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第135回 時空モノガタリ文学賞 【 休日 】

今回のテーマは【休日】です。

恋愛・ちょっといい話・伝説・不思議な話など、
小説・エッセイ等の散文であれば
スタイルは問いません。
体験や事実に基づく必要もありません。

時空モノガタリ賞発表日:2017/07/03

※同一投稿者からのコンテストページへの投稿作品数は2〜3作品程度とさせていただきます。
※R18的な暴力表現・性描写はお控えください。
※二次創作品の投稿はご遠慮ください。
※「極端に短く創作性のない作品」「サイト運営上不適切な内容の作品」は削除対象となりますのでご了承ください。

ステータス 募集中
コンテストカテゴリ
投稿期日 2017/05/08〜2017/06/05
投稿数 44 件
賞金 時空モノガタリ文学賞 5000円 ※複数受賞の場合あり
投稿上限文字数 2000
最大投稿数
総評

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投稿済みの記事一覧

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最後のサラリーマン

17/05/26 コメント:0件 秋 ひのこ

 林課長は最近、休みの日が辛い。
 森部長にゴルフに誘われるからだ。ゴルフは下手だし興味がないし、金がかかる。おまけに、家族からは「またゴルフ」と白い目で見られ、「行きたくて行っているわけではない」と言ったところでやはり「根性なし」と呆れられる。踏んだり蹴ったりである。
 わざと仕事を作り、若手に交じって休日出勤すれば、今度は総務から怒られた。会社は休日手当てを極力支払いたくない。

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狙うのならば、休日

17/05/26 コメント:0件 かわ珠

 殺し屋の日常と聞いて、あなたは何を思い浮かべるだろうか。
 毎日のように追って追われて、常に命の危険にさらされ、気の休まるような日なんて一瞬たりともない、仕事をしていない時もトレーニングを重ね、鍛錬を怠らない、だなんて思ってはいないだろうか。
 残念ながら、その認識は間違っている。
 なぜなら、今は二十一世紀だからだ。
 人を殺すために技術が必要とされていたのは大昔の話。・・・

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彼らの休日

17/05/25 コメント:0件 さとしし

 あの日から二十年、私は気が気じゃ無かった。
 でも私を追い詰めていたのは、他ならぬ私の発した言葉。
 だから誰も責められない。
 どころか、私の言葉のために人生を狂わせたかも知れない七人を思えば、どんなに追い詰められても、過ぎることはなかったのだ。
 そして今日が来た。全てが実を結ぶ今日。やっとの休みまで、あと少し。彼ら七人はやり遂げたのだ。

 ――思う存分・・・

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休日限定ヒーロー、ポヨポヨマン!

17/05/24 コメント:0件 夜門シヨ

 五月の半ば。GWも過ぎて、いつもの休日がやってきた。
 ただの、何の喜びも沸き上がらない、一週間のうちのたった二つしかない、一応義務的に存在している休日が。まぁ、その二つが世間的に休日と言うだけで、俺自身は毎日が休日だ。何もしない休日。いや、違うな。何をしても、まったく満たされないから。親の目が冷凍ビームを浴びているかのように痛いから。だから何もしないんだ。近所の公園のベンチで、ただただ時・・・

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かつて充実した1日

17/05/24 コメント:5件 秋 ひのこ

「お母さんは次の日曜日、お休みします」
 ユミの突然の宣言に夫とふたりの子供、同居の義母は目を丸くした。
 母、妻、嫁、を丸1日休むという。
 子供が生まれて14年、ずっと家族を最優先に365日朝から晩まで「働いて」きた。
 主婦だって、休みたい。



 決行日

【計画1】昼まで寝る
 8時。夫が先に起きて目が覚めた。いつもは・・・

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僕にはまだ早かったんだよ。きっと…

17/05/19 コメント:0件 アイト

ある日の日曜日。
僕は、スマホを前にして頭を抱えていた。
何故僕が頭を抱えているかって?そんなのスマホの画面を見れば分かるだろう。
そこに記されていた言葉は、
『今日会いませんか?いつもの所で待ってます』
という、デートのお誘いだ。
いや待てよ、これはデートのお誘いであってデートのお誘いではないという可能性があるぞ?わからん、しかも今日会う!?無理だろ・・・

