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田中フラミンゴ太郎さん

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グレープフルーツ

18/01/07 コンテスト(テーマ):第151回 時空モノガタリ文学賞 【 あばずれ 】 コメント:1件 田中フラミンゴ太郎 閲覧数:76

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医者のもとに一人の女がたずねてくる。
「先生、私、おっぱいが三つになっちゃったんです」
「ふうむ、あなたは不思議な人だ」
「なおりますか?」
「まかせてください」
女が胸をはだける。二つのたおやかな乳房のあいだで、おおきなグレープフルーツがゆれている。
「おや、これはグレープフルーツですね」
「そうでしょうか」
「間違いありません。いま、とってあげましょう。ほら、とれた」
「あなたはそれをどうするつもりですか?」
「あなたにお返ししますとも。それとも、なにか、べつのことに使ってほしいのですか?」
「……」
「どうしてほしいのかってきいてんだあ!」
医者が腕をふる。ビューン、って、グレープフルーツが空のかなたに消えうせる。
「あなたはひどい人です」といって、泣きながら女は立ち去る。


医者のもとに三人の女がたずねてくる。
「なんですかあなたたちは」と医者。
三人の女、声をあわせて、「おっぱいがふえてしまったんです」
ポンポンポンと服が脱ぎ捨てられる。
「ほら」「ほら」「ほら」
六つの乳房、そして三つのグレープフルーツが医者の前にずいとつき出される。
医者、おそるおそる手を伸ばし、左はしの女のグレープフルーツをちぎる。
ボン!
なんと、女はたちまちタヌキになる。
「タヌキに化かされたんだあ!」といって医者、逃げ出す。
ボン!
ボン!
とのこりの二人もすぐさまタヌキだ。
三びきのタヌキ、手をとりあって声をかさねて、タヌキの歌を歌いだす。
「タンタンタヌキの金たまは〜〜〜〜〜
 ちょっとやそっとじゃつぶれない〜〜
 タンタンタヌキの金たまは〜〜〜〜〜
 ウルトラミラクルデラックス〜〜〜〜」


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このストーリーに関するコメント

18/01/13 凸山▲

拝読しました。
衝撃的な展開でした。テーマとの関連がわかりませんでした。タヌキの手ってどこなんでしょう?

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