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泥舟さん

可能な限り参加していきたいと思ってます。 @ShinpijinT

出没地 横浜〜東京
趣味
職業
性別 男性
将来の夢
座右の銘 初心に帰る

投稿済みの記事一覧

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真説・本能寺

15/02/06 コメント:0件 泥舟 閲覧数:796

天保10年5月終わり、未だ明智光秀は悩んでいた。
主君である織田信長の光秀に対する仕打ちは、明らかに他の家臣に対するそれとはと異なっていた。皆の前でのあからさまな侮蔑、時には蹴られもした。
そして今回の毛利攻めにおける出陣命令だ。総大将ではなく、羽柴秀吉の下での支援だった。秀吉の出自や下品な振る舞いを嫌っている光秀にとって、秀吉の配下につく、というのは、武士としての誇りが許さなかった。・・・

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変異音楽・B面

15/01/27 コメント:0件 泥舟 閲覧数:768

ちょっとした知り合いの橋下氏は、コーヒーショップが好きだ。
本人は、「こんなものは、泥水だ」と全くコーヒーの味を解していないようではあるが、酒類が全く駄目なこともあり、落ち着ける場所としては、こんなところしかないのかもしれない。
そんなわけで、こんな夜も更けた大人の時間に、男二人が面と向かってチェーン店のコーヒーショップにいるわけだ。

「そう言えば、この間の○○で発生した・・・

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変異音楽・A面

15/01/27 コメント:0件 泥舟 閲覧数:809

○○市の地域振興イベントの一環で開催されるクラシック音楽コンサートで昔馴染みの演奏に聴き入っていた。
学生時代に通った名曲喫茶に、背伸びして通った学生時代を思い出す。
授業をさぼって友人と語り合った。初めての恋人と愛を育んだ。でも、一人で店内に流れるクラシック音楽に耳を傾けながら、一人読書にいそしむ時間が一番長かったかもしれない。
楽しかった思い出ばかりが走馬灯のように甦る、と言・・・

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黎明期 親玉・神武

12/12/17 コメント:0件 泥舟 閲覧数:1328

私の最初の記憶が、家族での餅つきの場面というのも珍しいだろう。
私は非常に幼く、見ていただけだったが、家族全員がバタバタと働いていたのを覚えている。
それは、誰かが僕の顔を覗き込む場面から唐突に始まる。覗き込んでいたのは、誰だったか、一人だったかのか複数だったのかもおぼろげだが、その人は私にニカっと笑いかけて餅つきの作業に戻って行った。いや、周りに餅が何もなかったはずなので、ひょっとす・・・

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日本のコーヒー

12/11/19 コメント:0件 泥舟 閲覧数:1420

もう、何十年も前のことだ。人生唯一の沖縄旅行の際に日本産のコーヒーを飲んだことがある。私から積極的に飲みに行ったわけでなく、たまたま立ち寄った喫茶店に置いてあったのだ。日本でコーヒーが栽培されていることをこれで初めて知ったぐらいだ。これが、純日本のコーヒーかと感慨はあったものの、東京で飲むコーヒーとの違いがわからなかった。
コーヒ専門店から缶コーヒーまでこだわりなく飲んでいる私にとって、微妙・・・

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油断したぁ

12/11/02 コメント:0件 泥舟 閲覧数:1162

取引先のオフィスがある26F建てのオフィスビルのエレベータホールに僕はいた。
僕の近くのエレベータが降りてきて、空になった空間に一番に乗り込んだ。奥の角に陣取り壁に取り付けられた22と書かれたボタンを押した。次々と人が乗り込んでくる。僕を入れて7人だ。最後に乗り込んできた人は、これから僕が向うお客さんだ。正確には、直接の担当者の上司に当たる人だ。エレベータを降りた時に挨拶しよう。
他に・・・

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時の駅

12/09/25 コメント:0件 泥舟 閲覧数:1313

最初に、駅というものについてお話ししたいと思います。
そもそもは、宿駅のことで、旅人が旅の途中に立ち寄るところ、旅の疲れを癒すところです。途中に位置するということは、皆さんが利用される駅構内の雑踏を見ても明らかかと思います。駅構内では、人待ちの人たちを除き、人々は一心不乱に目的地に向かうように急がれています。人待ちの人も、いずれは去っていきます。日常生活では実感しませんが、駅周辺には宿泊施設・・・

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逃げる球の握り方

12/08/17 コメント:0件 泥舟 閲覧数:1399

地方大会の準決勝。
1点差の9回裏。1アウトで満塁の場面で、相手チームの4番バッターの場面だ。
ファールで粘られて3ボール2ストライク。ピッチャーの健一は追いこまれていた。何より、これまでに投げた球数は150球を超えていた。チームメイトはもちろん、相手チームやスタンドで観戦している観客たちの目にも、健一の状態は明らかだった。
第7球目、健一が投げた球は力のないド真ん中、真っすぐ。・・・

