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AI上司(エッセイ)

17/08/29 コンテスト(テーマ):第142回 時空モノガタリ文学賞 【 上司 】 コメント:0件 ワタナベ 閲覧数:124

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 お前は、今日から配置換えだ――そう告げる上司がヒトでなくAIだったら?。私は、複雑です。管理職がAIに代替される未来が昨今、ニュースで取り上げられてますが、管理職たる上司がAIでいいなら、上司の上司もAIでいい。つまり、社長もAIでいいことになります。
 そうなると資本主義社会においては、人間は株主と社員しか残らず、両者がダイレクトに繋がり、株価のように個人も数値化され、フラットでフェアに才能のみが評価される未来が来る気がします。
 最近、話題になったVALU(個人が株式会社のように株を発行して資金調達できるマーケット。個人が“株式上場”できるネット上のサービスで自分を株式に見立てて上場し、市場で取引させる。自らのVALUを発行するだけでなく、市場で売買されるVALUを買ったり売ったりして投資家として利益を狙うことも可能――ハーバービジネスオンライン8/15より)を読んで、それを強く感じました。
 それは、どんな世界でしょうか。上司の好き嫌いで理不尽に振り回されることがない、究極の実力主義たる理想郷――そう考える人もいると思います。
 ただその一方、才能というのは物凄く無慈悲です。努力が報われるとは、限らない厳しい世界、リスクをすべて一身に受け止めなければならない世界が到来したとき、自分は頼りになる存在たる上司がいないことに不安を感じると思います。
 いずれ管理職(上司)は、AIに取って変られる。その覚悟とそれにより開かれる可能性の両方を意識しながら、今いる上司と付き合っていく時代になってきたのだろうと思います。
 自分のスペックがネットに数値としてさらされる時代に備え、上司という概念がなくなってもやっていくために自分が何が出来て何が出来ないか、得手不得手を心得ることが肝要なのではないでしょうか。
 新しきに備え古きに知恵をもとめるなら、敵を知り己を知れば百戦危うからず――過度に期待し過ぎず警戒し過ぎず、新しい時代に備えたいと思う今日この頃です。


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