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動物園

17/05/19 コメント:0件 ケロロ

 夏のある晴れた水曜日の午後、直樹と響子は街はずれの動物園へ行くことにした。
 久しぶりに二人で過ごす休日。休みが不定期の響子に合わせ、直樹が有給を取った。ちょうど、産まれたばかりのライオンの赤ちゃんが公開されているらしい。それを見に行こうという話になったのだ。
 待ち合わせ場所を決めるために電話をしていると、
「電車で行こう」
「バスにしましょうよ」
 動物園へ行く・・・

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すっからかん

17/05/18 コメント:0件 平岩 藩士

私は今、監視室から加藤というどうしようもない人間の観察をしている。
加藤は、両親が残した莫大な財産があるため、仕事をしていない。
つまり、毎日が休日である。
観察を始めて数日が経ったが、加藤は朝起きてから寝るまでお菓子を食べながら格闘ゲームをし続けるだけのすっからかんな一日を繰り返している。
格闘ゲームにはかなり熱中してるらしく、コンボが決まって敵を倒すと指紋だらけの眼鏡を・・・

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「私に春がやってきた」

17/05/18 コメント:0件 寛解男子

私は、会社を辞めた。ただ長期休日がほしかった。
自動車学校に通って、もう2カ月。なかなか実技講習がうまくいっていなかった。
私と一緒に2カ月前に入校した若者たちは、3段階、四段階どんどん先に合格して行った。ゆみ子は、S字も、クランクも、縦列駐車も何もかもうまくできなかった。実習の先生はあきれていた。「あなたには、センスがないかもね」。
現在ゆみ子は、三十二歳。十八歳になって、高校・・・

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休日

17/05/17 コメント:0件 なっぱ偽者

 その日の僕は仕事に行きたくなかった。いつも行きたくないけど、いつもに増して行きたくなかった。小うるさい上司、面倒な先輩、厄介事を持ち込む客。どれもこれもうんざりで、玄関で靴をはくのをためらうほどだった。
 そんな僕を見送ろうとしていた彼女のススキは首を傾げる。
 「どうしたの」
 「会社に行きたくない」
 「じゃあ行くのをやめよう」
 「そんな簡単な」
 スス・・・

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放浪部屋

17/05/17 コメント:0件 貞治参

「久々に家でゴロ寝できるわー。こーゆーとき、家事やってくれるひとがいて超助かるー」
 ちゃぶ台の向こう側で、香澄が言葉通りに寝転がり、ゴロゴロと右に左に回転している。思わずドキッとしてしまうだらしない格好。Tシャツがめくれておへそがチラと見える。
「ていうかさー、滅多にないよね? 由梨とあたしが一緒にリビングにいるのって」
「え? ああ、そうね」
「今日台風でマジ助かったわ・・・

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リンブルグの新しい祝日

17/05/16 コメント:0件 ちほ

 春の花が咲き乱れる中庭を眺めながら優雅に仕事を、と考えて領主館の1階にも仕事部屋を作ったのだが、実際にはそんな余裕はなかった。リンブルグの領主ユキヤは、いつものように仕事に追われていた。彼は、精力的に仕事をこなす青年だったが、2週間前に生まれたばかりの我が子を眺める暇もない。彼は、大変子ども好きな人だった。一人であれこれやっていることに少し虚しさを感じてきて、思わず呟く。
「あぁ、猫の手も・・・

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娘の誕生日

17/05/16 コメント:1件 笹岡 拓也

金曜日の夕方、私は部長に話しかけられる。
「明日急だけどこの仕事やってもらえないかね?」
私は明日大事な用があったが、断ることができず休日出勤することになった。
家に帰るといつも通り妻が出迎えてくれるが、少しソワソワしている様子が伺える。
「あなた?明日ちゃんと空けてるわよね?」
私はしぶしぶ首を横に振り
「申し訳ない。急に仕事が入ったんだ」
と伝える。す・・・

