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葵 ひとみさん

「フーコー「短編小説」傑作選8」にて、 「聖女の微笑み」が出版社採用で、出版経験があります。 第114回 時空モノガタリ文学賞 【 パピプペポ 】最終選考を頂きました。 第116回 時空モノガタリ文学賞 【 裏切り 】最終選考を頂きました。 心からありがとうございます。 感想、心からお待ちしています^▽^ Twitter @Aoy_Hitomi

性別 男性
将来の夢 毎日を明るく楽しく穏やかにおくります。
座右の銘 白鳥の湖、努力ゆえの優雅さ――。

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究極の100円デート計画

17/10/09 コンテスト(テーマ):第146回 時空モノガタリ文学賞 【 デート 】 コメント:2件 葵 ひとみ 閲覧数:196

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 会社員のサトシは休日にフラリと用もなく手ぶらで入った100均セリエの中で考えていた。

サトシには付き合って5年目の彼女サトコがいる、同じ会社の社内恋愛だ。
しかしサトシは薄々サトコが恋愛の倦怠期に入っていることに気がついている、
5年も付き合えばほとんどのデートコースは制覇してしまうことが理由の一つだ。
男としてはここで何か捻ったアイデアのデートコースをださないと……

その時、多彩な100均の商品を眺めながらサトシは素晴らしいアイデアを思いついた。

その名も、究極の100円デート計画!!

すべてのイベントを100円以内で楽しむデート計画だ。
ゆくゆくはサトコに求婚する気持ちでいるサトシとしては家計が厳しい時がかりにあっても、
それを笑顔で乗り切れられるサトシのサバイバル能力もサトコに示すことができるに違いない。


最初はサニーデーコーヒーで待ち合わせ。

商業ベースに乗らないようなパナマ・ドンパチ・ゲイシャ・コーヒーを100円で試し飲みをする、
そして馥郁たる香りに包まれる二人。

季節は秋なので栗拾いも栗山を持っている方と交渉して100円で楽しむことができるに違いない。

100円で心身ともにポカポカ暖まる足湯温泉、栗拾いで疲れた足をここで癒やす。

岡山サッポロワイナリーではワインのシャトーのような工場見学と美味しい白ワイン
マスカット・アレキサンドリアのテイスティングが100円でできる、とっても粋なアペリティフ。

サトシもサトコも信者ではないが、
デートの日をローマ・カトリック教会の聖人の祝日にあわせれば、
100円の寄付金で豪華なビュッフェもご馳走になれる。
おまけに将来の結婚式場になるかもしれないチャペルの見学もできる。


締めて、ワンコインなり。


そんなアイデアを忘れないように夢中になって100均のペンでノートに、
緻密に書き走っていたら100均の女性店長さんに事務室に連れていかれて怒られた。



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このストーリーに関するコメント

17/11/06 霜月秋介

葵 ひとみ様、拝読しました。

最後のオチに笑いました(笑)
デートもお金をかければいいものではありませんよね。たとえ安くても、自分も相手も楽しく満たされてこそ!ですね。

17/11/09 葵 ひとみ

霜月秋介様

御拝読ありがとうございます(^▽^*)

>最後のオチに笑いました(笑)

私は最後のオチに弱いみたいなので心から嬉しいです。ありがとうございます(^▽^*)

>デートもお金をかければいいものではありませんよね。たとえ安くても、自分も相手も楽しく満たされてこそ!ですね。

はい、その通りだと思います(^▽^*)心からありがとうございます(^▽^*)

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