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笹峰霧子さん

今年は投稿できるテーマがあればいいな。

性別 女性
将来の夢 認知症にならず最後まで自分で歩けること
座右の銘 自分の意思は伝える 物腰は丁寧に

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財布の中身

17/09/26 コンテスト(テーマ):第145回 時空モノガタリ文学賞 【 財布 】 コメント:0件 笹峰霧子 閲覧数:154

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小物を買うのが好きでその一つに財布も入っている。
今持っている財布を眺めているとそれを購入した場所や当時の思い出がついてくる。
かなり使って傷跡のあるものやまだ真新しいのもある。

県庁のある松山市に行った時ちりめんの店に立ち寄ったことがある。
縮緬で作られた小物が色々あったが、その中から三つ折りの財布を買った。
縮緬の柄はすべてと言って良いほど和柄で華やかな色使いである。
使い勝手はともかくその柄の可愛らしさに負けたという感じで買ってしまった。
暫く使ってはみたもののすぐに飽きて、今は思い出と一緒に大事に仕舞っている。

キャビネットの引き出しには小銭入れもいくつか入れてある。
どれも捨てがたいので使わなくてもきちんと保管している。
財布はバッグや小袋ほどの数ではないが、これからどこかへ旅行したとき
小物の店やデパートに入って財布のコーナーを見て回り買うこともあるだろう。

一年ほど前から面白いことに、財布の中身を点検する癖がついた。
毎日お金それぞれの数を決めて入れるというもの。
万札をX枚、千円札をX枚、コインは100円玉を8個、10円玉も8個、5円玉と50円玉は2個ずつ、一円玉は5個ぐらい。
こうして決めておくととても便利で、万札を出すとき以外はおつりが要らないようにして支払いをする。

こんなことをし始めた理由は、一円玉と五円玉が溜まってどうしようもなくなったからだ。
こうして毎日一円玉と五円玉を二個ずつ財布に入れるようにしてから何カ月か経った時、とうとう使い切ることができたのだ。
まさに塵も積もれば山となるの逆バージョンである。
なるほど少しずつでも外に出してやれば終りが来るものだと新しい発見をしたわけだ。

以前大きながま口に一円玉を満杯に詰めて、両替しようと車に置いたまま車検に出したら、車が戻ってきたときそのがま口が無くなっていた。
一円だと馬鹿にしていたのが悪かった、きっとかなりの金額だっただろうなと思う。
一円玉を入れていた手作りの皮染めのバッグももったいないことをした。

コインに500円玉が入れてないのはどうしてかというと、それは500円玉を集めているからだ。
おつりなどで500円玉をもらう度に別の袋に入れていたら少しずつ溜まってきた。
一万円、つまり20個溜まった頃溜めるのが楽しみになった。
暫くして2万円溜まった。先日最後の500円玉を入れて3万円になった。
三万円だとかなり大金のような気になる。
これを続けていたらいくらまで溜まるだろう。
持つのに重たすぎるほど溜まったらどうしよう。
今のところ別袋に一個の500円玉を入れて再び溜め始めている。


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