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第158回 時空モノガタリ文学賞 【 あとがき 】

今回のテーマは【あとがき】です。

恋愛・ちょっといい話・伝説・不思議な話など、
小説・エッセイ等の散文であれば
スタイルは問いません。
体験や事実に基づく必要もありません。

時空モノガタリ賞発表日:2018/08/31

※同一投稿者からのコンテストページへの投稿作品数は3作品とさせていただきます。
※R18的な暴力表現・性描写はお控えください。
※二次創作品の投稿はご遠慮ください。
※「極端に短く創作性のない作品」「サイト運営上不適切な内容の作品」は削除対象となりますのでご了承ください。

ステータス 募集中
コンテストカテゴリ
投稿期日 2018/06/25〜2018/07/23
投稿数 39 件
賞金 時空モノガタリ文学賞 5000円 ※複数受賞の場合あり
投稿上限文字数 2000
最大投稿数 3
総評

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投稿済みの記事一覧

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芸術って何?

18/07/15 コメント:0件 早川

 僕はふと頭の中で芸術家になろうと考えた。何がいいだろう。小説家、映画監督、音楽家、画家。
 頭に浮かぶのはそれくらいで、なんとなく映画監督になろうと思った。なにより、映画が一番面白いと思ったからだ。

「ねえ、映画作ってみない?」
 僕は大学の友達に話しかけた。
「映画? 俺達で? そんなの無理だよ」
 彼はそう言った。
 彼は僕と話している時もゲームに・・・

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憧れのプレミアリーグのピッチ

18/07/14 コメント:0件 ポテトチップス

『P.S. 
 20年後、ボクはプレミアリーグのピッチ上で、誰よりも早く駆け抜けている。
 1998年 2月15日  6年2組 上谷岳』

 マッケーロが、岳の肩を軽く叩いた。表情に自然な笑みを浮かべて。
 これから始まる試合の緊張に飲み込まれず、冷静を保っている彼はさすがだ。
 マッケーロは、頭上から岳の目を真っすぐに見つめて英語で話しかける。岳は聞き取った・・・

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『星の界』を聴いてのあとがき、もとい感想

18/07/13 コメント:0件 マサフト

人智は果てなし 無窮の遠に 其の星の界 きはめも行かん

昔の人、具体的に何時代だとか何処そこの国だとかは無しにして、とにかく昔の人の想像力とは如何なものなのだろう。

星を眺め、角度を計り、目星目印にして現在位置や方角、距離を割り出す。それは解る、手筈は知らないもののその行為、目的は理解できる。
だが星座はどうだろう。勿論、先に述べた手順の前段階と・・・

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本音

18/07/13 コメント:0件 風宮 雅俊

「ねぇ、豊彦くん。『あとがき』ばかり読んでいて面白いの?」
 私の彼は同じ文学部。そして今年から同じゼミ。
「面白いよ」
 ぽつりと言うと、『あとがき』に目を戻す。
 豊彦くんは興味の湧いた作者を見つけると、初版日順に作品一覧を作る。同じ題名でも単行本や文庫本、出版社が違うもの、改稿したものを丹念に調べて作成する。良くある事が絶版になっている本。その時には近くの図書館から一・・・

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作家になりたかった

18/07/13 コメント:0件 早川

 僕がこれを書いているのは、作家になりたかった自分のためだ。様々なことを考えた。
 僕の母親は専業主婦で週に五日パートを飲食店でしている。僕の父親は製薬会社で管理職をやっている。
 どことなく居心地が悪い家庭だった。父親は怖く、母親は僕に無関心だった。それで小さい頃から僕は人並に地味に生きてきた。
 大学在学中に僕は友達が一人もできず、ひどいうつ病になってしまい、自殺未遂をした僕・・・

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味噌汁に焼餅

18/07/13 コメント:2件 秋 ひのこ

 空港からのびる県道の両側には青々とした田園が広がり、色濃い山々が四方を囲んでいる。
 タクシーの運転手は「ニイミ」と名乗る若い男だった。
「仕事ですか、観光ですか」
 ニイミが鏡越しに朗らかに話しかける。
「いえ、珍しいので。空港からの行き先がN村の食堂というのが。今はグルメの取材とかツアーとかあるでしょう。田舎のただの蕎麦屋まで秘境の隠れ家とか言われたりね。そういう関係・・・

