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被災地ボランティア傷害事件

17/09/11 コメント:0件 葵 ひとみ 閲覧数:140

 クールニュースでスマホに速報が入った――

「ただ今、国民的アイドルグループKASのメンバーのアナミンが大震災の被災地でボランティア活動をしていた握手会で何者かに切りつけられました」

私、竹田真也(たけだしんや)は慌ててSNSで一緒に今回のKASの総選挙で優勝すると予測されているマミミを一緒に応援していた鹿児島県在住のミナミさんにReinメールを送った。

・・・

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無差別惨殺事件テーマパーク

17/09/11 コメント:0件 葵 ひとみ 閲覧数:147

 ここでは、毎日、無差別惨殺事件が繰り広げられている。



背中を鋭利な刃物で切り広げられる者

バーナーで焼き殺される者

身体から脳味噌だけを引き出される者

皮膚だけを焼かれて身体を等間隔に並べられる者

鍛え上げられた筋肉を最期まで叩き壊される者


煮えたぎった腐敗した異臭の中で同胞と口が開いたま・・・

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しろくんとオレンジちゃん

17/09/11 コメント:0件 キュー 閲覧数:88


――ああ、もうからだじゅうあっちこっち爛れて痛痒くてしかたねえな。尾びれも背びれもボロボロ、じっとしてることしかできないくらい熱もって疼きまくりだし。おまえもつらそうだな、オレンジ。ほかの奴らもみんないなくなっちまって…そろそろ俺たちの番かなあ。

――ん……。

――なあ、覚えてるはじめてここへ来た時のこと? 2年前、俺たちまだ赤ん坊だった。狭くて窮屈なビニール袋・・・

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ダイイングメッセージやらかした

17/09/11 コメント:0件 戸松有葉 閲覧数:87

「やってしまった……」
 死亡した青年は、雲の上近くで、霊体の頭を抱えていた。
「成り行きを見届けねば!」
 そう言う青年に、あの世への案内人は面倒そうにしながら、
「規則としては構わないのですが、やめておいたほうがいいですよー」
 しかしそんな言葉など耳に入らず、青年は空を飛んで急いだ。
 自分の死亡した場所――殺人事件現場へ。
 青年の遺体はまだ残され・・・

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誤算

17/09/11 コメント:0件 戸松有葉 閲覧数:82

 銀行に強盗が入った。
 拳銃を所持しており、女性行員一人を捕まえ、拳銃を突きつけている。
 金銭の要求を強盗犯がしようとした時、人質の行員が口を開いた。
「残念ね、強盗さん。私に人質としての価値はないわ」
「な、なんだと」
「私は横領していたのよ。バレるのも時間の問題だった。誰も私を助けるためにお金なんて出さないわ」
 その話が本当か強盗犯にはわからないが、面・・・

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凶行の目的

17/09/11 コメント:0件 戸松有葉 閲覧数:64

 そのデパートの婦人服売り場へ着いた男は、素早く標的を見つけることができた。後ろ姿であろうと、彼女のことなら、すぐにわかる。
 女性店員が背後に誰かいると気づいた時には、すでに男の手には鋭利な刃物が握られていた。
「あ、あなたは!」
「会いたかったよ」
 それだけ言うと、男は躊躇いもなく、左胸付近へ刃物を突き刺した。
 しかし女性店員は反射神経がよく、機敏に避けて、服・・・

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My name is Boss !!

17/09/10 コメント:0件 みや 閲覧数:95

ボスの計画はこうだ。
質屋の様子を電信柱の影から俺が見張る。質屋に客が入ったら、俺も何食わぬ顔をしてその客と一緒に店内に侵入する。客と店主がやり取りをしている間に俺は外から見える様に店のショーウィンドウに展示されている、このショボい質屋には似つかわしくない高級腕時計をこっそりと盗み取る。店に入った客が帰る時か、新しい客が入って来たら俺はまた何食わぬ顔をしてその客と一緒に店から出て、質屋の向か・・・

