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第72回 【 自由投稿スペース 】

恋愛・ちょっといい話・伝説・不思議な話など、
小説・エッセイ等の散文であれば
スタイルは問いません。
体験や事実に基づく必要もありません。

ステータス 終了
コンテストカテゴリ
投稿期日 2016/01/11〜2016/02/08
投稿数 9 件
賞金
投稿上限文字数 10000
最大投稿数
総評

投稿済みの記事一覧

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父親

16/01/26 コメント:0件 小野坂 翔子

12月某日。父が死んだ。遺言は特にない。

元々無口な人だった。話しかけても返ってくる言葉は「あぁ」「そうだな」とかいう二言三言。
正直言って、この人がまともに口を聞いているところを見た事が無い。
母に聞いても、「そうねぇ」としか返って来ない。
世話焼きの好きな母は、そんな無口な夫を愛していたらしい。
僕はといえば。
あんまり好きじゃなかった。話しかけても・・・

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迷子

16/01/23 コメント:0件 ツチフル

 近頃、よく迷子になる夢を見る。
 僕はどこか遠い国に旅行にきていて、ぼろぼろになった観光案内のような地図を持って空港を目指しているのだ。
 その日は滞在できる最終日で、僕は焦っている。
 見覚えのない道を歩いていく。
 途中で立ち寄るのは、喫茶店やゲームセンター、映画館、誰かの家。
 懐かしい友人や同級生にあう。
 僕はでも、焦っているので空港までの道を尋ねる・・・

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スペース・ラヴ

16/01/21 コメント:0件 はつゆき船長

<第1話>

その娘とはL1198惑星の宇宙ステーションで出会った。
お隣のL1123惑星行きのローカル線ホーム。 髪の色は 七色。
僕は留学先からの帰りだった。お気に入りの音楽を聴いていたらふいに声が割り込んできたのだ。

∽ いつまで待つの?
 「な、なんだよいきなり入ってきて。音楽聴いてたのに」
∽ 音楽ってなに? 私の星にはないの。耳がな・・・

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感情論

16/01/16 コメント:0件 亜子

もっと柔軟に捉えたい。生き方を柔軟にしたい。

なにものからも自由に生きていく、そういう生き方。

理屈を飛び越えて

感情も飛び越えて

躍動する自然のおもしろみを全身で感じていきたい。

そして自分だけの考えを持って

自然に相対していける者となりたい、

イキイキ充実して豊かに暮らしたい、

何事・・・

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失恋の概念モデル

16/01/15 コメント:0件 土井 留

「失恋」という主題を与えられた際、私は図を描いて失恋とは何であるか、単純化した理論モデルの作成を試みた。

 このエッセイは、その際に考察した失恋(恋愛)の概念モデルを提示し、可能であれば読者にインスピレーションを与えて、新たな表現方法への道を開くことを狙いとしている。

 失恋という状態があるためには、前提として恋愛状態が無ければならない。つまり、失恋とは恋愛状態の終了で・・・

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ポスターにまつわるあれこれ

16/01/14 コメント:0件 あすにゃん

☆ポスターその後
 公民館でやっている会の、
 会員募集ポスターをリーダーに頼まれて、1時間でしあげて持って行ったら、
 いきなり「グループ名がない」、と文句を言うリーダーさん。
 帰って姑に言ったら、自分のことのように怒ってくれて、
 「あんたも、周りを味方につけなきゃだめ」
 ってしかってくれました。そういうやり方は知らなかったので勉強になりました。
・・・

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夜明け

16/01/13 コメント:1件 せいしん

 その日のロジェは例年にない大雪となった。
 きっかけはほんの些細なことだった。十一時の予算会議の開廷と同時に、陳情書を持った男が議席に駆け込んできたのだ。衛兵が後から飛び込んできて、職務に忠実に彼を外へと追い出した。その様を見ていた国民議員らは激高した。門前で喚く声を聞いた工夫たちまで堂内に雪崩れこみ、政府への不満を声高に叫んだ。大変な騒ぎとなった会議は、ついには五百人を超える規模の暴動と・・・

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ラッシュ

16/01/12 コメント:0件 佐々木嘘

緑ちゃんが僕の名前を呼ぶ。
--青くん、青くん

小さく歯並びのいい口から甘い声が零れ落ちる。青くん青くん。その声はヘロインとよく似ていた。快楽中枢をダイレクトに刺激し一瞬にして最高の快楽と喜びを与えてくれるのであっという間に虜になってしまう。もう二度と手放せなくなるほどの中毒性。
緑ちゃん。
僕がおかしくなったのは全部全部君のせいだ。


「青くん・・・

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サドンデス、及びパーフェクトクライム。

16/01/12 コメント:0件 むねすけ

「何してるんだ」

だって兄さん。
一月の朝日が昇る少し前の時間、朝のラジオのおじさんが小気味の良い時事ネタ話を数十分。
なのに、起きてこない母を案じて、
障子を開けた。

母の年齢はもう八十に近かったから、
うっかりと、息をしていないのではという現実の下絵に使われそうな想像は、
かじかんだ両の掌で首をびっくりさせて霧散させたのに。

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