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ちりょう なひろさん

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一寸先の闇

17/11/02 コンテスト(テーマ):第147回 時空モノガタリ文学賞 【 迷い 】 コメント:0件 ちりょう なひろ 閲覧数:418

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 20代後半に突如として襲う漠然とした不安は5・6才にふいに訪れた感情に似ていた。あの頃は生き物としての理や死とか老いが分からずに感じられたものだった。20代後半のそれは漠然とした未来から襲うもので。その実、どちらも一緒だった。
 ベットの中、何者にもなれてはいない、なんの将来設計もなされていない俺を襲うそいつに呻き声も上げられず、どうしようもないやるせなさに心は踏み躙られた。
 このままじゃいけないと思うのは俺に驕りがあったからだろうか?
 結局は5・6才の頃から俺は何一つとして変わっちゃいない。死に対しての表層にある概念を知ったところで理解できないのとそれは同様に。
 なにも分からない。分からないことだらけだった。それを一つ一つ理解する、時には失敗から学ぶことも多々あるだろうが、それらを学ぶことが人生だというのなら、その厖大さに吐き気を催すのは若気の至りなのだろうか?


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