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社長室

17/09/10 コメント:0件 塩栗タケル 閲覧数:108

ネットの噂なんて当てにならないな。
「今は年齢や経験ではなく能力がモノをいう時代だからね。優秀な人間が会社を引っ張っていくべきだ。私が間違っていると思ったらすぐに指摘してくれよ」
いかにも人の良さそうな眼鏡をかけた中年男性。出勤初日、オレは面談室に通され直属の上司と挨拶を交わした。ブラック企業とか聞いてたわりには温そうな会社だ。
「あとね、私が残業しているからといって田島君まで残・・・

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待て落ち着け俺は上司としての仕事をやったまでだ

17/09/10 コメント:1件 mokugyo 閲覧数:94

待て落ち着け俺は上司としての仕事をやったまでだ
落ち着け落ち着け
包丁おろせお前が俺を刺したところで何も変わらない
何も変わりやしないんだ
ただ単にお前が豚箱にぶち込まれるだけだ
後には殺人者の親としてお前の両親が攻められる未来しか残らない
だから落ち着け

大島の件か
あいつは学生時代から躁鬱の傾向があったんだ
それは嘘じゃない
・・・

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2030年型の上司

17/09/10 コメント:1件 鮎風 遊 閲覧数:117

 深海航平は東京オリンピックの年におもちゃメーカーに入社した。その後上司に恵まれたこともあって、順風満帆で10年が経過した。今は商品企画部の中堅どころだ。しかし世の常、ある日突然波瀾万丈となる。
 部下思いで、赤提灯やゴルフに誘ってくれた…オヤッサン上司に突然の転勤命令が。理由は、いつも妥協だらけの新企画、とにかくゆるい。企画部は明らかに活力が喪失している、まるで疲弊した町内会だ。会社発展の・・・

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俺の上司が異次元の迷子な件

17/09/10 コメント:3件 小高まあな 閲覧数:362

 深山凜子さんは、完璧に近い女性だ。
 アプリ開発を手がける会社に勤める俺の、上司だ。
 二十八歳で係長だし、作ったアプリはヒットするし、社長からの覚えも良い。優しいし、厳しいことも素直に受け入れられる言い方をしてくれる。背が高いし、スタイルいいし、美人。上からは一目置かれ、下からは尊敬されている。
 ただ本人にもどうしようもない、決定的な欠点がある。

 俺はパソコ・・・

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未来図上を司る

17/09/10 コメント:0件 蒼樹里緒 閲覧数:132

 時空保護管理局の取調室は、いつ来ても窮屈だ。一職員の僕でさえそう感じるのだから、正面に座っている男子高校生は尚更だろう。
 ぶすっとした彼に、僕は苦笑いを浮かべるしかない。
「ワープゲートは時空保護管理局の管轄で、歴史・災害調査目的の職員しか利用できないって小学生もわかってることなのに。どうして君は不法侵入なんてしちゃったんだい」
「うっせえなー。俺だってやり直したい人生がある・・・

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人と鬼の約束

17/09/10 コメント:0件 アシタバ 閲覧数:95

哀れな村を険しい山々が取り囲む。
まるで牢獄のようだ。
村人達は山に棲む一匹の鬼を恐れていた。
鬼は物見やぐらに匹敵する巨体の持ち主で、怪力ながら知恵もある。人の言葉を操り、村人に身の回りの世話をさせた。
そして、時折食うための生贄を差し出させるのである。
鬼がその気になれば村は簡単に全滅するだろう、それを理解している村人達は恐ろしい鬼の機嫌を伺って日々を生きてきたの・・・

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高坂さん

17/09/10 コメント:0件 藤光 閲覧数:105

 ぼくは何者でもなかった。
 自分の職業に警察官を選んだのも、犯人を捕まえたいとか、町の平和を守りたいとかといった積極的な理由からではなく、単に「ほかになれるものがなかったから」だった。やりたい仕事を見つけることができず、仕方なく警察に就職しただなんて失礼なこと同僚にも話したことはなかった。そのことが一層ぼくの孤独を深めていたのかもしれない。とにかくぼくは鬱屈していた。
 ぼくにとって・・・

