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こぐまじゅんこさん

詩を書いたり童話を書いたりしている主婦です。 みなさん、よろしくお願いします。 MyISBN−デザインエッグ社さんから、絵本「おしえて!ねこばあちゃん」を出版しました。 アマゾンでも取り扱っていますので、よかったら みてくださいね。 ブログ「こぐまのノート」も書いています。

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将来の夢 自分の書いた童話を孫に読んで聞かせたいです。
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コンすけくんと神様

13/03/17 コンテスト(テーマ):第三回 【 自由投稿スペース 】 コメント:2件 こぐまじゅんこ 閲覧数:1483

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 きつねのコンすけくんのおうちは、森の中の、とんがり屋根のおうちです。
 今日は、おかあさんに、森のはずれのにわとりのコッコさんの家に行って玉子を買って
くるようにたのまれました。

 コンすけくんは、はりきって家をでると、かけて行きました。コッコさんに玉子をもらうと、急いで帰っていました。

 途中で、布に包まれた四角い箱が、道端の切り株の上に置いてありました。
「なんだろう。」
コンすけくんは、鼻を近づけてみました。

 すると、あまからいおいしそうな匂いがしました。布をとってあけてみようかな、と思ったけど、ぐっとがまんしました。

 あたりをキョロキョロみまわすと、神社がありました。コンすけくんに、そっくりな人形がたっています。

「あれれ?なんだろう。」
と思っていると、人間の女の子が、切り株の上の四角い箱をみつけて、
「あった、あった。ひと休みしたとき、わすれておきっぱなしにしちゃったんだ。」
と言って大事そうに抱えて神社にやってきました。

 神社のかげで、ようすをみていたコンすけくんには、気づかないまま、女の子は、
「うちのお店を、どんどんはやらせてください。お願いします。」

と、四角い箱をおいて、コンすけくんにそっくりの人形に手をあわせています。

 女の子が目をつぶって、手をあわせている間、コンすけくんは、がまんできずに、
四角い箱の中身をみてしまいました。

 なんと、中には、コンすけくんの大好きな いなりずし が入っていました。

 コンすけくんは、つい食べてしまいました。

 食べた後、コンすけくんは、(しまった!)と思いました。
コンすけくんは、悪いことをしたなぁ・・・と思ったので、コッコさんで買ってきた玉子を一個、箱に入れておきました。

 長い間、目をつぶって手をあわせていた女の子は、箱のふたがずれていることに気づきました。

 箱をあけてみると、いなりずしの代わりに玉子がひとつ入っていました。

「うわぁい。神様が、玉子をくれた!願い事もかなえてくれるかなぁ・・・。」
と言って、とても喜んで帰って行きました。

 コンすけくんは、(神様ってなんだろう?)と思ったけど、
「よかった。」
と、つぶやいて、帰って行きました。


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このストーリーに関するコメント

13/03/18 泡沫恋歌

こぐまじゅんこ 様。

とっても可愛いお話ですね。
稲荷ずしの代りに玉子のお返し、きっと驚いたことでしょうね。

楽しく拝読しました(○^o^○)ニコッ♪

13/03/18 こぐまじゅんこ

泡沫恋歌さま。

コメント、ありがとうございます。
森の仲間たちのお話、いろいろ考えていきたいです。

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