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休日出勤

17/05/15 コメント:0件 indi子

 電車の中に射し込む朝の光はさんさんと輝いていて、子どもの頃によく描いたニッコリ笑う太陽を思い出していた。
雲ひとつない青い空、今日は絶好の行楽日和だ。
 平日ならすし詰め状態の車内も、今日は片手で数えられる程度の乗客しかいない。いつもなら座ることすらできないのに、今日はスカスカのベンチシートにゆったりと腰をかけ、 隣の座席にビジネスバッグを置いてもまだ余裕があった。くたびれたバッグは・・・

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ガーリックトースト

17/05/14 コメント:3件 林一

 OLの高橋美香は、毎週日曜日の朝食にガーリックトーストを食べる習慣があった。
 本当は毎朝でも食べたいくらい大好物なのだが、匂いが気になるため、仕事が休みで誰にも会う予定のない日曜日のみで我慢していた。
 ある日の日曜日。
 彼女はこの日、休日出勤をする予定だったのだが、ついいつもの習慣で、うっかりガーリックトーストを食べてしまった。
(しょうがない。ずる休みしよっと)<・・・

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満足するまで

17/05/14 コメント:0件 熊野ゆや

 土曜日のキャンパスは猫が集会をしてるくらい閑散としていた。図書館は開いているし、食堂も営業していた。午前中なら講義もある。それなのに、社会に出る前の学生たちが居場所を求めて校内施設に入り浸る、なんていう雰囲気はなかった。都心まで電車一本で出られる場所でありながら、駅からバスで自然豊かな地域へ向かった場所にキャンパスはあった。わざわざ誰も土曜日まで大学へ通おうと思わなかった。
 当時は忙しか・・・

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その階段を前に私は考えた。『

17/05/14 コメント:1件 笹山ナオ

 地下につながる階段は細長いビルの脇にあり、一見すると通り過ぎてしまいそうなほど目立たない看板がその階段口に立てられている。
 階段を降りて行き、突当りの扉を開けると、カランコロンとドアベルの音が静かに響き、空調の効いた店内が私を迎える。夏の眩しい陽光と雑踏の人だかりから逃れた私には、間接照明の穏やかな明かりと物静かな他の客に、無言で迎え入れられたように感じられ、すぐにその店に馴染み深いもの・・・

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急な休日

17/05/13 コメント:0件 モジャ

六時にセットしたアラームが鳴り出した。
昨日のニュースでスタイルのいいお姉さんが一日中雨だといっていたからびしゃびしゃと音がするのはきっと雨だ。
アラームをきりラインをチェックしたがメッセージは何も入っていない。
予定がないのに早く起きてしまった休日は憂鬱で回転椅子に座って本を三冊ほど読んでも時間は過ぎずにむしろ切なくなっていった。
仕事一筋の私が一番困るのは急な休みだ・・・

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青い休日

17/05/13 コメント:2件 犬飼根古太

 明日は祝日。平日という荒波だらけの大海原に、ぷかりと浮かんで見える緑の小島。そこにはありとあらゆる果実や豊富な魚介類などがたくさん手に入る夢のような島。
 寝て食べるもよし。ほんとに寝てしまうもよし。寝るの自由、座るの自由、歩くのだって走るのだって、なんだったら跳びはねるのだって自由だ。これこそ休日。まさに祝日。神に祝福されし日とでも呼びたくなる素晴らしき日。
 よし! ここは自堕落・・・

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ユトピ

17/05/12 コメント:2件 もにたん

彼が何者だったのか。
彼はどこへ消えたのか。
今になっても、その答えはわからない。
わかるのはあの夏の休日。あの公園で、彼、ジンと初めて会ったという事実だけだ。

ーーーーーーー

季節は夏。とある休日のことである。
私は職も無く、毎日が休日のような生活をしていた。所謂ニートというやつだ。最早休日も平日も関係ないのだが、この日は世間的に休日だったので・・・

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こんな休日2度と来ないで

17/05/11 コメント:0件 最上来

「ねぇ、ホントにやるの?」

「うるさい。そろそろ覚悟決めて」

休日バイト終わりに近くのお店でアクセサリー売り場を見る
普段私はアクセサリー売り場なんて見ないからなんとなく新しい感じがする
アクセサリー売り場の奥
ピアスの棚の横にかけてある透明なプラスチックの箱に入ったものをじっと眺める私と友人

「これでいいかな?」

「うん、・・・

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イマジネーション

17/05/11 コメント:0件 むろいち

 休日。
 なんて甘美な響き。
 「休」の字は人が木に寄りかかって、一息ついている様からできたという説を耳にする。
 だけど元々「木」は稲穂が実っている様子を表す「禾」と書き、「禾」は軍門に立てた標木の形を表していて、本来はその標木の前で表彰をすることを「休」と言って、「休」は「幸い、めでたい」という意味らしい。
 「らしい」というのも今、調べたばかりから。
 まるで・・・

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ニンゲン、休んでみない?