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最後のデート

17/09/10 コメント:0件 与井杏汰 閲覧数:116

街は日が暮れた。
約束の時間まで後わずかしなかった。
彼は時計を見ると、イライラしたように赤信号に視線を戻した。

 「明日、大事な話があるから、必ず来てね」
最後に電話で彼女はそう言った。
何を聞かされるのか、なぜ遠くの店で会うのかも言わなかった。
ただ、いつも明るく快活な彼女の声が、わずかに緊張していたと感じたのは、気のせいだろうか。

し・・・

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オフィスの叱責

17/09/10 コメント:0件 与井杏汰 閲覧数:107

笑顔もなく、ただ「わかりました」と答え、自席に戻るH君に、小声で話しかけた。
 「ねぇ、課長に何言われたの?」
彼は面白くなさそうに答えた。
 「先週、顧客からクレームがあったそうだ。俺の対応が気に入らないって。で、次もこうだと、担当を変えるって」
 「それって、T商事? だったら、相手の担当も昔から問題あるでしょ? 何であなたの失点みたいになってんのよ」
 「知らな・・・

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あの日の指切り

17/09/09 コメント:0件 木原式部 閲覧数:130

「じゃあ、将来、私と結婚してくれる?」
 彼女はそう言うと、僕に向かって小指を差し出した。
「もちろん」
 僕も彼女に小指を差し出し、僕たちは固く指切りをした。


 彼女と結婚の約束をしてから、何年経っただろう。
 僕は着慣れない礼服を着て、結婚式場に来ていた。そう、今日は彼女の結婚式だった。
 僕が控え室のドアを開けると、彼女はイスに座って結婚式・・・

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夕陽が沈む頃

17/09/09 コメント:0件 ひーろ 閲覧数:106

 夕陽が沈みはじめ、鮮やかに輝いていた空のオレンジ色が、ほんのり赤みがかった暗い闇色に変わる頃。

「ママ……ぼくが大人になったら、有名な博士になれるって言ってくれたよね……? 博士になって、タイムマシンを発明できるって、約束してくれたよね……?」
 先刻まで燃え上がるように輝いていた少年の瞳は、暗く悲しげなものに変わっていた。
 母親は、心配そうな表情を浮かべながらも、す・・・

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めぐる

17/09/09 コメント:0件 向本果乃子 閲覧数:127

 ぽかぽかと春の日差しで暖かい車内で気持ちのよい揺れに体を預けているとあっという間に眠りに落ちる。息子夫婦と孫夫婦と三世代で暮らす自分の家では、こんな気持ちのいい眠りにつくことはできない。そんなことをぼんやり思いながら、今日も山手線の一番前の車両の端の席に始発から座る。

 松沢シキは、先月、八十五歳になった。足腰もまだしっかりしているし、頭だって呆けちゃいないけれど、八十を過ぎてから・・・

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強風の夜の怪人

17/09/09 コメント:0件 クナリ 閲覧数:297

 昭和のある時代、東京の片隅に、ひとつの全寮制中学校があった。
 生徒には外国人やハーフが多く、純粋な日本人の方が少ない。
 ハインツ・コイルフェラルドは二年生のある秋の黄昏を、レンガ造りの寮のロビーで紅茶を飲みながら過ごしていた。
 風の音が、外で強く鳴っている。

「ねえハインツ」
「……フィア。一応ここは男子寮なんだけどね」と小声で答える。
「さっき・・・

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綿あめ

17/09/08 コメント:0件 鷺くじら 閲覧数:122


 叶うことのない約束は綿あめのように降り積もってゆく。

 そう彼女は言った。僕は何も答えることはできず、食事の手を止めてただ彼女の目を見つめた。彼女はフォークで器用にパスタを巻いている。
「降り積もった約束はやがてね、ベトベト体に張り付いて身動きができなくなるの」
 そう言うと、フォークを口に運んだ。薄いピンクの唇にクリームソースが付く。それを舌で拭って、顔はパス・・・

