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t-99さん

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悪魔のささやき〜黒猫〜

17/11/11 コンテスト(テーマ):第147回 時空モノガタリ文学賞 【 迷い 】 コメント:0件 t-99 閲覧数:54

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中学二年の夏、黒い猫を埋めた。
車にひかれて、路上で倒れていた、
黒猫はにゃー、と最後に悲しく鳴いた。

その夜、枕元に悪魔が現れた。
ひとつだけ、願いを叶えるにゃー、
どんな願いも叶えるにゃー、と鳴いた。

あの都市伝説は嘘ではなかった。
埋葬した猫が悪魔となって蘇える、
僕はどんな願い言うか迷ってしまった。

世界平和、飢餓撲滅、明鏡止水、則天去私
初心貫徹、有言実行、不撓不屈、臥薪嘗胆、
森羅万象、輪廻転生、英雄伝説、異世界へ。

迷ったけれど、答えがだせない。
悪魔が寂しい目をして泣いていた、
悪魔さんあなたの願いを叶えましょう。

悪魔が笑って、そっと首をふる。
優しいあなたの願い叶えるにゃー、
仕方がないで僕は願いをひとつ言った。

翌日、僕の教室に転校生が来た。
隣の席に座った彼女がささやいた、
とても素敵な願いを、ありがとにゃー。 



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