17/05/10 コメント:0件 家永真早

 私には昨日から死神が取り憑いている。死神は青白く頬の痩けた顔をした、髪の長い薄幸そうな女性だ。黒い着物に、背よりも大きい鎌。彼女はキル子と名乗った。
「ねえ、死にたくならない?」
 背から耳元に口を寄せ、キル子は不気味な声で言ってくる。
「ならない」
 パソコンモニターから目を離さず、私は低い声で答えた。しかし尚もキル子はしなだれかかってくる。重さは感じない。
「ね・・・

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父さんの休日

17/05/10 コメント:2件 W・アーム・スープレックス

 遠洋漁業が仕事の父さんは、いったん海にのりだすと、ときには3年間、家を空けることがあった。家には母さんとあたしと、春から小学校に通う妹の真由がいた。
 帰るとほぼ一週間、家族と過ごす父さんだったけど、物心ついたころはすでに家にはいなかった父さんのことが、むりもないが真由には誰かわからないらしかった。前回のときをおもいだすと、抱きあげて頬ずりしようとする父に、泣いていやがる真由の姿がおもいだ・・・

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夏のせい

17/05/10 コメント:0件 れもん



毎日が休みだったらどんなに嬉しいだろうか。


それはもはや休みと言わないのでないだろうか、とすぐにそう思った。


本当にここはなにもないなあ。


和樹は大学の夏休みを利用して、実家に帰省していた。


和樹の実家は近鉄小倉駅から少しはずれた場所に位置していた。


・・・

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休日買い取りサービス

17/05/10 コメント:2件 ケン

 それは父が死ぬ3日前の事だった。

 病院のベッドに寝ている父が目を覚ました。「ああ、おまえか、母さんは?」
「今、出かけてる」
「そうか」
 父は、娘の私に親孝行をする時間すらくれないらしい。働き詰めの人生だった。そしてやっと定年になったと思った矢先にガンの宣告である。父は休みに日にも家に居ることがほとんどなかった。小さい頃はそれでずいぶん寂しい思いをした。しかし・・・

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あの子と僕

17/05/09 コメント:3件 笹峰霧子


 僕これからは少し休めるようになったんだ。
 あの子が圧力をかけて来ない限り、僕寝てても良いんだもん。
 うれしくてたまんないよ。

 あの子も僕にお休みをくれてから体の調子が良いそうだよ。お休みするって良いよね。長生きできるもん。

 僕お休みしてる間、今までと少し変わった気分になるんだ。僕の同類だって楽だから声かけてくるんだよ。
 その時みんな・・・

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とあるビジネスマンの公園内のベンチにて

17/05/09 コメント:0件 藤原光

輝は生粋の仕事人間。日々仕事に追われる日々。仕事が人生。貯金額が伸びていくのが何よりの生きがいである。背筋を伸ばし、エリートオーラで風を切りながらきびきびと動く。常に一秒たりとも無駄にせぬよう、自己啓発書を肌身離さず持ち歩き、移動中は憑りつかれた様にオーディオブックを聞いている。

彼には平日も休日もない。もちろん日曜日も出勤である。休日に芝生でのんびり?何を考えているのか。そんなのは・・・

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休日は妄想天国…?