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紫色の薔薇

17/09/08 コメント:0件 雪見文鳥 閲覧数:113

 若草がそよそよとたなびく草原に、一輪の紫色の薔薇が咲いていました。その花びらは揚羽蝶のように美しく、絹糸のように滑らかでした。
 その薔薇には見た人すべてを惹きつける魅力がありました。「天国に咲く花のように美しい」と、もうすぐ6歳になる男の子は言いました。「僕のおじいちゃんも、今頃こんな薔薇を眺めているかもしれないぞ」
 ある朝、草原に一人の美女が現れました。もっともその美女は、みず・・・

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願い花の管理者

17/09/08 コメント:0件 待井小雨 閲覧数:210

 願いを抱いて天に昇ったので、僕は夜空の川のほとりで星の花を咲かせる仕事に就く事になった。
 真っ直ぐな茎につぼみが一つ。透き通った青い石のような花が咲くという。一人につき一輪が担当。僕の他にも、つぼみを抱いた新人がたくさんいた。

「決められた日までにちゃんと咲かせるんだよ」とここでの上司にあたるヒサシさんという人が言った。花々の管理と新人の指導をしている人だ。
 自生す・・・

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とかげ

17/09/08 コメント:0件 向本果乃子 閲覧数:161

 その年の夏は煮えたぎるように暑かった。息を吸うと湿った空気が喉にべったりとはりつき、汗なのか湿気なのかわからない生ぬるい水滴が身体中を覆った。じっとり湿った大気を突き抜けて届く鋭い太陽の光が、通りを歩く人々にジリジリと容赦のない紫外線を浴びせている。その人々の中に、まだ十五歳の私がいた。
 夏休みの新宿駅南口前、午後2時。暑さもピークだというのに何の用があるのかあふれんばかりの人、人、人。・・・

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社長、揺れています!

17/09/08 コメント:1件 吉岡 幸一 閲覧数:198

「社長、あの、それが揺れています」
 秘書が怯えたように指をさすと、社長は慌てて頭に手をやってズレていたカツラを元通りに整えた。
「あ、わかってると思うが、くれぐれもこのことは他の社員には内密にな」
「はい。もちろんですとも」
 秘書は目を見開いたまま何度も頷くと、我に返ったように目を閉じて今度は首を横に振った。
「違います社長、揺れているんですよ」
「地震か。・・・

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火消し屋

17/09/08 コメント:2件 川淵 紀和 閲覧数:202

 昼の屋上で携帯を見ている人は多いが、彼女はスマートフォンではないからその姿勢から一目でわかった。彼女はいつもイヤホンをしてベンチに腰かけている。煙草の似合う女だった。やや縦にして指の間に煙草を挟み小首をかしげ、眉間にしわを寄せて、携帯の画面を見やる。
 いつも長い文章を読んでいるようで、同じ個所を二三回押しては親指がしばらく止まる。何かを伝えまいと、彼女の親指がせわしなく動くのを私は見たこ・・・

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鳩と波止場

17/09/08 コメント:0件 朽葉ノイズ 閲覧数:115

 今、静かな時間が流れている。わたしは波止場のベンチでひとり、プリッツェルを食べている。
 ぎゃーぎゃー騒ぐ人のいない空間。鳩がぽっぽっぽっぽと音を立てて、歩いている。
 わたしに近寄ってきた鳩の目の前で足を蹴ると、ばさばさ、っと鳩胸らしい強靱な音で、その鳩は飛び去っていく。
 ぎゃーぎゃー騒ぐ、なんて言葉にするとネガティブかもしれないけど、悪い意味でも、暗い意味でもなくて。騒ぐ・・・

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アイスティ

17/09/07 コメント:0件 川淵 紀和 閲覧数:264



 私の瞳から涙が零れ落ちると、ファストフード店のがやがやした雰囲気の中、椅子を引く音が異様に大きく響いた。バツが悪そうに、光石が立ち上がったのだ。何かボソボソと光石は私に喋りかけていたが、聞こえない。カウンター席に隣り合って座り、腕や体の動きを眺めていると、たゆんだ世界の輪郭に頭がくらくらする。心も波打つように不安定に揺れていた。
 でも、椅子から離れて光石が鞄を肩に引っ掛け・・・

