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佐々木 貴咲さん

長編が書きたいけど、なかなか書けない。なのでこっちで練習中。

出没地 本屋
趣味 読書
職業 会社員
性別 男性
将来の夢 人に影響を与える物語を書くこと
座右の銘 日進月歩

投稿済みの記事一覧

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持たない人

13/06/30 コメント:0件 佐々木 貴咲 閲覧数:1026

「え!? まだ免許持ってないの? 信じられない、なんで?」

 社会人の私が運転免許を持ってないことを言うと、大抵はこのような言葉が返ってくる。そんな時はいつも、何度繰り返したかわからない、もはや定型文にもなった台詞を私は口にする。

「必要ないから」

 ただそれだけの言葉を、そんな彼らに返すのだった。

 ♪

 『普通』免許、持って・・・

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家族らーめん

13/06/16 コメント:2件 佐々木 貴咲 閲覧数:1049

『私のお父さん 6年2組 高倉美穂

 私はお父さんが嫌いです。だから父の日に何かする気はありません。

 なんでお父さんを嫌いかというと、お母さんを殺したからです。殺す、といってもよくドラマであるような包丁で刺したり、首を絞めたりするのではありません。お母さんは働き過ぎで死んでしまいました。それはお父さんのせいです。

 昔、お父さんは優しかったです。一番楽し・・・

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とある新米物書きの苦悩

13/06/02 コメント:4件 佐々木 貴咲 閲覧数:1213

 とあるアパートの一室、古びた机の前で頭を抱える一人の男がいた。
「あー、くそ面白くない。これも没だ!」
 そう男は呟くと、汚い字で殴り書きされた物語のできそこないを丸めて放る。その部屋には同じように丸められた物語のなれの果てが転がっている。

 男は机の上の卓上カレンダーを手に取り、けだるそうにそれを眺める。六月のカレンダー、男が見つめる視線の先は三日の欄、そこに「名古屋・・・

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ワーカーホリック

13/05/09 コメント:2件 佐々木 貴咲 閲覧数:1206

 空っぽの席を俺は見つめる。その席は今年入社した新入社員が座っているはずであるのだがその姿は何処にもない。

「田中、新人はどうした?」

 俺はその席の隣に座っていた田中に聞いた。田中は自分の作業が忙しいのかPCに顔を向けたままその問いに答えた。
「あー、今日も体調不良で休みだそうっすよ、もうかれこれ3日だし、もう来ないんじゃないっすか?」
「なんだと! まだ・・・

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じいちゃんの手紙

13/05/06 コメント:4件 佐々木 貴咲 閲覧数:2000

うっそうと茂る木々を押しのけ、ケモノ道を進んでいく。春になったばかりというのに、ボクの額からは滝のような汗が流れ出てくる。小学生かつ普段運動をしないボクにとって未整備の山道は予想以上にしんどいものだった。インドア派のボクがなんで山登りをしているかといえば、じいちゃんの手紙が原因だ。

 じいちゃんはボクにとって特別な存在だ。何でもできて、すごく器用な人だった。そして、とても優しかった。・・・

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