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土佐 千里さん

とさちさとです♪田舎でのんびり過ごしています^^

性別 女性
将来の夢 安定した老後をおくること
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誕生日

17/10/17 コンテスト(テーマ):第145回 時空モノガタリ文学賞 【 財布 】 コメント:3件 土佐 千里 閲覧数:117

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彼と付き合うようになって一年。
最初、私は彼には興味がなかった。
服装もだらしなく、洗濯もしない、定職もつかず、歯医者にもいかない、夜は安いカップ麺か豆腐の独り暮し、傘は無くしてばっかり、貯金ができない。誰が見てもダメ男である。
しかし、忘年会の鍋パーティーの帰り、彼と二人きりになり、家まで送ってくれた彼。
寒いからといって、コンビニでおでんを買ってくれる優しさ…いつもだらしない彼だけどこんな優しさがあるのね。冬の寒さが一段と彼の優しさを強調する。
私は今までダメ男としか思っていなかったが、気配りにきゅんとし、コンビニで支払ってくれた彼の隅々まで見渡した。すると彼の財布もくたばりかけていて、だらしない財布だった。
そういえば、もうすぐ彼の誕生日がある。
母性本能をくすぐられた私は、彼に財布をプレゼントすることにした。
デパートでいろいろ財布を見てまわった。
「へそくり財布」
という財布が目にとまった。
この財布には、お札を入れる場所にさらに内ポケットがついている。これだ、と思いへそくり財布を買うことにした。
家に帰り、このへそくり財布に仕掛けをすることにした。
彼は気づくかな、私からのサプライズ。
へそくり財布の内ポケットにクオカードとメッセージカードを忍ばせた。メッセージカードには「見つかっちゃった♡好きです、つきあってください」と書いていた。
誕生日当日。
彼にプレゼントした。
彼はニコッと笑い、とても喜んでいた。
私からのメッセージは気づかないまま、彼と付き合うことになった。
それから3年の月日がたった今、彼は私の旦那となった。
そっと財布を見たけれど、まだ、私のメッセージは気づかれないまま…
今では、私があげる前の財布のような姿になっているへそくり財布。
彼はもったいないといって、革が剥げた財布をさらに革を剥いで使っている。
妻としては恥ずかしいが、彼が気づくまで、このままにしておこうと思う。
このへそくりポケットに、毎年本当のへそくりを貯めようかしら…。
たぶん、一生気づかないかもしれない…


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このストーリーに関するコメント

17/10/17 土佐 千里

すみません、今日から始めましたが間違えて同じ作品を三回も投稿してしまいました…使い方がよくわからなくすみませんが、ダブっている作品を消すことはできますか!?

17/10/18 葵 ひとみ

はじめまして(^▽^*)土佐千里さま。よくある質問から、御自分が御登録されているメアドから時空モノガタリ文学賞運営事務局へメールで削除要請をすると数日で削除して頂くことができると思いますよ。ボタンを連投しないのが秘訣です。私も最初はよく同じミスをしていました(@@;)

17/10/18 土佐 千里

はじめまして、葵ひとみさま。お忙しいなかご回答いただきましてありがとうございます。自分ではやはり削除できないんですね!!さっそく、申請を出させていただきます。ご丁寧にありがとうございました。

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