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エンディング・ノート或いは終わりの始まり

18/07/12 コメント:4件 しのき美緒

 「あなた、いったい何をしていらっしゃるの?」
 シルクジャージーの濃紺のワンピースにほっそりとした身を包み、百貨店の紙袋を提げた京子は、ダイニングに一歩踏み込むや、その光景に驚いて声をあげた。
 京子が丁寧にワックスで磨き上げる無垢材のダイニングテーブルの上一面に書類が乱雑に積み重ねられ、ペンやラインマーカーが転がっている。その中で夫の宏が、電卓を手に何やら懸命にノートに書き付けてい・・・

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あとがき屋(自伝のあとがき)

18/07/11 コメント:1件 吉岡 幸一

 あとがき屋の商売をはじめて十年が過ぎた。あとがきとは詩集や小説、自伝、紀行文、エッセイ、論文など書かれた文章の終わりに本文とは別に書き添える文章のことだ。通常は書いた本人が書くことが多いのだが、本人の意向や出版社の意向で本人以外の者が書く場合もある。そのあとがきを書くことを生業としているのがあとがき屋である。
 男は六十歳の時に長年経営していた印刷会社を売却してあとがき屋を開業したのだが、・・・

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あとがき屋(小説のあとがき)

18/07/11 コメント:0件 吉岡 幸一

 あとがき屋の商売をはじめて十年が過ぎた。あとがきとは詩集や小説、自伝、紀行文、エッセイ、論文など書かれた文章の終わりに本文とは別に書き添える文章のことだ。通常は書いた本人が書くことが多いのだが、本人の意向や出版社の意向で本人以外の者が書く場合もある。そのあとがきを書くことを生業としているのがあとがき屋である。
 男は六十歳の時に長年経営していた印刷会社を売却してあとがき屋を開業したのだが、・・・

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あとがきがない

18/07/08 コメント:0件 あらしお

「おい待てよお前」
「おい、待てよお前」
「矢部くん振り返って、なんだよ」
「なんだよ」
「それで井川、お前さ・・・」
「お前さあ」
 そして鈴原さんは止まった。正確に言えば右手で唇を触りながら左足は貧乏ゆすりのように小刻みに動いているが、それまで激しく稽古場を動き回り大声を上げていた様子からすれば、鈴原さんは止まった。
 鈴原さんが次の台詞を発するのを待・・・

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予想外のラスト

18/07/07 コメント:0件 リーマン一号


私は今、非常に困っている。

「今日はペンが進むなぁ」と呑気に導入パートを書き始めたのはいいが、そのままあまりにも盛り上がってしまい、気づけば導入パートがあとがきに差しかかってしまっているのだ。

あと2000文字しかないのに、まだ殺人事件すら起こっていない。

一応、ミステリー小説だというのに・・・

このままだと、タイトルの「真夏の海水浴・・・

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あとがきが書けない

18/07/06 コメント:0件 undoodnu

 私はあとがきが苦手だ。原稿用紙を広げて机に向かって、ペンをくわえる。何も浮かばない。作品の解説をすれば良い? どうやればいいのだ。次回作への意気込み? そんなものは構想も何もまだない。登場人物達の後日談で跡を濁すか? そんな卑怯な真似はできない。困った時は、ひとっ風呂浴びてサッパリすることにしよう。
 入浴を済ませた私はサッパリした。だが、脳みそもサッパリしてしまった。やはり、何も浮かばな・・・

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彼が微笑したあとがき

18/07/06 コメント:0件 早川

 僕は教室の隅でじっと本を読んでいた。最近有名になった本だった。僕の好きな作家がそれを書いた。午後の教室で講義が終わった後、こうして過ごしていることが多くなった。
 僕がそうしていると後ろから一人の男が話しかけてきた。僕は彼のことを知っていた。この学科で一番できるやつ、文学部の中で唯一大手の出版社に内定が決まったやつだ。彼は自分で小説を書いたこともあり、どこかの県の文学賞を受賞したことがある・・・

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ご来店ありがとうございます

18/07/05 コメント:2件 紅茶愛好家

「えーと、生四つとライム酎ハイ、あとウーロン茶二つ」
「ライム酎ハイと……ウーロン茶二つですね」
 注文を取りながら若い女性店員が復唱する。飲み物を入力し終えたのを見て石丸准教授はメニューのページを繰った。背筋を伸ばし、注文を読み上げる。
「大皿特選ざんまい、中落ち、特選カルビ、牛モツセット、鳥軟骨の塩、福田屋サラダ、野菜盛り合わせ……とりあえずは、以上。で、良いかな?」
・・・

