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ミコト・スカーレットさん

性別 女性
将来の夢
座右の銘 我が天に背こうとも天が我に背くことは許さん

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いつもそう・・

13/08/19 コンテスト(テーマ):第三十八回 時空モノガタリ文学賞【 ライバル 】 コメント:0件 ミコト・スカーレット 閲覧数:1144

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「ちょっと早く生まれただけ」

私は 小春真希(こはるまき)
金髪に染めていて目はカラコンで赤をしている
背は小さくロングヘアー
そして私には双子のおねえちゃん・・小春美希(こはるみき)がいる
おねえちゃんは黒い髪でいつも青いリボンでツインテールをしている
こういう趣味は双子でも違うのだ
いつもおねえちゃんとは同じ人を好きになる
そしていつも私のほうが振られる
いつもそう・・
だけどこの高校生の春
私にはこの無限ループを終わらせるんじゃないかって言うときが来た
同じクラスになった 大森雅和(おおもりまさかず)くん
ちょっと影は暗くメガネをかけた草食系男子だ
だけど私にはそれが美しく見えた
私は入学式の日に告白された

「あう〜おねえちゃんに劣ってた私がついに告白された〜」

「もうそれ帰ってから100回以上聞いたわよ・・それより付き合うなら気をつけなさいよ」

おねえちゃんはいつも優しかった
負けてしまうけどいつも慰めてくれたのだ

「分かってるよ・・ねぇお姉ちゃんも私に彼氏できたら嬉しいよね!」

「嬉しいわよ・・でも騙されないか心配でもあるかな・・なんかあったら相談すんのよ?」

私にとっては喧嘩もするけど一番大好きなおねえちゃん
いつも恋敵のライバルでもちゃんとお互い思いやっている

「真希ちゃん・・おまたせ・・待った?」

っと雅和が校門に走ってくる
だがそこに真希の姉が通りかかる

「あら真希?この人が大森くん?私は真希の姉の美希です・・妹をよろしくね」

っとふふっと笑う
これはきっと応援と安心の微笑みだと思った・・

付き合ったそろそろ一年が経とうとしていた頃事件は起きた

「真希ちゃん・・僕と別れよう・・そのね・・美希ちゃんに告白されてさ・・」

そう・・それはあまりに酷い現実だった
真希は縋るように抱きつく
またライバルであるおねえちゃんに負けちゃう・・
嫌・・・

「雅和・・考え直して・・ね?」

だがそれは無駄だと解っていた・・私は姉をライバル視しているが姉は私をライバルどころかそこらへんの蟻にくらいしか思ってないだろう
姉という大きな壁・・
このライバルを私は一生倒すことはできないだろう・・
そう認識すると私の目からはボロボロと大粒の雨が降っていた
なんで運命は私にこんな大きなライバルを与えたのだろうか・・
運命でも神でもいいから答えて欲しかった
もう届かぬ私の心の声に・・・


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