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自転車テロからの生還

12/07/29 コメント:0件 泥舟 閲覧数:1442

いつもの坂道だった。
自宅から駅までの道のりを自転車で通勤している私にとって、朝は苦しい上り坂も、ペダルを漕がずに一気に下る坂道は、会社帰りのちょっとした楽しみだ。
いつもなら。。。

雨だった。
朝から雨が降っていればバス通勤に切り替えたはずだが、天気予報のチェックを怠ったのか、それとも天気予報が誤っていたのか、今やどうでもいい。朝に雨が降っていなかったため、いつも・・・

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海激

12/07/09 コメント:0件 泥舟 閲覧数:1427

予想外の嵐だった。
天気予報のチェックを怠ったわけではない。漁に出ない日でも日課のように天気予報だけはチェックしていているぐらいである。
確かにいつもの漁場よりは若干遠くに来てはいるが、所詮私の舟だ、たかが知れている。いつもの漁場にいたとしても、これほどの嵐だ、きっと遭遇していたに違いない。
急な嵐は初めてのことではない。慣れっことは言わないが備えはできている。いざとなれば、覚悟・・・

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少子化騒動

12/06/21 コメント:0件 泥舟 閲覧数:1456

日本の少子化が深刻化して久しい。
少子化の指標として、出生率が挙げられるが、1970年代半ばにその数値が2.00を切って以降、確実に減少を続けた。
2005年に1.26の最低数値をはじき出し、ここ数年は1.3台を維持しているにすぎない。これが、底を打った状況であるのか、それとも更なる減少の単なる踊り場に過ぎないのかは、意見の分かれるところだ。

一概に出生率というが、世界的・・・

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解説 −虚謙次郎ととんかつ屋さん

12/05/21 コメント:2件 泥舟 閲覧数:2520

言わずと知れた時空春秋大賞作家・虚(うつろ)謙次郎の受賞後最初の作品である。
選考委員として参加した私にとっても非常に楽しみであるとともに、期待を裏切るなよ、との思いを持って読ませてもらった。だが、読み終わって十分に満足している。時空春秋賞を辱めない、いやそれ以上に時空春秋賞のブランドを高める貢献しているといってもいいだろう。
上から目線的な書き出しで始めさせてもらったが、私が彼のデビ・・・

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徳川250年の夢

12/05/12 コメント:1件 泥舟 閲覧数:1843

「わしはこの度、征夷大将軍となった」
家康は、脇に侍る本田正純に語りかけるようにつぶやいた。
「はっ、おめでとうございます」
その答えに不満なのか、家康は正純を一瞥して続けた。
「どうしてなったのかわかるか?」
「殿が戦国の世を平定した功績が認められ、日本国の運営を任せるに足る人物と認められたからにございましょう」
「そんなことはわかっとる。征夷大将軍にならずと・・・

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からかさ小僧

12/04/25 コメント:2件 泥舟 閲覧数:2034

「傘っていうのは、なんなんだろうね」
傘デザイナーの橋下氏は、ご機嫌伺いに訪れた私に問いかけた。
挨拶もそこそこに、唐突な問いかけに固まった私に構うことなく、橋下氏は言葉を続けた。
「例えば、『はし』って言葉があるだろう。何かの本で読んだのだが、同音異義語の漢字がいろいろあるよね。試しにパソコンで入力すると、俺の名前の『橋』だろ、端っこの『端』、食事の時の『箸』、梯子の『梯』、く・・・

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鯉のぼりへのこだわり

12/04/18 コメント:0件 泥舟 閲覧数:2064

空中ディスプレーの技術が、鯉のぼり市場に参入した。
もともとその素地は十分にあった。都市部では、マンション住まいや、戸建でも庭がなかったり、狭かったり、そもそも穴が掘れなかったりといった、鯉のぼりが立てられる家庭が少なくなっていた。また、核家族で年頃の子どもがいるような家庭は、往々にしてそのような家・部屋に住んでいて、リアル鯉のぼり−敢えてこのような書き方をするが−の需要がなかった。
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最後の居酒屋

12/04/15 コメント:0件 泥舟 閲覧数:2077

もともと、体質的にアルコールに強い人間と弱い人間がいた。
ただ、大半の人間がアルコールに強いもしくは好んで摂取する体質であった。

しかし、あるタイミングを境に、人類の体質に変わり始めた。一説には太陽の黒点が過去例を見ない活動を始めたせいだとか、太陽系外に1億年周期で訪れる彗星のせいだとかの説が流れたが、とにかく、人類が急速にアルコールに弱くなった。それは早く酔いが回るというレベ・・・

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1区

12/03/14 コメント:0件 泥舟 閲覧数:2117

 たまたま、国会議事堂の近くの喫茶店で与野党でも少しは有名な議員二人が一緒にくつろいでいた。有名だけど、あまり人望がないせいか、仲間のいないもの同志連れになった感じで、辛気臭い雰囲気はない。
「ねぇ、海ちゃん。」
「なに、石ちゃん。」
「そろそろ、なんか、解散が近そうなんだけど、本当のところどうなんだい?おたくのどじょうだか、どびんだかは、なんて言ってるの?」
「分っかんな・・・

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