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第三回OC 【 廃 】

コンテストオーナーを務めさせていただきます、タックです。
微力ながら頑張りますので、ご投稿いただけたら幸いです。

動物の流れを読まずに、テーマを決定しました。
「廃」という何ともあやふやなテーマではありますが、
「廃れている」モノ、もしくは「廃れようとしている」モノならば
何でも結構ですので、どしどしご参加ください。

 コンテストオーナー:タック
 賞名:タック賞
「タック賞」発表日:2014/04/29

ステータス 終了
コンテストカテゴリ
投稿期日 2014/03/03〜2014/03/31
投稿数 33 件
賞金 なし
投稿上限文字数 2000
最大投稿数
総評

入賞した作品

9

きつねのよめいり

14/03/22 コメント:17件 そらの珊瑚

 川伝いに伸びる、でこぼこ道の向こうから
「菜の花がきれいね」
 と言い懐かしい人が光をまとってやってきた。
 クリスタル製の呼び鈴に似た、高く澄んだ鳥の声が真っ青な空いっぱいに響いている。

「あなた、ずいぶんともう大人になったのね、見違えたわ」
 と彼女は私を少しまぶしそうに見て笑った。
「大人も大人。まさかこんなおばあちゃんになるなんて、あの頃は想像・・・

8

幻の影

14/03/06 コメント:11件 かめかめ

 忘れ物があるんだ、そう言って、田辺が消えた。

 1987年3月、僕らの母校は廃校になった。島に一つだけある小学校の最後の卒業生が僕たちだった。
 児童数の減少から廃校が決まっただけのことで、土地の二次利用などということもないまま、校舎は当時のままに残っている。
 集まりのため島に戻った僕と田辺は、寄り道することにして母校へ向かった。
たそがれ時の光を受けて木造・・・

投稿済みの記事一覧

3

渓谷の魔法使い

14/03/31 コメント:2件 日向夏のまち

ウエハースみたいにからからの砂漠から、呆れたしきたりは消えて久しい。地上に災厄を呼び込むと言われている銀糸の忌み子を、渓谷へ突き落とすというしきたりだ。谷底に住んでいるという、災厄を司る「渓谷の魔女」その人に、地上に生まれ出でた彼女の子供を還すという建前で、何人の子供が犠牲になったか知れない。
とにかく、そんなしきたりが廃れようと変わりもしない茶色い砂漠は、魔女の子供である私の髪の指通りを最・・・

10

あかい実

14/03/31 コメント:23件 朔良

 ライトバンのドアを開けると草いきれでむっとした。
 まだ4月だというのに初夏並みの日差し。暑苦しいスーツで中年には辛い傾斜の野道を歩くと思うとうんざりだが、これも仕事だ。私は里道に車を置いたまま歩き始めた。

 はこべ。かたばみ。はるじおん。
 表札の外れた門塀の奥、我が物顔で庭を蹂躙する草花。春の花と言えば聞こえがいいが、結局は雑草だ。
 季節の花を丹精していた原・・・

1

僕が廃校に行った訳

14/03/31 コメント:2件 ゆえ

「懐かしいなぁ。」と10年ぶりに通っていた校舎の前に立つと航は言った。
いつもなら週末は会社の友人達と出かけていて、正直、故郷に帰るのなんてダサいと感じていた航だったが、久し振りの親からの電話で告げられた事が妙に引っかかっていたからだ。

「そういえば、航の通ってた中学校、廃校になるんだって。あんた、盆も正月も仕事で忙しい言って帰ってこないけど、母校でしょう?実家に顔を出すついで・・・

6

静かなる詩

14/03/30 コメント:10件 光石七

 カーラは愛する夫の帰りを待っていた。二人で働いて買った町はずれの小さな家を、決して離れようとはしなかった。
「必ず帰ってくるから」
出征する時、彼はこう約束したのだ。孤児だった彼には、他に肉親も家も無い。
(リオンは嘘を吐かないもの。必ずここに帰ってくるわ。この家が無くなったら、リオンはどこに帰ればいいのかしら?)
カーラにとっても家族はリオンだけだ。カーラはリオンの無事・・・

