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空白のページ

14/03/22 コンテスト(テーマ): 第二十七回 【 自由投稿スペース 】  コメント:2件 リードマン 閲覧数:868

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 いつものネット遊びの途中、突如出現したこの英文。・・・なんだか、カッコいい、ただこれだけのきっかけから、今日も元気に駄文(本人は傑作のつもり)を作成しようと私は張り切ってキーボードを叩き始めた。

 それはそう、まさしく、ナニカの空白を埋めようとするかのように。

 タイピングは演奏だと思う。この音が聴きたくて自分は文章を書いてるんじゃないかと思うのだ。

 ネズミの通称を好む友人はとうとうそこまで堕ちてしまったのかと苦笑するここ最近。

 私、西田恭介は、とてもハイに成り易い性質である。
 
 これまでも何回か積み上げてきたトラウマの例に倣い、私は脳内麻薬の以上分泌のせいで暴走し、婚約者も仕事も、自ら振り払ってしまったのである。

 クソウ! 折角順調だったのに!  

 これが私の決まり文句である。簡単に言ってしまえば調子に乗りやすいだけの、リズムやビートをこよなく愛する破綻者なのである。酒や薬がなくても、まるでそれらに関わる失敗談のような事柄をノリノリでやってしまうのが私という男子なのだ。

 カタカタ、バシバシと、自らのタイピングによる演奏でトリップしながら文章を書く変質者でもある。

 うん。どうにか株を上げたいけど、下がりっぱなしだ(笑)

 だからまぁ、せっかく乗っているこのテンションから降りる事なく、まだタンタンと、愚痴(言っちゃった)を溢す事にしよう。馬鹿な男の失敗談だと思って、笑って頂ければこれ幸いである。

 二桁まで数えた幼馴染(しかもその殆んどがガールフレンド!)を全て自分の過失によって失う所から、私の失いモノ語りは始まる。
 
 中学までの時点ではそこそこ高い学力を誇っていた私は、これまた調子に乗って、自らの偏差値ギリギリの高校に入学し、何を血迷ったのか、大の苦手である理系クラス(ほぼ男しかおらん)を選択してしまった為、学業でも恋愛においても苦しいハイスクールライフを送る事になってしまうのだが、それでもあった、まるで恋愛小説のようなときめくいくつかのチャンスを、これまた自らの過失によって失ってしまったのだ。うん、いつもの事(苦笑)
 
 失恋(?)経験の多さなら誰にも負けないと自負している!(涙)

 進学も就職も諦め、卒業後フリーターになった私は、一年の武者修行の後、大好きな物語の主人公と同じ職業、すなわちファミレスのウェイターへと転職し、これまた恋物語を演じる(まさしく演じる)事になる。
 
 結果だけお伝えしてしまえば、あやうく、先輩の彼女を寝取りかけ、本命の彼女は略奪愛成就ならずというスレッスレの顛末であった。

 こんな具合に、学生を辞めてからも、私という人間はまるで変化が無かったのである。
 
 目標成就の為には全く手段を選ばずに(結構エグイ事も平気でしている)、しかもその全てが例外なく暴走して自爆のルーチンワーク。環境や相手を何度変えても、いつでも終わりのサマだけは視えているのだ。

 自分の人生を嘆くよりも先に、彼方此方に謝罪に行かなければならない程の迷惑者、トラブル大量発生機。動かしがたい自らの実態という現実が重く私に圧し掛かる、そんな日々を送ってきたのだ。

 だというのに、私ときたら、生涯青春の楽しい人生だと誇っている(始末に終えない中二病、ダウンではなくアップの方)ときている。

 私があらゆる事柄に対して抱く感情、それは、“感謝”の一言に尽きるのである。

 私はこれまで、沢山の方々に迷惑を掛けて来たし、きっとこれからも沢山の方々に迷惑を掛けるだろう、けれどだからこそ、私の人生は充実していると言い切れるのだ。

 我が人生の最終目標(なんの事はない、それは、単なる、ハッピーエンド)に向けて、これからも、積極的に暴走し続けようと思う。

 最後に、私の人生に影響した(またはするだろう)全ての人物、事柄に対して、言っておきたい言葉がある。

 “本当にありがとう、これからも、よろしくね”

 私の人生に、空白など在り得ない。



 


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このストーリーに関するコメント

14/03/22 笹峰霧子

リードマンさま

ご自身のことが書かれてあるかのような作品に、親近感をもって読ませていただきました。
前半のキーボードを打つ箇所……、私もパソコンを始めた頃同じような感覚になっていました。タイピングが楽しくてしようがなく、毎日意味もなくメールを書いたりして……。

主人公の気持が上昇志向で終わっているのはほっとします。

14/03/22 リードマン

>笹峰霧子さま

感想ありがとうございます。タイピング楽しいですよね。明るい事、前向きである事を、私は私の物語の主人公達に求めがちなのです(笑)

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