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息をやめた後の僕より。

18/07/05 コメント:0件 甘宮るい

「息子は一昨年の春に病に倒れ、それ以来入退院を繰り返していました。ですが6月20日の午後、家族の見守る中、静かに旅立ちました。享年18歳でございました。
息子は大変静かな子でしたが、部活にも勉強にも熱心でした。よく、家の手伝いもしてくれました。家族の誕生日には、決まって手紙とお花とプレゼントを贈っていました。サプライズをされたときには、驚いてもう嬉しくて……。本当にいい息子でした
息子・・・

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あとがき 告白

18/07/04 コメント:0件 横井雀

 あとがき

 始めまして、作者の南智子です。本編の方はお楽しみいただけましただしょうか。
 突然ですが、私はこのあとがきにてある一つの告白をします。
 実はこの物語は私だけの作品ではありません。盗作か? ある意味そうとも言えるでしょう。ならだれの作品だ? これは私の友人の作品でもあるのです。
 その友人は私の大学時代からの男性の友人です。大学時代の創作系サークルでの・・・

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作品「私」に添えられたあとがき

18/07/04 コメント:0件 広田杜

これを今書いているワタシは、私ではない。
作中に登場する「私」の世界が潰えたから作品は存在し、ワタシが生まれた。ワタシは「私」の意思を受け継ぎ、作品の完成を見届けるために存在する。ワタシは作品を装丁し、あとがきを添える。このあとがきが存在していること、それこそが「私」の存在の無を証明している。「私」はもういないのだ。
「私」の物語はどうだっただろうか。ワタシがあえて解説する意味な・・・

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俺の罪は君が知らない君の秘密

18/07/03 コメント:0件 紫聖羅

 妻の桜が息子と買い物に出かけている間、俺は引き出しの奥から、ある手紙を取り出した。箱に入れ、10年以上経ってもシワなく保管していたこれは、自分宛ての手紙ではない。桜に宛てられたものだ。
 桜と付き合い始めたのは、高校2年の夏だ。最初から桜が妥協して俺と付き合っていることは分かっていた。
 幼なじみの桜のことを、いつから好きだったのかは覚えていない。俺は想いを告げられないまま、桜も俺の・・・

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イニシャルK.I

18/07/03 コメント:1件 小峰綾子

本屋で平積みされていた新刊の表紙「森田健一」の文字が光って見えた。もしかして…まさか、そんなこと…。

森田健一は、15年も前に恋人だった男が当時小説を書いていた時に使っていた名前だ。しかし、どこにでもありそうな名前であるが故、同姓同名の作家がいてもおかしくはない。彼とはあれ以降交流もないので小説を書き続けているのかどうかも知らない。

帯に書かれている文字「遅すぎた再会 ・・・

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ユタのあとがき

18/07/03 コメント:0件 向本果乃子

 小説のあとがきは不要派だとユタは言う。
「俺が夢中で読んできた物語について、実はこういう気持ちで書いていた、こんなきっかけで書き始めた、あれが最後へ繋がる伏線だった、とかそんなこと終わってから言われても、俺が感じて考えてたことと全然違ったらどうなるんだよ。えーそんな意味だったの?とか知りたくないんだよ。百歩譲って作者の近況とか内容に関係ない話だったらいいけど、でもそれはそれで本の雰囲気や世・・・

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傷痕を書き記す

18/07/03 コメント:0件 蒼樹里緒

 報告書にあとがきなんて要らない、と『凶器保全協会』の事務員さんからはよく言われます。『凶器』から読み取った死者の記憶を、正確に書き記すだけで良いのだと。確かに、それが『解読者』としての私の職務です。
 けれど、私見もどうしても書き添えたくなってしまうのは、作家志望だった人間の性なのでしょう。亡き父のように『凶器』にまつわる物語が書きたいと願っていた、子ども時代の夢の名残として。
 今・・・

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あとがきの本

18/07/03 コメント:0件 W・アーム・スープレックス

 いつものように英介は、書店にでかけると、片端から本をぬきとっては、次々とその本のあとがきに目をはしらせた。
 これまで数えきれないあとがきに目を通してきた英介だったが、肝心の本文のほうはいちども読んだことはなかった。
 他人からいわせると、そんなの、どこが面白いということになるが、本人はけっこうたのしんでいて、あの本はよかった、あの本には泣けたよなどとおおっぴらにいうので、それをきい・・・