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デザイン設計もこだわる隠しカメラ

17/09/07 コメント:0件 fieme 閲覧数:90

初めて隠しカメラを使われる方容易く操作が可能です。 手のひらに納まるほどの小型なサイズです。カメラ機能を使う時にはレンズカバーを下げた状態でないと ちゃんと映像が映らなくなってしまいます。スパイカメラを扱うのが初心者や女性の方でも比較的使いやすいのも特徴です。証拠となる写真や動画を撮影する場面に遭遇するか分かりません。そんな時に薄暗くて撮影を失敗した。
http://www.buykamer・・・

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ママとの約束

17/09/07 コメント:1件 笹岡 拓也 閲覧数:513

「一緒に頑張って東国大学に行こうね!約束しましょ」
私が小学5年生だった頃、ママは私に言った。その日から私とママは約束を果たすために頑張った。
私はとにかく塾や家で勉強を、ママは私に合った勉強方法を探していた。私とママを見てパパは
「もう少し気楽にやればいいんじゃないか?」
と言ってくれていた。それでも私とママは約束を守るために努力した。
塾の友達はみんな休み時間にな・・・

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年功序列よ、さらば

17/09/06 コメント:2件 本宮晃樹 閲覧数:142

「日下部くん」とガキが尊大そうな口を利いた。「この見積書、ちゃんと計算したのかね」
「したと思いますが」実はしてない。電卓を叩いてるといらいらしてくるからだ。
 チン毛も生え揃ってないガキが俺の血と汗の結晶をひらひらさせた。「こんな傑作は見たことないな。だってこれにしたがって作業すると20%の赤字になるんだぜ」
 さっと血の気が引く。「どこかまちがってましたか」
「自分で確・・・

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求道者の配置

17/09/06 コメント:0件 千野 閲覧数:108

 誰かと話をすればするほど、その人間が自分とどれだけ違っているかを認識したり、かえって驚くほど似ているということに気がつく。ただそれだけのことで、それが本当に楽しく、興味深い。相手の顔色をうかがいながら当たり障りのない言葉を選んで、今日もうまくやれたかな、などと思うのは実につまらない行為であるうえに、先がない。先がないのだ。

 それでも多くの人がそういうことで悩む。だから、僕はいつだ・・・

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ズルい彼女の最後の言葉

17/09/05 コメント:0件 かわ珠 閲覧数:112

 目が覚めると、枕元に妻が立っていた。
「……おはよう」
 その妻に向けた言葉は、そんな素っ頓狂な言葉だった。
「おはよう」
 彼女の挨拶は少し懐かしく、そして、あまりにいつも通りだった。彼女と結婚してから約五年の結婚生活の間、毎日のように聞いていたあの頃と何一つ変わらない、平凡な挨拶。懐かしさが蘇ると共に、これが現実ではないような気がした。いや、むしろ夢だと言われた方が納・・・

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死にたい生きたい

17/09/04 コメント:0件 全世界りなちゃん戦争 閲覧数:135

 明日になったら絶対に死んでやろう。

そう思いながら家を出た。
今日が最後の日だ。私が私で生きられるのは今日が最後。
雨が降っていた。雨は大好きだ。
濡れるのは大っ嫌いだ。傘は模様がかわいくて買った水玉模様。

 どこに行こう…

何にもないのに、歩いてるだけで周りの人たちが私のことを避けてるように思える。
笑い合うカップルも、どこかへ・・・

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願掛け

17/09/04 コメント:0件 PURIN 閲覧数:124

近所のおじさんの話。
おじさんが若い頃。都会での仕事にもだいぶ慣れてきた矢先。故郷にいる先生の兄弟から、お母さんが体調を崩して入院したという連絡がきた。
慌てて仕事を休んで教えられた病院に行ってみると、ひどくやつれたお母さんがベッドに横たわっていた。
おじさんの知るお母さんは、いつも元気すぎるくらいに元気な人だったからこの上なく衝撃を受けたという。
そんな状態なのにいつも通・・・