2

廃屋にハンマーを振りかぶって

14/03/30 コメント:2件 四島トイ

 転職アドバイザーに勧められて、廃店舗をハンマーで打ち壊す仕事に就いて半年になる。
 その日はラーメン店だった。
「老舗だったんだってよ」
 職場の先輩が感慨深げに、傾いた看板を見上げる。一畳ほどの大きさのトタン製。堂々たるゴシック体で綴られた『ラーメン屋』の文字。
「老舗、ですか」
「ああ。五十年続いた名店らしい」
「名店なのに潰れたんですか。立地ですかね」<・・・

6

肝試し

14/03/30 コメント:9件 ナポレオン

住宅街のはずれにある裏山のふもと。鬱蒼と生い茂る雑木林の中。無数のつたが絡みついた、表面の剥げたコンクリートの塊。かつて小学校だったこの建物は、当時のことを知る人もなくただ廃墟として、不気味な姿で佇んでいた。

「遅いぞ、ジュン」
時刻は午前2時。集まったのは、ジュンと呼ばれた僕とアキラ、リョウ、トモコの三人。僕たちは、今からこの廃墟で肝試しをする。ここは近所でも噂の心霊スポット・・・

2

ファン

14/03/27 コメント:2件 くにすらのに

アイドルを目指した時から覚悟はしていた。何より私自身がたくさん見てきた。
どんなアイドルも人気は必ず廃れていく。それは時代に合わなくなったせいかもしれないし、スキャンダルが原因かもしれない。
ある日突然消えるかもしれないアイドルという存在。私はアイドルでいられる間はずっと輝いていたい。
この想いを胸にがむしゃらに頑張ってきた。

そして、ついにさいたまスーパーアリーナ・・・

1

黄金拉麺閉店のお知らせ

14/03/27 コメント:1件 j d sh n g y


 一年前、この通りには一軒のらーめん屋があった。今となっては回想することしかできないが、僕はひとたび眼を閉じるとその姿を思い浮かべることができる。

 黄金に輝く麺と、旨みの沁みだす透きとおったスープ。存在感のある分厚い叉焼と、湯上に咲く葱。歯ごたえのほどよい太メンマ、十分に煮込まれた味玉。湯気の中で麺上げする大将の真剣な眼差しと笑顔。そして、くつろぐ常連客たちのにぎやかな・・・

4

廃墟にて

14/03/26 コメント:8件 yoshiki

 県道から脇道に入ると、殺伐とした林道が続いていた。某テレビ局の取材班はその先の今はもう廃墟と化した国立病院に向かって進んでいた。機材を抱えたまま車が入れない道を歩くのは骨が折れる。取材班の表情がいつになく厳しい。
 足元に得体の知れない冷気が絡みつく。そして押し潰されそうな重い気圧。何かが、正体不明の何者かが夜な夜なこの辺りを徘徊するという噂だ……。
 そのなにかをテレビカメラにとら・・・

8

畏敬卵胞

14/03/26 コメント:10件 草愛やし美

 宇宙X年某月某日、カロという男が恋人と再会するために環状箱型流刑船に乗ったことは、世間ではニュースにもならなかった。だが、俺は知っていた、カロがどれだけルクを愛していたかを……。あんな酷い世界から、人類は更に五十年も生きながらえていた。罪人は誰も帰還せず、食物は底をついているというのに、マザーコンピューターのメンテ関係の数人の人間は生き続けていた。なぜだ? ロボット生産も素材不足で滞っているとい・・・

