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アイトさん

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僕の居場所

17/05/29 コンテスト(テーマ):第136回 時空モノガタリ文学賞 【 音楽 】 コメント:0件 アイト 閲覧数:134

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僕は幼い頃から友達というモノを作った事が無かった。というか、しなかった、必要なかったから。
そもそも、友達とは何なのか、君は言えるかい?言えないでしょ?そんなモノだよ、友達ってのはさ。あ、勿論僕も分からない。
だからかな、僕は学校で居場所が無かった。それのせいでイジメられもした。本当に苦だったよ。でもきっと君には友達が居て、居場所もあって、イジメられもしないでさ、幸せな日常を送っていたのかな?なんか羨ましい気持ちにもなるね。
でもね、こんな僕にもたった一つの居場所と呼べるモノがあるんだよ?
それはね、「音楽」さ!
僕は幼い頃からずっと学校が休みの日には部屋にこもって、一日中ギターを弾いたり、ピアノを弾いたり。時にはドラムを叩いたり。そんな風に過ごしてた。
元はと言えば、父が色んな楽器を演奏していたのを見て、「僕も弾いてみたい」と思うようになり、父に「楽器の弾き方を教えて欲しい」と言ったのが始まりだ。
そして、翌日にはピアノが弾けるようになった。僕自身、こんなにも早く弾けてしまうのかとビックリした。そして、そのまた翌日には、ギターが弾けるようになった。これらの僕の成長ぶりをすぐ側で見てきた父は、僕にこんな事を言ってきた「お前には音楽の才能がある」と。こんな僕にも才能ってモノがあるんだと、初めて気付かされた。
それから僕は、父の所属しているバンドに入った。バンドの人達はとても優しくて、すぐ馴染めた。
嬉しかったんだ、こんな僕を必要としてくれる人がこの世にいるって分かった時。
どうしてだろう、なんでもっと早く気付かなかったのだろう。そしたらもっと早く楽しい時間を過ごせたのに、でも別に良いんだ。だって今が楽しければ問題ない、なんの損もしてないって思うから。
確かに、学校で居場所がなかったのは辛かったし、イジメられるのも辛かった。もうこの世には僕の居場所はないんじゃないかって思うくらいに。けど、今は違う。僕は居場所を見つけられた、そして、本当の自分も見つけられた。
だからね、僕は言いたいんだ。もし今、辛い思いをしている人がいたら、何か夢中になれる物を探して欲しいんだ。そうすればきっと、ほんの少し、辛い思いが消えると思うから。でももし、夢中になれる物が無いのなら、なんか適当に過ごしていればいい。だってさ、すんごい必死になって探したって、それはただの「探した物」にしかならない。
だから、普通に過ごしていれば自然にやりたい事、夢中になれる事が出てくると思うんだ。
現に僕はこうして、「音楽」という所に居場所を見つける事が出来たのだから。
どうか、自分を諦めないで欲しい。例え君が何も出来なくたって、きっと、絶対に誰かが君を必要としている。その誰かは分からないけれど、それもこれからの人生の楽しみという事で。
じゃあ、僕はこれからも何処かで君の事を応援しているよ。だから、君も僕の事を応援してね?絶対だよ?
それじゃあ、またいつかの何処かで。


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