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魔女の家族

17/09/04 コメント:0件 黒猫千鶴 閲覧数:412

「必ず迎えに行くから……」

 それが、母からの最後の言葉だった。

『速報、我らの聖なる炎で魔女を滅した』

 一枚の紙が街中に貼り出されて、ようやく皆は歓喜の声を上げる。私は深くフードを被って、民衆の中に混じっていた。

(魔女じゃないのに……)

 踵を返して、静かに離れて行く。誰にも気付かれないように、足早に森の奥へと帰る。

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責任の取り方と笑う新人

17/09/04 コメント:1件 吉岡 幸一 閲覧数:140

「仕事を終えたらちょっと付き合ってくれないか」
 所長に背後からささやかれた新人は背筋を伸ばしながら「はい」と返事をした。
 この会社に勤め始めて二カ月が過ぎたばかりだ。もうすぐ試用期間も終わり来月からは正社員として本採用になる見込みだった。会社の雰囲気にも慣れてきて、なんとか続けていけそうだと思っていた。
 新人といってもすでに三十歳、転職を三度繰り返しこの会社へたどり着いた。・・・

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Accu Asus a41-x550a

17/09/03 コメント:1件 kopenaccu 閲覧数:188

Augustus vorig jaar zagen we de eerste paar gaming laptops met 120Hz beeldschermen hit de scène, naast de invoering van Nvidias 10-serie Pascal graphics. Nu iets meer dan een jaar later, Accu Asu・・・

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愛の国から幸福へ

17/09/03 コメント:0件 峯岸メイ 閲覧数:105

ひと昔前に、幸福ゆきの切符というのが流行ったことがあった。確か北海道のローカル線に『愛国』駅と『幸福』駅があり、その区間の乗車券は、『愛の国から幸福へのパスポート』だと噂されて、当時若い女性を中心にして何百万枚も売れたという。
ブームになったのが七十年代だから、それを知っている人間は、その時代に青春を送っていたわけだ。
すなわち、今やいい歳のおっさんおばさんになってい・・・

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忘れていた約束

17/09/03 コメント:0件 W・アーム・スープレックス 閲覧数:115

 夕刻の、会社帰りの人々でごったがえすビル街の歩道を歩いていた宗友は、その青の野球帽に同色のブルゾン姿の男性とすれちがったとき、ふとなにかがひっかかった。刑事の勘というやつだ。
 ふりかえるとその人物は、家電専門店のなかにちょうど入るところだった。年の頃は四十前後、身のこなしが敏捷で、人々の間をじつに巧みにすりぬけてとおった。顔はたえずうつむき加減で、宗友の目からみれば、他人の視線を避けてい・・・

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マジック・リアリズム

17/09/03 コメント:0件 文月めぐ 閲覧数:101

 部室に携帯を忘れてしまうなんてついてない、と思うが、何かと不便なので取りに来た。夜の学校って怖いし、部室は建物の四階にあるから面倒、と思いながらも階段を上り始める。
 大学生になり運動する機会が減ったためか、すぐ疲れるようになった気がして、もう少し若ければもっと楽に上れるのに――例えば今の年齢の半分なら――と思ったその時、急に足が軽くなった。足の回転がどんどん速くなっていく。その勢いに任せ・・・

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僕は凡人なので、多分そこへは行けない。

17/09/02 コメント:0件 浅月庵 閲覧数:389

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 創作者は常に孤独だ。

 それ故に、僕にとって高校の文芸部は、一時の休息を求める手段だった。部員同士で好きな作品を語り合い、手を叩く空間はまさにぬるま湯。
 このなかで、本気で小説に向き合っている奴は僕しかいないだろう。そう確信していた。

 ーーそんな馬鹿げた優越感を打ち砕くためなのか、ある日お前はハンマーを持って、僕の元へ現れたのだ。

・・・

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レールに敷かれた人生

17/09/02 コメント:0件 林一 閲覧数:120

 俺の父親は、会社の社長だ。いずれは俺も、この会社を継ぐことになる。いわゆる、レールに敷かれた人生ってやつだ。
 レールに敷かれた人生なんてつまらない、なんて言う奴もいるが、俺は満足している。頑張って勉強して一流の大学に入れたとしても、一流企業の会社に就職できる保証などない。だが俺は、会社の社長という人生を約束されている。レールに敷かれた人生は、本当に素晴らしい。
 