2

記録

14/03/23 コメント:4件 みや

・Aについて
Aは光り輝いていてその光は何億光年も先を照らす。表面は炎でゆらゆらと燃え盛り、
エネルギーに溢れている。例えるならそれは生命の源の様でとても眩しい 。表面の温度は約6000℃。残念だか我々でも跡形も無く燃え尽きてしまうだろうー

・Bについて
BはAからの光を受けて輝いてはいるが、Aの光が届かない場所は・・・

3

廃用性症候群

14/03/23 コメント:4件 猫柳ハヤ

 温度の無い、針のような雨が降っている。痛みは感じなくなって久しいが、内部が放電して痺れる感覚だけが残されていた。
 此処に廃棄されてどれだけの時間が経ったのだろう。
 僕はとある家に買い取られた。その家の少年の遊び相手としてだ。幼かった少年は僕をとても気に入ったようで、片時も離さずにいた。残念ながら僕にはもう、少年の顔さえ思い出せないが。
 暫くはあった少年特有の固執も、直に薄・・・

10

樹のお家

14/03/21 コメント:17件 泡沫恋歌

『一家失踪!?』

 リサイクルの店を経営する俺は、よく空家などの片付けを頼まれる。
 住む人のいない古い家屋を壊す前に、物色しながらゴミを整理して、後は産廃業者に委託して大量のゴミを運び出すのだ。
 今回、依頼を受けた家は二十年前に家族全員が蒸発したまま空家になっていたが、管理していた祖母が亡くなり、親族が古家を取り壊し更地にして売ることになった。

 地図を・・・

2

鉄の島

14/03/16 コメント:2件 ナツ

かつて鉄の島と呼ばれたこの人工島には、昔のような活気はない。産業の中心が最先端技術産業に移ってからというもの、この島は時代の流れには逆らえず取り残された。




俺のじいさんは田舎から出稼ぎにと、この島に来た。その頃、人口は増えて20万人ほどの規模になった。
「あそこはまるで一つの国のようだった。」
じいさんが元気な頃、よく語ってくれた。
アパート・・・

4

大和撫子を取り戻せ!

14/03/15 コメント:7件 黒糖ロール

 中間試験が近づく中、嫌がる伶を無理やり引き連れ、亮太はショッピングモールにやってきた。サッカーシューズが欲しくなったのだ。部活が小休止となり、そういうときに限って、物欲が湧いてくる。とはいえ、実際に買うわけではなく、新商品を見て心を慰めるためである。
 平日のショッピングモールは人の流れがスムーズで、のんびりとした雰囲気が漂っている。
 エスカレータに乗り、前に女子高生が乗っているの・・・

3

ふとんの惑星

14/03/15 コメント:6件 ファラデー

 ここはふとんの惑星。ふとんの敷き詰められていないところはどこにもない。一見、山のように見えるところには深緑色のふとんが、海とも湖ともとれるような場所にはグラデーション状となった青色のものが折り重ねられている。そこで人々は特別に何かをするという訳でもない。ただ心地良さそうな表情をしてゆったりと寝そべっているのだ。
(ああ、なんて幸せなんだろう。なんて気持ちいいんだろう。こんな快適な暮らし、二・・・

7

ブラックホール

14/03/15 コメント:14件 鮎風 遊

 時は西暦2314年、高度35,786kmに浮かぶ静止宇宙ステーションに招待者がやって来た。
 直径1.6kmの巨大なドーナツ型基地、毎分1回転のスピードでぐるぐると回ってる。この遠心力で地上と同じ1.0 Gの疑似重力を創出しているため、誰も違和感を感じない。人たちはその居心地良さを享受し、ホール内で談笑している。
 だが、その一時の寛ぎを割り裂くように、「ただ今より、世紀のロケット発・・・

8

虚構と夢想

14/03/12 コメント:9件 洞津タケシ

 町を見下ろす灯台の上。
 この場所から眺めるこの世界が、僕は一番好きだ。
 水平線に太陽が沈んで、一面が金と朱に染まる。命の炎が、燃え盛っているのを感じる。
 振り返れば、紫から夜にグラデーションしていく空の下で、星明かりに似た街の灯りが柔らかく瞬いている。

