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霜月秋介さん

しもつきしゅうすけです。 日々の暮らしの中からモノガタリを見つけ出し、テーマに沿って書いていきます。

性別 男性
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ひっかかった大物

15/08/10 コンテスト(テーマ):第八十八回 時空モノガタリ文学賞【 罠 】 コメント:2件 霜月秋介 閲覧数:1272

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 毎晩真夜中になると、台所の方から物音が聞こえる。シンクの三角コーナーにある残飯をあさる音。ネズミだ。私の家は、毎晩ネズミの被害に遭っていた。
 朝起きてみると所々にネズミの糞。台所がネズミの小便くさい。ネズミの汚物の後始末ばかりのこんな毎日に、早くおさらばしたい。
 今までネズミ捕りを台所のところどころに仕掛けたが、小さい羽虫ばかりがくっついていくばかりで本命のネズミがひっかからない。
 そこで私は、いままで置いていたネズミ捕りの位置を変えた。きっといままで置き場所が悪かっただけだったのだろう。そう思いたい。
 翌朝、置き場所を変えたネズミ捕りに、私の夫の靴下がくっついていた。
 


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このストーリーに関するコメント

15/08/12 泡沫恋歌

霜月 秋介 様、拝読しました。

最近は家の中でネズミを見ることもなくなりました。

クスッと笑える、オチがまさかの展開でした。

15/08/12 霜月秋介

恋歌様、コメントありがとうございます。

実は私、過去に2回ほど、ネズミ取りにひっかかった事があるんですよ。

買ったばかりのいい靴下が、即ごみ箱行きになった苦い記憶です(笑)

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