時田直巳さん

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迷子

17/04/07 コンテスト(テーマ):第131回 時空モノガタリ文学賞 【 電車 】 コメント:0件 時田直巳 閲覧数:201

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満員電車に揺られ、僕は渋谷に向かっている、と思っていた。しかし、違ったようだ。まあ、逆から行くのも悪くない、と思いそのまま乗っていた。
人の流れにのって駅に降りる。時計を見た限り、一限に間に合いそうだ。僕は走って大学に向かった。
ここが何処だかわからない。迷ってしまったようだ。走っても、走っても大学に辿りつかない。仕方ない、駅に戻ろう、そう思っても駅に戻る道さえわからなかった。
夏の昼はやはり暑かった。体力が奪われる。もう、限界だった。仕方なく、タクシーを呼んだ。渋谷駅まで、と言うと怪訝な顔をされた。
渋谷駅に着いた。今度こそ、と思い大学に向かう。歩いて向かった。なぜか、周りの景色が見慣れない。そして、大学があった場所は更地になっていた。
僕は、全てを思い出した。
そこに大学があるはずがなかった。
僕は電車に乗って自宅に帰る。家に着く頃には日が暮れていた。心配していたらしい家族に怒られ、彼らが呼んだ警察に謝って、僕の1日は終わった。
次の日僕は、中学校に向かっていた。


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