「綺麗だなあ」

 呟いた言葉が、画面下段のチャットウィンドウに流れる。

「まー・・・

6

獄門磔(ごくもんはりつけ)の刑 ── 刑事 : 百目鬼 学(どうめき がく)

14/03/12 コメント:10件 鮎風 遊

 町の外れに老舗料亭の廃屋がある。
 風光明媚な景観を売りにしていたが、リーマンショック後廃業となった。今では木々が館を覆い、また庭園にあるベンガラ色の獄門は朽ち、一面雑草が生い茂ってる。まさに由緒ある料亭は過去の遺物と化したと言える。それ故に危険、鉄条網が張り巡らされてる。
 こんな廃墟で、凄惨な斬首事件が起こった。所轄署は直ちに捜査に乗り出し、その第一報告書がここにある。
<・・・

2

淘汰される退廃

14/03/11 コメント:4件 浅月庵

 科学者は、強靭で狂人的な探究心を持ち合わせていないと成り得ない。だから私は、周りの制止を振り切って自分の体を冷凍保存することにした。人類の進化の行く末をこの目で確かめたい、そう思ったのだ。

 ーー私は目を覚ます。機械が正常に作動していたのなら、今は西暦2500年のはずだ。起きた時に地上へきちんと出られるようシェルターを作り、その内部に私は自分の体を冷凍保存していた。
 45・・・

3

小豆洗いの感傷

14/03/11 コメント:3件 るうね

 しょきしょきしょき。
 沢に降りると、そんな音が聞こえた。
「小豆洗い、か」
 ぽつりとつぶやく。
 小豆洗い。
 川のほとりで小豆を洗う妖怪。その音に気を取られていると、知らぬ間に川べりに誘い出され、落とされてしまうという。
 子供の頃、祖母が語る話を聞いて、夜にトイレに行けないほど怖がったものだ。成長したいまなら、それが子供が不用意に川に近づかないようにす・・・

2

シヴァの左手、死神の右手

14/03/11 コメント:3件 糸白澪子

きっとそうだ!
雪が、人類の歩いた道を消して、夜が、人類の造った物全てを包み込み、私たちが、その孤独の空間に取り残された状態。
それこそが真の美なのだ!
光は闇に還り、音は静寂の彼方へと向かい、あらゆる色が失せる。全ての感覚から解き放たれたその世界。シンプルなんていう安っぽい領域を超越した、無の世界。
きっとどんな物より、景色より、美しいであろう。何にも邪魔されることなく、・・・

0

シヴァの左手、死神の右手

14/03/11 コメント:3件 糸白澪子

きっとそうだ!
雪が、人類の歩いた道を消して、夜が、人類の造った物全てを包み込み、私たちが、その孤独の空間に取り残された状態。
それこそが真の美なのだ!
光は闇に還り、音は静寂の彼方へと向かい、あらゆる色が失せる。全ての感覚から解き放たれたその世界。シンプルなんていう安っぽい領域を超越した、無の世界。
きっとどんな物より、景色より、美しいであろう。何にも邪魔されることなく、・・・

2

館の精に呼ばれて

14/03/11 コメント:3件 スレイ

知っていますか?
街外れの森の、ちょっと奥めいたところにあるボロボロの館の不思議な話。
…えっ、興味ないって?
まあ、ちょっとだけ聞いてくださいよ。

実はあの館、時々消えてたんですよ。しかも、多くの子どもたちと一緒にね。もちろん消えた子もみーんな戻ってきてますよ。
戻ってきてから、彼らはみんな口をそろえて言うんです。
ただ「楽しかった」って。そして、それ・・・

