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メラさん

 主に純文学系を書いていますが、特にジャンルにこだわっているわけではありません。気ままに、マイペースに小説を書いてます。

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将来の夢 世界平和
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戦国クイズ

15/02/19 コンテスト(テーマ):第七十六回 時空モノガタリ文学賞 【 戦国武将 】 コメント:9件 メラ 閲覧数:955

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「あー、なんてったっけ?ここ、ここまで出掛かっているの、あーん、なんだっけ」
「ノド?ノドまできてる?」
「そう、ここ、ここまできてる。あーん、思い出せなーい」
「そのノド元トントンするのやめろよ。なんかオッサン臭えし」
「えー?だって、ほら、もうここまできてるの。分かるでしょ?えーとね、なんだっけ?」
「なんだよ、アッコが戦国大名クイズやろうっつったから問題出してんのに。てゆーかスタバで若い男と女が戦国武将クイズするか?普通?」
「若い男と女って、その言い回し、なんかエロいからやめてよね」
「はあ?男と女の何がエロいんだよ?お前が彼氏いないからって妄想しすぎなんだよ。オレ今モエコちゃんとラブラブだからよ」
「私が紹介したんだからね、モエコ。忘れないでね。まあアンタなんか戦国武将に例えると松永弾正よ」
「え?誰それ?」
「知らないの?超裏切りものでー、エッチでー、エッチな本書いててー」
「げえ!戦国武将で、エッチな本書いてるの?そんな昔に?」
「そうよ。すんごいだって。加藤鷹も切腹もんよ」
「いや、その例えは超意味わかんねえけど・・・。あれ?じゃあオレがそんなにエロいってか?」
「まあ、例えよ。例え。最近女の子間で流行ってんのよ。知らない?」
「知らねーよ。てゆーか本書けるほどエロくねえ・・・と思うし」
「ミツコ先輩なんかぁ、信長見てると超体火照るとか言ってたし、アイリなんかやっぱ正宗よねーとか言って、すっかり独眼流ファンだし。あ、ちなみに私はやっぱり真田幸村かな〜」
「あーあー、わかったわかった。お前らの感覚についていけねえよ。んで、さっきのオレの問題は?」
「あー、そう!超ど忘れ!なんだっけなー、ほら、ここ!ここまで出そう。あー、出そう、出そう、出そう!」
「・・・なんかお前の発言の方がよっぽど・・・。ただでさえアッコの声ってアニメ声っつうか・・・」
「ほら、やっぱさ、まだ私も戦国好きになって間もないじゃん?メジャー大名しか知らないわけよ。信長とか、毛利とか、細川とかさ。あと電光石火で有名な人とか」
「で、電光石火?えー?そんなのいたっけ?まあオレもそんなに詳しくねえけど・・・」
「えー?マジで武田信玄知らないの!それヤバくなーい?」
「武田信玄?そりゃ知って・・・。バカ!そりゃ風林火山だろが!何が電光石火だ!全然ちげーだろ!適当に四文字熟語並べてんじゃねえよ」
「ふーん。あー、マジでなんだっけな〜。出掛かってるんだけどなー」
「あれ?何?そこスルー?ねえ、スルー?」
「あ」
「な、なんだよ」
「そういえばさ、さっき食べたさ、スタバの『ニューヨーク・チーズケーキ』って、なんでニューヨークなんだろ?」
「話題変わり過ぎだろ」
「知ってる?」
「さあ、どうせニューヨークで出来ましたとか、そんなんじゃねえ?スマホで調べれば?それか店員にでも聞けよ。まあ多分バイトのやつも知らな・・・」
「すいませーん」
「おい、ホントに聞くなよ!」
「えー?だって気にならなーい?そういう何気ない疑問って、一度疑問に思うと、絶対知りたくなる性格なの」
「いや、それはないでしょ?じゃあオレの質問答えろよ」
「あー、琵琶湖の辺りの大名で、信長の妹と結婚した、あの人ね?」
「そうそう。それなのに裏切られちゃうんだよ」
「あー、ここ!ここまできてる。あーん出ちゃう、出ちゃう、出ちゃいそう!」
「いや・・・その言い方さ・・・。まあいいや。もう、答え言っていい?」
「うん、イッて、イッて。ガマンできない。イッて!」
「あの・・・もう少し、小声で頼んます・・・」


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このストーリーに関するコメント

15/02/22 海見みみみ

拝読させていただきました。
絶妙なテンポで繰り広げられる会話劇。
かなりギリギリを攻めている印象でした笑
結局答えがなんだったのか、非常に気になります。

15/02/22 メラ

海見みみみさんコメントありがとうございます。
そうでしたね、これでは答えが分かりませんね。
答えは「浅井長政」です。そんなにメジャーな大名じゃないかな?
ギリギリを攻めている――。仰るとおり。自分でもよくこんなネタを出したなと思います。勢いでやっちゃいました。

15/02/22 石蕗亮

加藤鷹で吹きました!
あ、拝読いたしました。
歴女なのか戦国BASARAファンなのか、色々つっこみ所満載でした。
松永弾正や電光石火などホント笑えました。
オチまで楽しめました!

15/02/23 メラ

石蕗亮さん、コメントありがとうございます。
いやー、ウケていただいて嬉しいです。自分でも読み返して笑えます。よくこんなアホな、しかも下ネタな話しかけたなと。
この「会話だけ小説」シリーズは、私の個人的お気に入りです。

15/02/23 j d sh n g y

そのオチでくるとは(笑) でも楽しく拝読させていただきました

15/02/23 メラ

jbshngyさん、コメントありがとうございます。ところでこれ、なんて読むのかな・・・。
そうです。こんなオチです。ちょっと下ネタですが・・・。まあ、たまにいいかなって。

15/02/24 泡沫恋歌

メラ 様、拝読しました。

答えは「浅井長政(あざい ながまさ)」ですね。
負けちゃって、自害した人だけど「湖国の王者」とも呼ばれたらしいよ。

妻お市が生んだ、美人三姉妹は日本の歴史を変えた女性たちです。

15/02/25 草愛やし美

メラさん、拝読しました。

会話だけの作品。面白いなあ、どっかのスタバで聞こえてきそうな若者の会話、きっと、二人は歴男、歴女でしょうか? 歴史好きなら、喉まででてきて忘れるはないかあ、とか、一人で想像してニヤニヤしています。

まるで、漫才の台本のようにトントンと進み気持ち良いテンポで一気読みしました。上のコメントを見て彼の「加藤鷹」検索しました、そこでまたぞろ、納得して笑えました。きっと相方ならよく知っているかもですね、今度聞いてみようっとヽ( ´∇`)ノ

15/02/25 メラ

恋歌さん、草藍さん、コメントありがとうございます。

え?浅井長政って「アザイ」と読むんですね!ウィキってみたらびっくり。けっこう歴史好きですが「ずっと「アサイ」だと思ってました。

会話だけ小説。これを書くこと自体、ひそかなストレス発散。一人で書いて、一人でウケてます。一緒に楽しんでいただいて何より。
いつかこのシリーズ、関西弁のキャラクターもやってみたい。

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