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病室の夜の涙

18/07/03 コメント:0件 早川

 妻と夜にキャンプに行った。空には綺麗な星が瞬いていて、月が見える。テントを張って二人で横になった。
「明日はどこへ行く?」
 疲れたように妻が言った。
「川に釣りに行こう」と僕は言った。
 二人で並んで眠る。ごうごうと風が吹く音が聞こえる。テントは風に揺れていた。
 翌日、目が覚める。妻はテントの外にいる。妻は火を焚いて料理をしていた。パンを焼いて目玉焼きを作ってい・・・

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あとがき便り

18/07/02 コメント:1件 文月めぐ

「デザート担当の人は、鍋に水と寒天を入れて火をつけてください。かき混ぜながら寒天を溶かして、弱火で煮てください」
 先生の指示を聞いて、早速動き出す。六人の班員がいる中で、一人がご飯を炊き、三人でハンバーグを作り、二人がデザートを担当する。この班の中で由香理ちゃんと私がデザートであるあんみつを作る担当になった。
「寒天が溶ける前に砂糖を入れちゃダメなんだって」
 お母さんが言って・・・

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遺書

18/07/01 コメント:0件  浅縹ろゐか

 私はこれまで後悔しないよう、正しく生きてこられたのでしょうか。そのように疑問を感じたのは、病に臥せり余命宣告を受けた春先のことでした。残された時間がそう多くないということを知ったとき、死に対する恐怖よりも、これまでの生き方に対する後悔の方が幾らか上回っていたのです。
 私は癌を患い、二年程前から闘病生活を送っております。如何やら手術をするのが難しい箇所らしく、放射線治療をして様子を見ること・・・

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とある小説とチョコレートの話

18/06/29 コメント:0件 たい焼き好き

一週間前から読んでいた本の最後のページを開き、作者経歴などを確認したのち、パタン、と閉じる。
正直、この本はつまらなかった。よく読みきれた物だと、我ながら感心する。それほどまでに、この物語は肌に合わなかった。
学園での謎をどういう訳か一介の生徒が追うことになる、という、使い古されたであろうネタ。
名台詞か何かのように自身のキャラクターに言わせた、他の有名作品で使われたセリフ。

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あとがき

18/07/01 コメント:0件 R・ヒラサワ

―著者あとがき―  この作品は私にとって、実に三年ぶりの著書となるが、俗に言う『産みの苦しみ』を実感したのは今回が初めてであろう。振り返ると此処に至るまで、様々な出来事が我が身に降りかかってきていた。  まずは愛犬の家出に始まり、続いて妻の蒸発。挙句の果てには、住んでいたマンションを追い出される羽目にまでなった。 一時期、私はホームレスの状態になった。ホームレスと言っても、車の中で寝泊まりをして・・・

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あとガキ

18/07/01 コメント:0件 浅月庵

 自身の小説の初出版の際、担当編集さんに「“あとがき”どうします?」って聞かれて、その意味をすぐに理解できない。
 単純に考えれば“後書き”なのに“書き”の部分が“ガキ”に頭のなかですり替わってしまい、俺はそれを反射的に断るけど。

 あとがきって確か、作品が終わった後に作者が、読者の物語に対するのめり込みや熱を打ち消すようにしれっと現れて「この本を手に取っていただきありがとうご・・・

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今ならば

18/06/30 コメント:0件 

 ねえ、ママ。
 小さい頃、あたしママといっしょにスーパーへ買い物について行くといつもお菓子売り場で見かけていた光景があるの。
 駄々をこねてお菓子買ってって大声で訴える同い年くらいの子たち。男の子でも女の子でもやり方はいっしょ。お目当てのお菓子の並んだ棚の前の床にひっくり返って手足をバタバタさせて泣きわめいて見せる、アレ。たいてい買ってもらえずその子のママにひっぱって連れて行かれるは・・・

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あとがきの人 

18/06/30 コメント:0件 こぐまじゅんこ

 ぼくは、鈴木とおる。
 岡山に住む小学二年生。
 ぼくは、本が大好きなんだ。
 いっしょに住んでいるおばあちゃんが、ぼくにいっぱい本を読んでくれたから。
 今日は、ぼくの誕生日。
 おばあちゃんが、本をプレゼントしてくれた。
 絵が少ないちょっとぶあつい本。
「とおるくんも本をよく読めるようになったから、この本をえらんでみたよ。ちょっと長いお話だけど、お・・・