3

そこから生まれるもの

14/03/10 コメント:3件 辛楽



東日本大震災から三年の月日が経つ。
またお涙ちょうだいの震災の話か。うんざりだ。
皆さんはそう思うかもしれない。いや、被災者でもそう思う人がいるかもしれない。
私は宮城県の沿岸のある港町に住んでいる。家は流されず、身内に亡くなった人もいない。
そんな私がこんな文章を書くのはおこがましく、失礼なことなのかもしれない。
だが私なりに、大人の人たちでも答えの・・・

3

廃汁の宴

14/03/10 コメント:3件 五助

 遠くから見ると、二人の男が喧嘩をしているように見えた。俺が駆けつけると一人の男は逃げた。
「大丈夫か」
 残った男はうなずき腕を押さえた。
「刺されたのか」
「いや、刺されたというか、さっきの男に注射器でなにかを注射されたんです」
「なんだって」
 注射器が落ちていた。拾い上げ匂いを嗅いだ。
「まずいぞ、これ、廃汁だ」
「えっ、廃汁って、家畜の廃棄・・・

5

横川駅 新しいレール

14/03/07 コメント:8件 綾瀬和也

「信越本線って何で途中で途切れてるの?」
軽井沢へ向かう車の中で彼氏、秋本孝徳の運転する助手席で、伊藤芙美子が聞く。何気なく見ていた軽井沢の情報誌の中で、信越本線が群馬県の横川駅で途切れて、長野県からまた続いているのに気が付いた。信越本線は、群馬県の高崎駅を起点に、新潟駅まで続く路線。それが、途切れていることに疑問を感じた。

「いい質問だね」
笑顔で言う孝徳。孝徳は鉄道オ・・・

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赤いドレスの森の夢

14/03/03 コメント:11件 クナリ

かつてその敷地は、ある“需要のある廃棄物”の置き場所だったが、一つの事故をきっかけに今は廃れ、一面灰に覆われていた。
その灰の上を風が撫で、か細い緑が少しずつ芽吹く。
意味があろうと、無かろうと。



廃棄生である僕は、『棄てられた森』の最奥にあるこの学校の敷地から出たことがない。
全校生徒が廃棄生だが、ここでの生活は普通の全寮制の高校と変わらないらし・・・

1

残されたボクは、君と出会い、オレへと変わった

14/03/03 コメント:2件 リードマン

今が西暦何年なのか、ボクは知らない。

2020年の二月に、怪しい奴等によって連れ去られてきて無理矢理に冷凍睡眠させられた所までしか記憶がないからだ。何故自分なのか、連中が何者で、何が目的なのかも解らなかった。抵抗虚しく取り押さえられながらの現在なのだ。
自分がどうして今になって目覚めたのかは直ぐに検討がついた。施設を維持する発電機がとうとう寿命を迎えてしまったのだろう。何せ、何・・・

4

私もおばちゃんになったわ。

14/03/03 コメント:6件 こぐまじゅんこ

 私は、田中けいこ。今、四十代後半の主婦だ。
 私は、小さい頃、ひどい人見知りだった。知らないおじさんやおばさんに声をかけられると、ひきつり笑いをうかべて、何も言えなくなってしまう。
 仲の良い友達とは、バカ話ができるのだが、活発なリーダー的なクラスメートとは、ほとんど話せずにいた。

 たしか、五年生の時だったと思う。
 算数の時間に、割合の勉強をしていた。先生が、・・・

2

我思う、ゆえにロボット

14/03/03 コメント:4件 W・アーム・スープレックス

 賀太郎は、腕時計型ビデオカメラをオンにすると、女の背後に歩みよっていき、そっと腕を、女の足の下にのばした。
 数十秒のあいだ、撮影をつづけた賀太郎が、なにくわぬ顔で腕をあげようとしたそのとき、女がくるりとふりかえった。その目がキラリと冷たい光を放った。、
 女はロボットだった。道理で、平然としていたわけだ。男も女もオールマイティ、完全無欠のコンピューター頭のかれらを盗撮したところで、・・・

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