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川村 誠さん

初めまして。 僕は楽しく読んだり書いたりしたいだけなんです。 自己紹介ですか。 えーと、5歳の長男と2歳になった双子の次男、三男がいます。親バカですが、子供ってかわいいですねー。 あと、僕は心の病気持ちなので、それが作品に影響することも多いと思いますが、その時はスルーして下さい。 コメントもらえるととても嬉しいです! よろしくお願い致します。

出没地 公園とかビルの屋上とか
趣味 夜の散歩、音楽を聴くこと。夜中に音楽を聴きながら散歩したりしてます。職質されてもなぁ。
職業 技術職
性別 男性
将来の夢 1つでもいいので、自分で納得できる小説を書いてみたい。
座右の銘

投稿済みの記事一覧

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雨音が運ぶ手紙

16/06/19 コメント:0件 川村 誠 閲覧数:558

 土曜日の朝、午前7時に目を覚ました向井は、起きるとすぐにカーテンを開けて天気を確かめた。このところ、週末は雨の日が多い。向井は昨晩から枕元に置いておいた生ぬるいペットボトルの水を飲みながら、部屋の窓を少しだけ開けた。そして、雨音を聞き、生ぬるい雨の匂いを嗅ぐ。向井はニュースで天気を確認すると、簡単な朝食をとり、読みかけの小説を読むことにした。どうせ今日は一日雨なのだろう。雨の音を聞きながら、本を・・・

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僕は君じゃないし君は僕じゃない

13/10/13 コメント:3件 川村 誠 閲覧数:1049

 夜中の11時頃、僕は君の部屋から漏れている光を確認してからメールを送った。『ちょっと散歩に行かない? 今、下にいるから』すると君は二階の部屋の窓を開けて、僕の姿を確認し、部屋の中に少しだけ外の空気を入れた。まるで僕の存在を少しだけ認めてくれたかのように。或いは僕という不純物を体内に少しだけ受け入れてくれたかのように。僕は混じり気のない君の心が好きだったから、僕という存在が君という存在を損なってい・・・

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あの頃僕らは

13/10/06 コメント:0件 川村 誠 閲覧数:884

1.プロローグ

 あの頃の僕らは少しおかしかったのかもしれない。18歳。それはちょうど大人と子供の中間にあって、大人になりきれない、あるいは大人にはなりたくないというその時期特有の青臭い何かが僕らを形成していた。それはとても繊細な痛みを内包するものであり、痛みが何かに変わるものだと信じていた。そのくせそれは決して壊れない、死ぬまで続くものだとも思い込んでいた。僕らは僕らだけの世界を作・・・

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世界から放り出された男

13/10/03 コメント:0件 川村 誠 閲覧数:975

1.失われた名前

 僕は本当に僕なのだろうか。僕が本当に僕を僕だと認識しているのかと問われたら、僕には確信を持って「はい」と答える自信がない。もしかしたら僕は違う名前なのかもしれないし、名前なんてないのかもしれない。そんなことを時々考えては心配になる。そのことについて君はバカじゃないのって、きっと笑うだろう。例えば、今、君と僕とで名前を交換したとしても、僕が僕であることは名前以外には・・・

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ショートヘアの初恋

13/10/02 コメント:1件 川村 誠 閲覧数:959

 君は僕には文才があると言って、僕の書いた拙い物語を読んでくれたし、僕が好きな音楽にも興味を持ってくれた。君は言う。広瀬君と一緒にいると、私まで本や音楽に詳しい気持ちになるの。それに広瀬君はとても思慮深い人だし、なんだか一緒にいると落ち着くの。学校からの帰り道、雨上がりの空を眩しそうに眺めながらそう言う君は本当に美しかった。

 僕は本当に方向音痴だったから、放課後、初めてのデートの時・・・

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僕らはまだ始まっていない

13/09/30 コメント:3件 川村 誠 閲覧数:1147

 アスファルトとコンクリートのビル群がギラギラした真夏の太陽の熱を照り返している。どこかのオフィスから出てくる熱。車が走る熱。そして歩く人の熱。僕はとろけてしまうかもしれない。そう思うほどの気怠い暑さの中、就職活動なのか、リクルートスーツを着た若い女性が随分と焦った様子で駅前の案内板を見ている。僕が職場に近い駅前に停めておいたバイクにエンジンをかけた時、その女性は泣きそうな顔で僕に話掛けてきた。こ・・・

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かわいい約束

13/09/28 コメント:4件 川村 誠 閲覧数:1211

 君といつも待ち合わせしていたのは、車が何台も置けるようなとても大きな公園で、その中央には人工的に作られた大きな山があった。その頂上には展望台もあり、階段で登れるようになっていた。遊具は、丸太で作られれたブランコや大きなジャングルジム、そして小さな子供が喜ぶような動物の乗り物まで色々あった。その大きな山の周りには芝生の広場となっており、その外周は遊歩道となっていた。

 僕は君の気配を・・・

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