17/05/09 コメント:0件 空 佳吹

 GWの初日……
「さーて、始めるか……」
 田中は夕食を済ませると二階の寝室に向かった。
 彼の休日の楽しみは、妄想だった。
 ベッドに座って目を閉じ……妄想にふけるのだ。

 まず、モーツァルトの「フィガロの結婚」を聴いてから……彼は目を閉じた。

 田中は牧場が見えるペンションで、くつろいでいた。
 オーナーの男が、
「近くに面白い・・・

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休日の使い方

17/05/09 コメント:0件 Sakurai

 私は寂しい人間だろうか。
 休日の昼間に一人で家にこもってチャットサイトでチャットに勤しむ私を見たら、誰もが私を寂しいやつだと笑うかもしれない。
 しかし、そんなカラカラと向けられる憐みがあるなら、私はそれをまるでステージの上で大歓声を浴びるピエロの如く嬉々として受け止めよう。

 チャットサイトとは一昔前に流行った、顔も名前も知らない誰かと気軽にチャットができる場所だ。・・・

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やすむひ

17/05/09 コメント:2件 家永真早

「おはよう。飯はまだか」
 朝起きると、飼い猫のリーが椅子に座って声をかけてきた。雑種のオス、体の毛は黒くて鼻のまわりと足先の毛だけが白い猫だ。
 リーの座り方は、今まで一度も見せたことのないスコ座りだったが、やたらと背筋が伸びていて、猫のくせに猫背ではなかった。
「腹へった」
 リーが口を動かし、先ほどと同じ低いオヤジの声が出てきた。リーは七歳になるから、人間で換算したら・・・

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教師も生徒も休みにしよう

17/05/08 コメント:0件 氷室 エヌ

 目が覚めると昼過ぎだった。
「うっわ……」
 思わず声が漏れる。窓から差し込む日差しは、既に朝のそれではない。やってしまった。久しぶりに二人の休みが合致したから、今日こそは有意義に過ごす予定だったのに。
 ダブルベッドの隣に目をやれば、隣には女がうつ伏せの姿勢で眠っていた。この格好じゃないと寝れないと以前言っていたのを、ぼんやり思い出す。この寝方、寝苦しいと思うんだがな。

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受け身

17/05/08 コメント:0件 瀧上ルーシー

「暇だったら、自分から連絡してお友達と遊ぶ約束をすればいいでしょう?」
「嫌だよ。自分から連絡するくらいなら一人でいい」
「今からそんなこと言ってると、大人になる頃には誰も友達が残らないよ」
 お母さんは口うるさい。ぼくが常に受け身なのが気に入らないらしい。でもいいのだ。義務教育を受けている子供に積極性なんていらない。あと何年かはたとえ実際は偉くなくても偉そうな大人の言うことを聞・・・

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ローマの休日なんてもう見ない

17/05/08 コメント:0件 ケン

 何にでも影響されやすい男だった。ついでに言うとバカだった。さらに言うと、デリカシーの欠片もなかった。しかし私はそんな彼が大好きだった。
 一カ月ほど前に彼に「ローマの休日」のDVDを貸した。影響されやすい彼はどうやらそれにハマったらしい。
 しばらくすると、彼のバイクがベスパになっていた。
 私は彼の希望に沿って、自慢の長かった髪を短くカットして、映画の中のオードリー・ヘプバー・・・

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兼業作家の休日

17/05/08 コメント:0件 風宮 雅俊

 土曜日の朝は気持ちがいい。日差しも心地よい。そよ風も心地よい。それに昨日は
早めに寝て平日のつまらない仕事の疲れはきっちり落としたからだ。

 パソコンを立ち上げると、朝食の準備をする。帰りがけに買った調理パンをレンジで軽く温めながら、コーヒーを淹れる。目玉焼きとかベーコンとかも用意したいけど食材を使い切る前にダメになってしまうので、冷蔵庫の中には飲み物と、氷枕しか入っていない・・・

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20代後半の熱い休日

17/05/08 コメント:2件 ネコライオン

「何のためにやっているのか!?それを常に考えて打ち込めよ!」

社会人にもなってめちゃくちゃ熱い草野球チームに加入した。
野球なんて未経験な俺だし、正直うまいなんて思ってない。
が、しかし、これほど楽しい時間はないと思う。

最近は仕事も上手く行くようになった。休日のことを考えるとワクワクする。色んなことがうまく行くようになった。

元々はあまり明る・・・

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ちっちゃいおばあちゃん

17/05/08 コメント:0件 こぐまじゅんこ

 きょうは、にちようび。
 三さいのはるくんは、おばあちゃんといっしょに、ばら寿司というおすしをつくっています。
 ばら寿司というのは、ごぼう、にんじん、しいたけ、えび、いか、あなごにおさかなもはいった岡山のおすしです。
「はるには、ふきやたけのこもいれるとおいしいよ。」
 おばあちゃんは、にわから、ふきをとってきました。
「ながいふきのすじを、とってみようか。」