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最後のお願い

18/06/30 コメント:2件 紫聖羅

 僕の尊敬する先生は、執筆した本の最後に「作者あとがき」というものを付けていました。僕もそれを真似て、「あとがき」を書いてみたいと思います。
 僕がこの本を書こうと思ったのも、先生の真似でした。
「なりたいものになるには、まず真似から始めればいい」
 そう先生はおっしゃってくれました。
 先生の仕事は本を書くことです。僕はこの世界で一番、先生を尊敬しておりました。先生のよう・・・

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あとがきジョニーの思い出

18/06/29 コメント:0件 クナリ

 あとがき、というものに憧れたことはないだろうか。

 子供の頃、漫画や小説を自分でも書いてみたいと思う人は多いと思う。
 その際、世にある本のあとがきを見て「ああ、本編はもちろん、このあとがきというものを私も書いてみたい」という欲求を抱いたことがないだろうか。
 「あるわけねえだろ」という方はそれで結構。
しかし意外に、こうした思いを抱く方は多いのではないかと私は思・・・

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しだれ桜の幻想

18/06/28 コメント:0件 とむなお


『……では、いつまでもお元気で。失礼いたします。敬具』

 美幸は、そう手紙を書き終えると、さっそく封筒に入れて、駅前の郵便局にあるポストへ向かった。
 その郵便局の近くには、中央児童公園があり、とても大きな、しだれ桜の木があった。
 その児童公園は川で囲まれていた。
 美幸は、その、しだれ桜が見たくなり、その児童公園に入っていった。
 きょうは快晴だか・・・

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あとがきのバラ

18/06/27 コメント:0件 ぜな

 ”看護師の礼奈が、最期に読んだ本には薔薇が散らばった”

 本が大好きな友達から借りた推理小説だけど、推理小説なんて今まで読んだことがなかったから、物語の結末には、そう終わっていた。意味がよくわからなかった。最期というのは、死に際だから、看護師の礼奈は、死にそうになった時に本を読んでいたということなのだろうか。薔薇が散らばったということは、血を表しているのだろうか。

「・・・

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蛇足

18/06/26 コメント:0件 くまなか

 真夏の直射日光の中を三時間待っていたから、私は脱水を起こして座り込み、親切な人に促されるまま病院へ向かった。待ち合わせの相手にはとりあえずショートメールで簡単に伝えた。電解質と糖分とを含んだ点滴に血液から口説き落とされて、私は確かに。
(終わった)
そう考えた。なにせ、途中どこかの喫茶店に移動していいか、ちょっとジュースを買ってくる、細々と連絡をしていたけれど”今筆が乗っている。直ぐ・・・

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大河物語「地球」

18/06/25 コメント:1件 風宮 雅俊

 最後まで読んで頂きありがとうございます。そして、本当にごめんなさい。

 大河物語「地球」は、今までの大河物語の話の展開が遅い、個性的なキャラがない、エピソードも成長性もないと言われていた事を反省して、書き始めた物語です。
そのためエピソードが多く先が読めない展開にするために、キャラ立ちした登場人物を多く配置しました。何をしでかすか分からないおバカキャラを要所に配置しました。各・・・

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責任の所在

18/06/25 コメント:2件 戸松有葉

 シリーズ刊行が滞ってから二十年、私が続きを執筆することが決定してから十年、長らくお待たせいたしました。シリーズ最新刊、ついに発売です。
 このあとがきを先に読む読者もおられるようなので、ネタバレは極力避けますが、本巻の内容は、シリーズ一巻ラストで昴が大きく言い放った「世界一周ライブ」です。本当にやってしまいます。
 ファンは多くともインディーズに過ぎない彼女たちがどうして実現できたの・・・

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遺書と遺言

18/06/25 コメント:0件 戸松有葉

 編集者はとても忙しい。どの業界でも同じだが、使える人間というのは一部だ。そんな人間が、読者からの問い合わせにいちいち応じていては仕事にならない。だから普段は、電話など繋がりはしないのだが……。
 困り果てたという表情で、幾人かが相談に訪れた。
「すみません、私たちでは応じかねて」
 このままでは警察沙汰になりかねないという。
 事情を簡易に聞くと、担当作家の最新刊のあとが・・・

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あとがきん

18/06/25 コメント:2件 戸松有葉

 小説のあとがきには、大別して三つの種類がある。
 一つは、あとがきを最初に読む読者を想定して、極力ネタバレしないようにしつつも、作品のことを語っているもの。
 一つは、先の例と理由被ることもあるが、作品とは関係ない近況報告的な話をする、あるいは、最初からあとがきを書かない。
 そして最後の一つが、ある作家のあとがきだった。
 読者からは賛辞の声が寄せられている。
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