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てんとう虫さん

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君は、憧れという名の・・

13/08/22 コンテスト(テーマ):第三十八回 時空モノガタリ文学賞【 ライバル 】 コメント:0件 てんとう虫 閲覧数:1107

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 如月雅美という男の男子学生の友人がいる。名は体を表すというが彼もそういう人種だ。僕が彼と仲良くなることが出来たのは佐東寛奈という少し変った名前のおかげだ。むこうから声をかけられたのだ。「佐東君寛奈なんて変った名前だね。でもいい名前だ。」楽しげに笑いかけられたのだ。「如月くんも雅美ってすごいよね。みやびというのかな。綺麗だし君に似合いだね。」照れもせずよく人の多い所でよく言えたものだと今にしても思う。それくらい似合いの名前だったのだ。桜の花が桜と呼ばれておかしくないように。「嬉しいね、すごい褒め言葉だよ。ありがとう寛奈。友達になってくれるね。」と微笑されたあの入学式の後のクラスごとに教師に呼ばれた後彼と同じクラスになりそう雅美に握手された時に女子生徒からひどく羨ましげな視線を感じた。あれから雅美目当ての女子に名前を知られたが忘れたい過去だ。それと僕は気にされないが雅美は頭も良くクラスに1人2人はいるがり勉タイプに嫌われていた。勉強以外はあまり興味がなく雅美を好ましく思っていないようだけど。一方の雅美はきにしていないようで今枝にもにこやかに笑いかけ「なあ今枝これどうすればいいのかなと。」プリントなど他のクラスメ−トに泣きつかれると助けを求める。それには今枝も気分が良いようで気安く教えて解き方を説明してくれ生徒たちは彼に賞賛を送る。正直雅美にも解けるはずではと感じるときもある。でもかれは自分は目立つことはせずに相手をたて大切にしていた。そんな彼は好ましい人だ。たまに変な奴もいる.雅美と同じ文具を持ちたがるのだ。たとえば雅美がアディダス白い運動靴を買えばその次の週には同じ商品を履いてきた。スト−カ−のようなやつである。まあそれくらいなら嫌だけど気にしなければいいが。僕に付きまといだしたのだ。それは平凡な僕が雅美の友達でいるのが嫌だというのだ。「何のとりえもない君に友達でいるのはおかしいというのだ。もう自分こそおかしいじゃないかと怒鳴り言いたくなるがグッと我慢した。「じゃあ誰ならふさわしいの?まさか君とか・・。」とみつめてやる。「如月君を分かる本当の理解者じゃないと駄目だよ。」とうっとりしている。もう付き合えないと思い立ち上がると「悪いね寛奈。伊佐木今まで黙っていたけど俺は君のようなバカは嫌いだ。なにぼくのことで寛奈に言いがかりつけるのさ。僕が友達でいたいと頼んだ奴なのに。」と刺すような視線にヒイと震えた。愛しの雅美に嫌われたら哀しいよなとつい同情していたが。伊佐木はどこまでも伊佐木で。僕を睨んできた。「僕を傷つけるために如月君を呼び出すなんてなんて卑怯なんだ。」と悪人はあくまでも僕。伊佐木に怒る気にもなれず呆れていた。頭の中では伊佐木には如月雅美は尊敬する人でアイドルの様な存在で僕はそんな彼についてる何かに見えてるのだろう。「もういいよ帰ろう。伊佐木お前のしていることスト−カ―だよ。あんまりひどいと親と教師に言うよ。」と雅美が哀しげな眼になる。「如月さんが僕のこと。気をつけます。」と涙目になる。「・・・・。「・・・」彼には届いてないことが分かる。2人でカバンを手に校庭まで出てくると「ごめんな。嫌な思いさせて。」と悪そうに見てきた。「ううん、雅美も気苦労だよな。あいつ怖すぎ。」お化け屋敷に行かなくても涼めてしまえていいのかな。と呑気に思う。「あいつにライバルみたいに感じているといわれて怖くてさ。」と夕焼けに染まる空に目をやる。雅美は優しい。たぶん親にも教師にも教えないと分る。「ライバルね、自分で思うくらいなら大丈夫だけどまた人に迷惑かけないかな。」それがあるから気になる。自身で体験した怖さが蘇える。「雅美気をつけなよ、あれ恋愛じゃないよね。夜道と伊佐木には気をつけようだね。」と苦笑すると雅美は青くなる。「やめてよ、考えただろうが・・。」と嫌な顔になる。「その時は僕は寛奈がいるから駄目と断るよ。」と綺麗に笑う。「やめてよ、本気にされてぼくが刺されるでしょうか。」憧れの君は意地が悪いと僕はそう思うのだ、本当に。


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