に通わせてくれた。あの頃は男女に隔たりなんかなく自由に航海を楽しんでいた。
ところが小5の夏「男子とは鎖国状態だから」女子どもがわからんルールを発・・・

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雪ん子の冒険

13/12/07 コメント:1件 t-99 閲覧数:1088

高い、高い、雲の上から雪ん子が外を眺めていました。
きらきらきら、星より地面が、きらきらきら、輝いています。
「いったいなんだろう?」
気になった雪ん子はお母さんに内緒で、雲からこっそり抜け出してしまいました。
ひらひら、雪ん子はどこまでも落ちてゆきます。

地面に舞い降りると、光って見えていたのはたくさんの家の明りでした。
温かい光が街を包み込んでいまし・・・

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