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前後

17/05/08 コメント:0件 PURIN

今日は休日。午前中はずっとベッドでゴロゴロして過ごした。
12時を少し過ぎた頃、お昼を買いにコンビニに行こうと財布と鍵だけ持って自室のドアを開けようとした。
すると、声が聞こえてきた。ドアの外から。

「ねえねえ、あそびにきたよ! あそぼ!」

声からして小さい子だ。
おかしい。家の人はみんな朝から出かけているし、そんなに幼い子で家に遊びに来るほど親しい知・・・

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何もしなくていい日

17/05/08 コメント:1件 まー

 その国の戒律はとても簡単で楽なものだった。
 ただ次の三つを守りさえすればよかったのだから。
  1.休息日は神が天地創造の際に設けたものなり。あなたはこれを忘れてはならない。
  2.休息日は夜明けから日没まで何もしてはいけない。
  3.休息日を軽んじてはならない。
 だがこの三つの戒律を基にして、この国ではいつからか休息日原理主義を掲げる武装勢力が台頭するよう・・・

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野球バカになるな

17/05/08 コメント:2件 戸松有葉

 彼は、父から野球の英才教育を受けていた。就学前はずっと野球の練習、就学しても休日は特に練習に費やされる。他の遊びなどしている暇はない。
 金も手間も惜しみなく使われ、家には専用のバッティング練習器具があったほどだ。野球は道具を揃えねばならないスポーツだが、それらも最高級のものを用意された。更には、栄養面も重要だからと、子供であろうともいい食べ物を与えられていた。
 勘違いしてはならな・・・

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恋人との過ごし方

17/05/08 コメント:0件 戸松有葉

 彼には、恋愛感情もあれば、性欲もある。それらが薄く標準以下という事実もない。
 しかしどうしてもわからないことがあった。

 休日は恋人と過ごすのが当たり前、という常識。

 彼には現在、同じ大学で付き合っている彼女もいるが、その彼女からもはっきり聞いた見解だった。休日に会わない意味がわからないとまで言っていた。
 彼女には、脳機能障碍もなければ、虐待を受けた・・・

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休日なにしていますか? 忙しいですか? 救いないですか?

17/05/08 コメント:2件 戸松有葉

『あなたは休日に何をしていますか?』

 私はこんなアンケートを実施してみた。
 とてもありきたりな質問だ。
 では、有意義な回答や面白い回答、問題が浮き彫りになる回答が得られないかと言えば、それは違うと思う。だからこそ私は実施したのだ。
 そうは言っても、もちろん普通な回答が主だ。趣味に費やす、友人恋人家族と出かける、など。
 しかし、やはりと言うべきか、珍回・・・

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レジャーシートは二度舞う

17/05/08 コメント:2件 ちりぬるを

 新緑を揺らす風がそのついでとばかりにナツキ達のレジャーシートをふわりと浮き上がらせる。飛んでいってしまわないようにマコトが慌てて膝で押さえ込み、そのまま四隅に石を置いた。その仕草がツボに入り、ナツキが吹き出す。
 レジャーシートの縁には色もデザインも同じで大きさだけが違うスタンスミスが二足並んでいた。示し合わせたわけではなく、服の趣味が似ているのか持ち物がお揃いになることがしばしばあった。・・・

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週刊絶望月曜フォビア

17/05/08 コメント:4件 クナリ

 中学校で教職に就いて三年目になるシナコが、初めて自分のアパートに生徒を連れてきたのは、晩夏の日曜日の昼下がりだった。
 二階にある部屋で、ローテーブルに向かい合って座ると、背筋に少し冷たいものが流れる。
 学校内ではこの子の本音は聞き出せる気がしないし、どこで誰が見ているかも分からない町中のファミレスなども、利用する気になれない。ことがデリケート過ぎる。
 生徒の名は、イトウシ・・・

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