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第111回 【 自由投稿スペース 】

恋愛・ちょっといい話・伝説・不思議な話など、
小説・エッセイ等の散文であれば
スタイルは問いません。
体験や事実に基づく必要もありません。

ステータス 募集中
コンテストカテゴリ
投稿期日 2017/07/24〜2017/08/21
投稿数 3 件
賞金
投稿上限文字数 10000
最大投稿数 3
総評

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投稿済みの記事一覧

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認知症予備軍

17/08/02 コメント:0件 W・アーム・スープレックス

「―――ええと、あれ、あれだよ」
「あれだけでは、わかりませんよ、お父さん」
「思い出せないなあ」
 妻の素子は、声をひそめて、
「あなたもお年ですから、ぼちぼち………」
「ぼちぼち、なんだ」
「あ、きこえてたんですか」
「あたりまえだ。わしはまだ、目も耳もちっとももうろくなんかしてないぞ」
「それでももう七十も半ばをすぎ、そろそろ認知症の心配しても・・・

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噴水の中から夜を見上げる

17/07/29 コメント:0件 文月めぐ

 大きな公園の中にある、大きな噴水。その中に私は住んでいる。この公園は木々が青々と茂っていて、餌になる昆虫も多い。恰好の住処というわけだ。毎日毎日きれいな水を浴びて身体を潤し、夜になると広大な星空を見上げる。暗い暗い夜空に輝く無数の光、その光はこんなちっぽけな存在にも等しく降り注いでくれる。ああ、私は本当にちっぽけな存在だ。たとえではない。私は本当にちっぽけな、噴水の中の蛙に過ぎない。噴水の中の蛙・・・

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Dad

17/07/28 コメント:0件 ぴっぴ

「やめれ!やめ!やめ!」
バンバンと机を叩いて音楽プロデューサーの江崎が立ち上がった。眉毛がねじれている。
古いスタジオで新曲の御披露目をしていた新人バンドが慌てて音を止めた。バンドのリーダーであり作詞作曲担当の小笠原が鋭く歩み寄った。こちらも相当殺気立っている。
「なにが悪かったんすか!」
マイクの音が反響しなくなったことを確認して江崎が言った。
「駄作なんだ・・・

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