 ある日の・・・

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完璧な上司

17/09/02 コメント:2件 野々小花 閲覧数:202

 高野課長はいつもヒールの高い靴を履いている。歩いても嫌な音がしないのはどうしてだろう。ゆっくりと歩くからかもしれない。私は履いたことがないからわからないけれど、上等な靴というのは、そういうものなのかもしれない。品の良いスーツが似合っている。毎日ヘアメイクもしっかりとしている。
 私とは、何もかもが違う。入社してから二年、ずっと無難な服を着まわしている。髪はひとつにまとめただけ。メイクはいつ・・・

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約束の日

17/09/02 コメント:0件 林一 閲覧数:105

 昔々ある村に、牛の世話の仕事をしている彦助と、機を織って服を作る仕事をしている織子が住んでいました。
 二人はいつしか恋に落ち、やがて結婚しました。
 しかし、二人は仲が良過ぎました。二人は仕事をさぼりがちになり、いつも一緒に遊んでばかりになりました。
 村人達は困っていました。彦助が仕事をさぼるせいで、村の牛達は病気になってしまい、織子が仕事をさぼるせいで、村人達の服は古くな・・・

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約束を破ったひとり

17/09/02 コメント:2件 W・アーム・スープレックス 閲覧数:158

 賢者は、いつかはこういうときがくるだろうと思っていた。
 ここにいる四人もまだ幼かったときは、誰もみな同じように見えた。毛の色や、手足の長さは異なるものの、木によじのぼって実をかじり、若草を頬張ったりするのはみんな似たようなものだった。
 かわりだしたのは、成人になったあたりからか。なにより、考え方にちがいが出はじめた。ガッチリは、なにかと興奮しやすく、誰彼なしに喧嘩をふっかけた。血・・・

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ずっと、待ってる

17/09/02 コメント:0件 ファリス 閲覧数:112

「丘の上の木陰で待ってるからね」
「だから何度も言ってるけど、あなたは誰なのよ」
「寝坊しちゃダメだよ!じゃあね!」
「待って……!」

またこの夢だ。今日も追いつけなかった。
夢の中の景色は輪郭がはっきりせず、いつも私に声をかけてくるあの少女も、近づこうとするほど遠ざかるようで、逃げ水を追いかけているような気分になる。
誰なんだろう、あの子。
知っ・・・

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約束(エッセイ)

17/09/02 コメント:0件 ワタナベ 閲覧数:115

 物凄く大きな約束を破られた事がありました。
相手はネットで知り合った目上の方で面識はないのですが、お互い思っていることが阿吽の呼吸で分かるくらい信頼し合える仲になれたのです。
 そして、あるとき大きな約束をし合ったのですが、最後の最後でその約束を破られてしまいました。その後、相手の非と自分にあったかもしれない非を秤にかけ心の中で落としどころを探っていきました。
 もし逆の立場だ・・・

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登山ガイドQ&A

17/09/02 コメント:2件 本宮晃樹 閲覧数:115

Q 健康促進のため、今夏はいよいよ登山を始めたいと思います。まずは低い山で練習したいのですが、どこかお勧めはありますか?
A うってつけの山域があります。三重県の鈴鹿山脈なんかどうでしょうか。標高はせいぜい1,200メートル程度、どの山も片道二時間足らずで登れる懐の浅い山脈ですよ。
 そのなかでもとくにお勧めなのが、同山脈最高峰の御池岳(1,248メートル)にいたるコグルミ谷登山道。日・・・

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繋がり

17/09/01 コメント:0件 セレビシエ 閲覧数:373

「君はひどく疲れている顔をしているね」
実際僕は疲れていた。それで僕は返事をしないままで机の上に頬っぺたをくっ付けて睡眠態勢に入った。彼女は何も言わない。僕も少し黙っていた。
顔は見えないがなんだか彼女は不貞腐れているみたいだった。それでも僕は顔を上げなかった。
「結衣は疲れてないの?」
机に突っ伏しながら僕は言った。
「疲れていないよ、だって君と一緒だもん」
・・・

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